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加湿が省エネに? ~省エネになる理由&ついでに加湿編~
こんにちは!
北国の暮らしをエネルギーでサポートする北ガスのTagTagです!
乾燥が気になる季節になってきましたね。
風邪やインフルエンザの対策として、ある程度の湿度を保つことが重要、という話をよく耳にします。
これは、湿度が高いと、ウィルスは床や地面に落ちますが、空気が乾燥していると、ウィルスも乾燥して、軽くなり、空気中を舞う時間が長くなってしまうからだそうです。
また、私たちの身体も、乾燥で、のどの粘膜が渇いてしまうと、バリア機能を発揮できずに、感染しやすくなるという面もあるとのこと。
(参考:tenki.jp)
さらに一方で、加湿は省エネにつながることもご存知でしたか?
加湿は、体調管理と省エネの面で一石二鳥なんです!今回、次回と2回に分けて「加湿」についてお伝えいたします。
温度と湿度の関係
下の図は、室内において一般的に快適と感じる空気環境を温度と湿度の関係において示したものです。
カビやインフルエンザウイルス、ダニ等が発生・増殖する温湿度は、図のような人が快適と感じる温湿度の範囲と異なるため、快適さを追求することは健康な生活にもつながります。
人は、湿度が高い時に比較的暖かく感じ、逆に乾燥していると寒く感じる傾向があります。
よって、冬期は湿度をある程度高めることによって、暖房の設定温度を下げても快適な環境を保つことができるということです。
(参考:リフォームLab.)
ついでに加湿!
加湿器をわざわざ買わなくても、「ついで」の方法で室内の湿度を上げることができます。
①洗濯物を干す
定期的にやらなければならない家事の一つである洗濯。
洗濯物の部屋干しを行うことで、蒸発する水分で湿度を高める方法です。
余分な手間なく簡単にできますので、既に実施しているご家庭も多いのではないでしょうか。
最近では部屋干しに適した洗剤も増えてきていますので、ぜひ活用してみてください。
②水を入れたコップを放置する
これも①と同じく蒸発する水分で加湿を行う方法です。
①に比べて効果の出る範囲が狭いため、自分がいる近くを重点的にうるおしたいときに有効です。
喉が渇いたときは、空気が乾いているサインだと思って、もうひとつコップを用意してみましょう。
③床を水拭きする
フローリングを水拭きし、その水分が蒸発することで加湿がされます。
日課になれば、掃除もできておすすめです。
④観葉植物を置く
植物の「蒸散」という作用によって室内に水分が放出されます。
お気に入りの観葉植物を見つけてみましょう!水をあげることを忘れずに。
⑤お風呂の扉を開けっ放しにする
お風呂に入ったあとにしばらく扉をあけておきます。
ずっとそのままにしておくと、浴室付近でのカビ発生の原因となってしまいますので、扇風機などで空気を回すようにしてください。
浴槽に水を張っておくことも効果的です。
(参考:電力・ガス比較サイト「エネチェンジ」)
快適な室内環境のために・・・
快適な室内環境を整えるための最後のポイントは、温度の均質性です。
空気は温かいほど軽く、冷えると重くなる性質を持つため、そのままにしておくと頭と足元では温度差ができて不快感を覚えてしまいます。
サーキュレーター等を用いて、温かい空気を部屋中に循環させることを意識しましょう。
次回は「加湿器」の上手な使い方についてお送りいたします。
今年の冬は温度だけでなく湿度にも注意して、健康で省エネルギーな生活を送りましょう!