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オーブンレンジで省エネできる?電子レンジとの違いや選び方のコツも
こんにちは!
北国の暮らしをエネルギーでサポートする北ガスのTagTagです!
多彩な機能があり、調理の幅が広がるオーブンレンジ。
今回はオーブンレンジの省エネについて解説します。
オーブンレンジの電気代目安や電子レンジとの違い、省エネできるオーブンレンジの使い方や選び方などをご紹介します。
オーブンレンジは省エネなの?電子レンジとの違いは?
オーブンレンジとは、電子レンジとオーブンとが機能的に融合した調理器具を指します。電子レンジのような温めはもちろん、焼くといったオーブンやグリル機能を備えているので、1台あるだけで調理の幅がグッと広がります。
オーブンレンジとは、電子レンジの「温める」機能とオーブンの「焼く」機能の両方の機能を備えた家電です。
その他にも多様な調理機能や便利機能が搭載されていて、バリエーション豊かに料理で活用することができます。
「焼く」機能のオーブンでは、グリル機能を使ってトーストや魚、グラタンを焼いたり、クッキーやケーキを作ったり、スチーム機能を使った蒸し料理やノンフライ機能で油を使わないヘルシーな揚げ物を作ったりも可能です。
たくさんのレパートリーがある方、いろんなレシピに挑戦したいという方におすすめですよ。
オーブンレンジの消費電力は、最大出力が1,000~1,400Wのものが多いです。
平均1,000Wとして計算すると、1時間オーブンを使ったときにかかる電気代は1(kWh)×1(時間)×27(円)で約27円(※電気代は1kWhあたり27円にて計算)。
朝食と夕食で合わせて毎日2時間オーブンを使った場合、1ヶ月の電気代は約1,620円となります。
一方、「温める」機能の電子レンジはマイクロ波を使って食材の内部から温めます。
冷凍食品の解凍やお惣菜の温め、野菜の下ごしらえなど、短時間の利用が中心です。
以前「コンロのガス代と電子レンジの電気代はどっちがおトク?」で電子レンジの電気代を計算した際には、1時間あたり約27円とご紹介しました。
オーブンレンジと電子レンジの1時間あたりの電気代は、ほぼ同じと考えて良いでしょう。
温めが中心で短時間の利用の電子レンジと、じっくり焼き上げるのが目的のオーブンレンジとでは調理内容やかかる時間が違います。
オーブンレンジと電子レンジどちらを選ぶかは「温め中心か、焼く料理が作りたいか」という点になってきますね。
省エネ&節約なオーブンレンジの使い方
省エネ&節約になるオーブンレンジの使い方をご紹介しますね。
余熱を上手に使う
オーブンレンジの加熱が終わった後も、庫内は熱が残っています。
この熱を使って食材のちょっとした温めや下ごしらえをすれば、電気代の節約に。
熱が逃げないよう、扉の開け締めを素早く行うのがコツです。
たとえば長く加熱を要さない野菜は、予熱調理におすすめ!
切った野菜をアルミホイルで包めば予熱でも熱が伝わりやすく、簡単な調味料だけでも美味しいもう一品が完成しますよ。
二段天板で同時調理
天板を2枚セットし、上下の段で同時に調理が可能な機種もあります。
一度にたくさんの量を調理できるので、上はグラタン、下は野菜のグリルなど別々の調理をすることもできます。
以前、電子レンジの省エネや節約についてもご紹介しました。あわせてこちらも参考にしてくださいね。
省エネで便利なオーブンレンジの選び方とは
省エネなオーブンレンジを選びたい方は「省エネラベル」に注目!
年間の消費電力量や電気代の目安、省エネ基準達成率もひと目で確認することができます。
また、オーブンレンジの種類や機能はさまざまですので、こんなポイントにも注目しながら選んでみてはいかがでしょうか。
サイズで選ぶ
1人暮らしの方は20L程度のコンパクトタイプ、家族がいる方は30L~の大容量タイプを選びましょう。
一度にたくさんの調理ができれば調理時間の短縮にもなりますよ。
機能で選ぶ
最新のオーブンレンジには便利な機能がたくさん!
例えば、温め時間を自動設定してくれる自動あたためセンサーにもこんなにいろいろな種類があります。
・重量センサー:食品の重さから温め時間を決める
・温度センサー:庫内の温度を計測して温められたかどうかを判断する
・蒸気センサー:発生した蒸気の量で温められたかどうかを判断する
・赤外線センサー:食品表面の温度を計測して温められたかどうかを判断する
本格的な料理を頻繁にする方は、食品表面の温度から加熱時間を細かく調整してくれる赤外線センサー付きの機種がおすすめ。
火加減を自動かつ適切にセーブすることで、無駄な電力を使わず省エネにも繋がります。
天板のセットできる段数で選ぶ
天板を2枚セットできる2段式は、1段式と比べて一度に倍量を調理可能です。
家族の人数が多い方や、一度にたくさんの料理を行う方などにおすすめです。
お手入れのしやすさで選ぶ
レンジといえばターンテーブルのイメージがありますが、最近はターンテーブルのないフラットタイプも多いです。
パーツが少なく庫内の凹凸もないので掃除がしやすいですよ。
スチーム式オーブンレンジは、タンク掃除の必要もあるので注意しましょう。
省エネ&便利なオーブンレンジで料理上手になろう
温め機能だけでなく、オーブンやグリル、スチームやノンフライ機能などさまざまな機能が搭載されて、料理の幅がぐんと広がるオーブンレンジ。
最新機種では省エネ性や利便性も大幅アップします♪
・オーブンレンジは電子レンジの温め機能に、オーブンやグリルなどの「焼く」機能も備えた調理機器。トーストや魚、グラタンを焼いたり、クッキーやケーキなどのお菓子を作ったり、スチーム機能を使った蒸し料理やノンフライ機能で油を使わない揚げ物なども可能です。
・オーブンレンジの電気代は1時間あたり約27円。電子レンジとそれほど変わりません。
・オーブンレンジは調理後も庫内に熱が残るので、余熱を上手に使って食材を温めたり下ごしらえなどをすれば省エネに。天板が2枚セットできる機種なら、2倍の量を一度に調理することができます。
・オーブンレンジの省エネ性能は省エネラベルをチェック!そのほかサイズや便利機能、お手入れのしやすさなども選ぶポイントのひとつです。頻繁に料理をする方なら、加熱時間を細かく調整してくれる赤外線センサー機能付がおすすめです。