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テレビで省エネ節約術!サイズで電気代はどれくらい変わる?
こんにちは!
北国の暮らしをエネルギーでサポートする北ガスのTagTagです。
最近のテレビはどんどん大きなサイズになり、自宅でドラマや映画を見るのもとっても楽しいですよね!
ところで、テレビのサイズと電気代の関係についてはご存知でしょうか?
「テレビが大きいほど電気代もかかるよね?」と漠然と思っている方も多いですよね。
実はテレビのサイズ以外にも電気代へ影響する要素はたくさんあるんです!
今回はテレビにかかる電気代と、テレビの省エネ方法についてお話します。
テレビは意外と電気代がかかる家電
経済産業省資源エネルギー庁の調査によると、テレビは冷蔵庫や照明器具に次いで、家庭の中で3番目に電力を消費する電化製品です。
皆さんが思っているより意外と電力を使っているんですね。
ちなみに、テレビの消費電力は「視聴時の消費電力+待機電力」となります。
テレビのサイズで電気代はどれくらい変わる?
「テレビの型が大きくなるにつれて、かかる電気代も増えています。」
※電気とガスのカンタン比較サイト「エネチェンジ」より
同じ液晶テレビなら、当然ながらテレビのサイズが大きくなるにつれて電気代も大きくなります。
資源エネルギー庁の省エネ性能カタログ2020の統計によると、液晶ワイドテレビの年間消費電力量は下記の通りです。
24V型:年間平均43.7kWh 電気代:約1,181円
32V型:年間平均56.4kWh 電気代:約1,524円
40V型:年間平均82.9kWh 電気代:約2,240円
50V型:年間平均136kWh 電気代:約3,679円
(資源エネルギー庁 省エネ性能カタログ2020年版より。1日当たりの平均視聴時間4.5時間、平均待機時間(電子番組表取得時間を含む)19.5時間、電気代は1kWhあたり27円で計算。)
同じサイズの液晶テレビで2010年の年間消費電力量の平均は、32V型で87kWh、40V型で156kWh。
6年間で30%以上の省エネが実現しています。
視聴時の消費電力が大きく削減されたのはもちろん、待機時の消費電力についても大きく改善し、最近では待機時の消費電力が0.2kWh以下という省エネ性能に優れた商品も登場しています。
解像度によっても電気代は変わる?
近年登場している4Kテレビはどうでしょうか?
4Kテレビとは、現在主流であるフルハイビジョン放送の4倍にもなる約829万画素の高画質放送に対応したテレビです。
とても鮮明で美しい映像を楽しめるのが特徴で、テレビのサイズも50インチ以上の大きなものが多いです。
4Kテレビはフルハイビジョンの2Kテレビと比べても約2~3倍もの電気代がかかると言われています。
単純に50インチのテレビで比較するとその差は年間3,000円以上!
解像度の高い鮮明できれいな映像を楽しめますが、電気代は高くなってしまうと言わざるを得ませんね。
テレビの省エネ&節約方法を紹介
「家庭内でのテレビの消費電力量は大きいもの。節電対策を一つ行うだけでも、かなりエコになるはずです。
テレビを購入する際には省エネ性能の高い製品を選び、使用時には画面・音量の設定に注意をして、つけっぱなしにすることがないように心がけましょう。」
※ガス料金シミュレーションサイト「enepi(エネピ)」より
毎日見ているテレビだからこそ、視聴時間や使い方に少し気を付けるだけでも省エネ効果がありますよ!
もちろん、省エネ性能の高い最新テレビに買い替えるのも良いですね。
テレビでできる省エネ&節電方法をご紹介していきます。
テレビの視聴時間を短くする、見ていないときには消す
見たい番組があるわけでもないのに、なんとなくテレビをつけていませんか?
テレビを見ていないときはテレビの電源をオフ!
この時は主電源から切って、待機電力も削減するようにしましょう。
テレビにつなげているゲームなども、遊び終わったら必ず電源を切りましょうね。
テレビ(32V型液晶テレビ)の視聴時間を1日1時間短縮した場合
→年間で16.79kWhの省エネ 約450円の節約
画面の明るさや音量を適切にする
画面の明るさを抑えると消費電力を抑えることができます。
音量についても、ごくわずかですが効果的ですよ。
必要以上の明るさや大きな音にせず、適切な設定でテレビを視聴しましょう。
設定は一度行うだけで手間も少ないのでぜひすぐにやってみてください!
また、テレビの画面をマメに掃除することで、明るさ設定を下げても見やすさを保つことができますよ。
テレビ(32V型液晶テレビ)の画面輝度を「最大」から「中間」にした場合
→年間で27.10kWhの省エネ 約730円の節約
最新の省エネテレビに買い替える
古いテレビよりも新しいテレビの方が省エネ性能が高いです!
もし10年前のテレビを使っているなら、テレビのサイズが大きくなったとしても思い切って買い替えた方が電気代が抑えられる場合もありますよ。
新しい大きなテレビにして電気代も削減になるなら嬉しいですね!
32V型液晶テレビを2010年型から2019年型に買い替えた場合
→年間で30kWhの省エネ 約810円の節約
2010年型の32V型液晶テレビを、2019年型の40V型液晶テレビに買い替えた場合
→年間で3.2kWhの省エネ 約86.4円の節約
(電気代は全て1kWhあたり27円で計算。)
毎日使うテレビで省エネに取り組もう!
テレビの消費電力とは「視聴時の消費電力+待機時消費電力」。
テレビは思っている以上に電力を消費している家電製品です。
毎日見ているだけに、少し使い方に気を付けるだけでぐっと省エネ&節電をすることができますよ。
消費電力の少ない省エネ性能の高いテレビも続々登場しています!
・テレビの消費電力量は、家庭の中では冷蔵庫、照明に次いで第3位。意外とたくさんの電力を消費する家電です。ただし、最近では高性能な省エネテレビが続々登場し、テレビの消費電力量は年々下がってきています。
・同じ液晶テレビで比較すると、テレビのサイズが大きいほうが消費電力量は大きくなります。また、近年登場した高画質の4Kテレビは、現在主流のフルハイビジョン放送(2Kテレビ)と比べて2~3倍の消費電力がかかると言われています。
・毎日見ているテレビなので、1日の視聴時間を減らす、明るさや音量の設定を変えるなどのちょっとした事から省エネに取り組むことができます。10年以上使っているテレビであれば、最新の省エネテレビに買い替えるのも一つの方法ですね。