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実は省エネな空気清浄機!効果を存分に発揮する方法もご紹介
こんにちは!
北国の暮らしをエネルギーでサポートする北ガスのTagTagです!
花粉症やPM2.5対策などで、今や欠かせない家電となった空気清浄機。
毎日使う家電なので電気代が気になる!という方もいるのでは?
実は、空気清浄機は意外と電気の消費量が少ないんです!
今回は空気清浄機の気になる電気代や省エネになる使い方、効果をしっかり得るための選び方や設置・使用方法などをご紹介します。
空気清浄機が省エネなワケ!買うべきメリットも
空気を浄化する部分に使用されているのは主にフィルターなので、電気の力が必要になるのはファンを回転させるとき位です。
つまり空気洗浄機の消費電力は、想像されているほど高くはないのです。
毎日使う空気清浄機。
「こんなに長時間使っていて電気代はいくらになるの?!」と心配されている方もいるのではないでしょうか。
ご安心ください!
一般的な空気清浄機は空気をフィルターに通して清浄しているので、稼働時に電力を使うのはファンを回して空気の流れを作ることくらい。
空気清浄機は意外と電力を使わない家電なんです。
一般的な空気清浄機(ファン式、適用面積16畳タイプを6〜8畳の部屋で使用)の消費電力は運転モードにもよりますが5~60Wほど。
省エネモードや静音モードだと消費電力は10W以下、強運転でも60W程度です。
1時間あたりの電気代は0.135~1.62円程度。
毎日1日中運転しても、1ヵ月の電気代は約97~1,166円となります。
※電気代は27円/kWhで計算
24時間強運転で毎日使っても1ヶ月の電気代が1,000円程度なんて、思っていたよりもずっと消費電力が小さいのではないでしょうか。
必要に応じて省エネモードを使い分けることで電気代はさらに安くなります。
空気清浄機は花粉症対策やPM2.5対策はもちろんですが、たばこ・ペット・生活臭などの消臭や脱臭、ウィルスなどを除菌して風邪やインフルエンザ予防としてもよく用いられます。いまや、世帯普及率は60%を超えるほど!
ぜひ、おうちに空気清浄機を取り入れて快適に過ごしましょう♪
より省エネになる空気清浄機の選び方とは
花粉やPM2.5などの有害物質対策はもちろん、タバコやゴミなどのニオイ対策にも効果を発揮できる「空気清浄機」。最近ではさまざまなモードが搭載されたモデルがリリースされており、多機能化が進んでいます。
まずは一般的な空気清浄機の仕組みを確認!
空気清浄機は室内の空気を吸気口から吸いこみ、複数のフィルターを通すことで汚れた空気をキレイにして吹出口から排出します。
空気を清浄するためのフィルターは、ゴミを取り除く「プレフィルター」、花粉や細菌を取り除く「集塵フィルター」、臭いを取り除く「脱臭フィルター」の3層構造になっていることが多いです。
汚れた空気を清浄する際には、ファンを回して空気を流しフィルターでろ過する「ファン方式」と、帯電させることでフィルターへ集塵させる「電気式」があります。
省エネな空気清浄機を選ぶためのポイントは、大きく分けて2つ。
・部屋の広さに合った空気清浄機を選ぶ
・期待する効果を得られるフィルター性能の空気清浄機を選ぶ
さまざまなサイズ、性能、機能の空気清浄機がありますが、使いたい部屋の大きさに合わせたものを選ぶのが大前提!
空気清浄機のカタログには「適用床面積」の記載があるので、その数値を確認して選ぶようにしましょう。
目安は適用床面積とされている数字の半分の広さです。
適用床面積が16畳となっているなら、8畳程度の広さの部屋で使うことをおすすめします。
また、近年の空気清浄機ではチリやほこりを清浄するだけではなく、細かなハウスダストや花粉をキャッチしたり、イオンを発生させてウィルスやカビなどを除去したりする効果があるものも。
どんな目的で使用したいのかを絞り、性能もチェックすると良いですね。
空気清浄機の最新機能をご紹介!
最新式の空気清浄機には省エネはもちろんですが、他にもこんな機能があります!
