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エアコン掃除を自分でする方法と手順を解説!掃除が必要な理由は?
こんにちは!
北国の暮らしをエネルギーでサポートする北ガスのTagTagです!
これからの季節に欠かせないエアコン。
エアコンは定期的に掃除をしていますか?
エアコンはこまめに掃除をしないと健康や電気代へ悪影響があるんです!
今回は、エアコンの掃除について詳しく解説します。
エアコンを自分で掃除する方法や注意点などもお伝えしますね。
エアコンの掃除をしないと健康被害&電気代アップの可能性が!
掃除をせずにエアコンを使用し続けると、カビが繁殖してアレルギーを起こす原因となってしまうハウスダストがたまり、部屋中にホコリやカビ、嫌なニオイまで舞ってしまいます。お子さんがいるご家庭では、子どもにアレルギー症状が出てしまうかもしれません。
※おそうじ本舗 より
エアコンは部屋の高いところについていますし、内部が見えるわけでもないので「気付けばもうしばらくエアコンの掃除をしていない…」なんて方はいませんか?!
エアコンを掃除しないと、こんな悪影響があるんです!
エアコンの運転効率が下がり、電気代が高くなる可能性が!
フィルターがホコリやゴミで目詰まりすると、送風の力が下がり、エアコンの運転効率がダウン。
必要な暖房・冷房効果を得るためにはより多くの電力が必要となり、電気代が高くなってしまいます。
フィルターの定期的な清掃をするだけで、年間の消費電力を31.95kWhの省エネ、電気代を約860円節約できるという報告もありますよ!(※家庭の省エネ徹底ガイドより)
ホコリやカビを室内にまき散らし、身体に悪い影響が!
エアコンにはフィルターがついていて、ホコリや花粉などをシャットアウトしています。
しかし掃除をしていないと、たまったホコリでフィルターが詰まり、ホコリや花粉を除去しきれずに送風と一緒にホコリを室内へまき散らしてしまいます。
また、エアコン内部の温度と湿度はカビが生えやすい環境です。
掃除をしないことで、内部に発生したカビも室内へ一緒に送られます。
ホコリやカビを吸い込むことで、アレルギーや肺炎などを起こす原因となってしまいます。
定期的にお掃除をしてきれいにすれば快適かつ省エネに過ごせます。
普段の掃除をさぼって一気に行うと、汚れ落としにも時間がかかり労力も大!
こまめに行った方が気持ちよく、無駄な労力をかけずに使えますよ。
では詳しい掃除方法についてご紹介していきますね♪
エアコンの掃除を自分でする方法や手順を解説!
エアコンの掃除は自分でも意外と簡単にできます!
掃除方法や手順をご紹介します。
フィルターの掃除方法
一番汚れがたまりやすいエアコンフィルターは、週に2回程度は掃除したい部分です。
定期的に掃除をしていれば汚れもたまらず、きれいを保てます!
まずはゴム手袋、中性洗剤、掃除機、きれいな雑巾2〜3枚、使わなくなった歯ブラシや柔らかめのブラシを用意します。
【1】 エアコン本体の表面の汚れを拭く
いきなり始めるとホコリが舞う可能性もあるため、まずはゴム手袋をはめてエアコン表面をきれいに!
カバー表面と上の部分の汚れを雑巾で乾拭きしておきます。
【2】フィルターがついた状態でホコリを吸い取る
エアコン本体のカバーを開け、フィルターに掃除機をかけましょう。
フィルターにはホコリがたくさん付着していますので、フィルターを外す前に掃除機で表面のホコリを吸い込んでおきます。
【3】フィルターを外して表面に再び掃除機をかける
ゆっくりと、静かにフィルターを外します。
フィルター表面にホコリがついているので、もう一度掃除機をかけます。
裏からではなく表側から掃除機で吸いこみましょう。
【4】シャワーを使ってフィルターのホコリを洗い流す
フィルターにシャワーをかけて、さらにホコリを洗い流します。
フィルター正面のホコリが目詰まりしないよう、フィルターの裏側から水をかけましょう。
【5】落ちない汚れは中性洗剤で洗う
水で薄めた中性洗剤と使い古した歯ブラシなど、固すぎないブラシで優しく洗います。
【6】水分をふき取り、しっかり乾かしてから戻す
洗ったフィルターは2枚のタオルで挟むように拭き、水分をしっかり拭き取ります。
濡れたまま戻すと、カビの原因になるので注意しましょう。
風の吹き出し口とルーバーの掃除方法
エアコンの風の吹き出し口と、その下で風向きを調節する部品「ルーバー」も自分で掃除ができる部分です。
まずは割りばし・キッチンペーパー・輪ゴム(使い捨てのモップでも可)、お湯を用意します。
【1】割りばしとキッチンペーパーで掃除用の棒を作る
割りばしにキッチンペーパーを巻きつけて輪ゴムでとめ、掃除用の棒を作りましょう。
使い捨てのモップなどを使っても良いですね。
【2】ルーバーを手で開ける
エアコンの電源を切ってコンセントを抜いた後、手動でルーバーを開けます。
取り外せる機種なら外してしまっても掃除がしやすいです。
動かない場合は無理に作業せず、専門業者に任せましょう。
【3】掃除用の棒で吹き出し口の中を拭き、外したルーバーは水洗いする
掃除用の棒をお湯につけてから固く絞り、吹き出し口の中を拭きましょう。
エアコンの内部にあるファンやフィンなどの部品を傷つけないよう、見える範囲を注意しながら優しく拭きます。
ルーバーが外せる場合はシャワーで水洗いします(しつこい汚れはフィルターと同じく水で薄めた中性洗剤とブラシでこすり洗い)。
きれいにしたら、しっかり乾かしましょう。
エアコンを掃除する時は3つの注意点を心がけて
自分でエアコンのお掃除をする前に、覚えておきたい3つの注意点があります。
事前に把握しておき、安全かつ清潔に行えるよう気をつけましょう!
【1】掃除の前にコンセントを抜く
エアコンを掃除する前には、電源を切ってコンセントを抜きましょう。
コンセントを挿したまま掃除をすると、感電やショート、故障の危険性があります。
【2】床にビニールシートや新聞紙などを敷いてから始める
エアコンの本体カバーを開けたり、フィルターを外したりすると、ホコリや汚れが落ちて床を汚してしまう可能性があります。
掃除の準備として新聞紙などで床を覆っておきましょう。
【3】掃除の後は送風運転をして完全に乾かす
フィルターやエアコンの部品に水分が残っているとカビの原因となってしまいます。
エアコンの掃除をした後は30分程度送風運転をして、内部を完全に乾かしましょう。
エアコン掃除はプロへの依頼も検討!年に1回がおすすめ

フィルターや見える範囲の清掃は自分で定期的に行ったとしても、エアコン内部の細かい清掃は自分では難しいです。
セルフクリーニングとは別に、年に1回程度はハウスクリーニング業者へエアコンのクリーニングを依頼することをおすすめします。
業者によるエアコンクリーニングでは、エアコンのパーツや部品を分解して専用の高圧専用機や洗剤を使い、すみずみまで徹底的に洗浄してくれますよ。
こんな場合に、プロへ依頼しましょう。
・エアコン内部の汚れが気になるとき
・自分で落としきれない汚れがあるとき
・自分で掃除をしてもニオイがとれないとき
内部の汚れや手ごわい汚れはプロにしっかり掃除してもらい、その後は自分でこまめに掃除を行って清潔を保てると良いですね!
エアコンの掃除は簡単! 定期的に掃除をして快適&省エネ生活
エアコンのフィルターや吹き出し口の掃除は自分でも簡単に行えます。
定期的に掃除を行って清潔を保ちましょう。
・エアコンの掃除をしていないと内部にホコリやカビがたまり、送風とともに室内にまき散らされてしまいます。アレルギーや肺炎などの原因にもなり健康に悪影響です。また、フィルターがホコリで目詰まりすることで運転効率が落ち、電気代が高くなってしまう場合もあります。
・フィルターは掃除機でほこりを吸ってから水洗い、吹き出し口はエアコン内部を傷つけないように丁寧に優しく拭き掃除し、ルーバーは外せたら水洗いします。できない部分は無理せず業者へ依頼しましょう。
・エアコンの掃除をする際には、床下を汚さないよう新聞紙などを敷き、コンセントを抜いてから始めます。終了後には送風運転をしてエアコン内部を完全に乾かすようにしましょう。水分が残っているとカビの原因になってしまいます。
・エアコン内部の汚れや自分で落とせない汚れは、プロの業者を頼むのもおすすめ。年に1度回度はハウスクリーニングで徹底的に洗浄してもらうのも良いですね。プロの清掃と、こまめなセルフクリーニングでエアコンを清潔に保ちましょう!