選ぶ際の参考にしてみましょう。
■イオンで除菌機能
高濃度のプラズマイオンを発生させて、ウィルスやカビ、アレルギー物質などを分解。
チリやほこりの除去だけでなく、現代人を悩ませるアレルギーやインフルエンザなどの対策にもなります。
■加湿・除湿機能
空気清浄と同時に加湿や除湿を行ってくれるタイプもあります。
室内の乾燥防止や、梅雨時期のカビ防止、洗濯ものの生乾き臭の防止にも効果が期待できます。
空気清浄機、加湿器、除湿器と家電をそろえなくても、空気清浄機1台で通年使い続けることができますね。
■天井設置型
LEDシーリングライトと一体になったものもあります。
ライトとして天井に設置できるので、部屋に物をあまり置きたくない方や小さいお子さんやペットがいる方にもおすすめ。
■リモート操作機能
無線LANでクラウドのAIに接続できる機能も登場。
スマホやタブレットに専用アプリをダウンロードして、Wi-Fi経由で外出先からも部屋の空気状態を確認、遠隔操作で空気清浄機のスイッチのオン・オフができます。
空気清浄機はどう使うと効果的&省エネ?
空気清浄機の効果的な使い方や設置方法をご紹介します。
設置方法や使用方法を工夫することで、より効果や省エネ性を高めることができます。
空気の動きがある場所へ置く
舞い上がったほこりやチリを効果的に吸い込めるように、空気の動きがある場所へ設置すると良いです。
人が動く部屋の出入り口、窓辺、エアコンの吹き出し口の近くなどが、おすすめの設置場所です。
扇風機やサーキュレーターと併用する
扇風機やサーキュレーターと併用すれば、部屋の空気をしっかり循環させてくれ、空気清浄機がたくさんの空気を吸うことができます。
空気清浄機は床に落ちてしまったホコリや花粉までは吸いこむことができないので、空気を循環させてホコリや花粉を舞い上げ空気清浄機へ吸い込ませる効果もあります。
24時間連続運転する
空気清浄機の吸気力はそう強くはありません。
部屋中の空気をしっかり清浄させるためには、在宅時だけではなく24時間連続で使用するがおすすめです。
フィルターの掃除や交換はこまめに
汚れたフィルターをそのまま使っていたら清浄効果もダウン。
フィルターの掃除はこまめに行い、商品ごとの交換時期の目安を守って高いフィルター性能を維持しましょう。
玄関への設置で花粉やウィルスを持ち込まない
帰宅時に玄関から花粉やウィルスを持ち込んでしまうのも、空気が汚れてしまう一つの原因。
玄関用の空気清浄機を設置しておけば、花粉やウィルスを室内に持ち込んでしまうことを防げます。
空気清浄機の上手な選び方・使い方を知ってさらに省エネ
現代人の生活に欠かせない空気清浄機は意外と省エネな家電!
上手な選び方、設置方法、使い方を知ってさらに効果的&省エネに使いましょう♪
・一般的な空気清浄機はファンを回して空気を吸い込む・排出する部分のみに電気を使っているため、大きな電力を必要としません。1時間あたりの電気代は1.62~0.135円程度(製品や運転モードなどによります)。24時間連続で毎日使用してもそれほど負担にはなりません。
・空気清浄機はファンを回して空気を取り込み、フィルターを通すことで空気を清浄します。より省エネな空気清浄機を選ぶポイントは、部屋の大きさに合ったものを選ぶこと。適用床面積の数値の半分程度の広さの部屋で使用するのがおすすめです。空気清浄機はチリやほこりの除去以外にも、花粉やPM2.5、ハウスダストなどのアレルギー物質、ウィルスなどを除去する機能が付いたものも多いので、目的に合わせてフィルター性能もチェックしましょう。
・加湿・除湿機能、天井設置型、高濃度イオンでのウィルス除去機能、Wi-Fi経由でのリモート操作など、最新の空気清浄機には便利で高性能な機能がたくさんです。
・高い効果を得るためには空気清浄機の設置場所や使い方にもひと工夫。空気をしっかり吸い込めるように広い場所に設置する、扇風機やサーキュレーターで空気の流れを作る、フィルターの掃除や交換をこまめに行うなど、効果的な使い方で省エネにつなげましょう。