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札幌での家電の捨て方を解説!エコな方法もチェック
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家電の買い替えや引越しの際、家電の処分方法で悩んだことはありませんか?
札幌市では家電製品の種類によって処分方法が異なり、また小型家電はリサイクルとして資源化できる可能性もあります。
今回は、札幌市での家電の処分方法についてわかりやすくご説明します!
※2025年3月時点での情報です。
札幌市での小型家電の捨て方は?
札幌市では、小型家電リサイクル法に基づき、ご家庭で不用になった家電製品と付属品(コード類、リモコン、アダプターなど)を無料で回収しています。
小型家電として回収できる製品の条件や回収方法、回収できない場合の処分方法についてご紹介します。
※2025年3月時点での情報です。
小型家電で回収できるもの
札幌市で回収可能な小型家電の条件は以下のとおりです。
・家庭で不用になった小型家電であること(事業所からの持ち込みは不可)
・30cm四方の投入口を通る大きさであること(横や斜めにして投入口を通る大きさならOK)
・回収対象外の品目でないこと
コンセントでつなぐ家電製品以外に、電池で動く家電やおもちゃ、ゲーム機、時計なども対象です。
また、パソコン本体(ノート型、デスクトップ型、モニター一体型)も小型家電として回収可能です。
回収の際は、以下のポイントに注意して持ち込んでください。
・携帯電話やパソコン類は個人情報を削除しておくこと
・電池やバッテリー類を取り外せるものは必ず取り外すこと
・蛍光管や電球類、CD、ごみ、液体などは取り除くこと
・汚れのひどいものは清掃すること
持ち込む際は、ビニール袋や箱に入れずに、そのまま施設の職員に渡してください。
回収対象外の品目については、このあとで詳しくご紹介します。
小型家電の回収方法
2022年(令和4年)10月1日からは、小型家電回収ボックスの設置場所が以下の6カ所に集約されました。
1.北地区リサイクルセンター:北区あいの里2条6丁目1-10(廃棄物空気輸送センター内)
2.厚別地区リサイクルセンター:厚別区厚別東3条1丁目1-10(リユースプラザ内)
3.中央地区リサイクルセンター:南区南30条西8丁目7-1(中央清掃事務所敷地内)
4.西地区リサイクルセンター:西区二十四軒4条1丁目5 JR高架下(リサイクルプラザ二十四軒サテライト内)
5.リサイクルプラザ宮の沢:西区宮の沢1条1丁目1-10(ちえりあ1階)
6.札幌市役所本庁舎12階(環境局循環型社会推進課):中央区北1条西2丁目
各回収ボックスの利用時間は小型家電回収ボックス一覧を参考にしてくださいね。
回収ボックス以外に、国の認定を受けた民間業者による小型家電の回収も行っています。
「無料回収拠点」「家電量販店」「宅配便」の3つの方法があるので、小型家電を処分する際はこちらもご検討ください。
小型家電で回収できないもの
小型家電回収ボックスで回収できない製品は以下のとおりです。
・家電4品目(テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機、エアコン)
・加熱式たばこ・電子たばこ
・モバイルバッテリー
・電動鼻水吸引器
・温水洗浄機付便座
・木製の家電製品(木製スピーカーなど)
・布製の家電製品(電気毛布など)
・フロン含有製品(フロンを使用する除湿機、冷風機、冷水器、空気清浄機など)
・家電リサイクル法対象外のテレビ(ポータブル液晶テレビ、プロジェクションテレビ、車載用液晶テレビなど)
・パソコン用モニター(ブラウン管モニター、薄型液晶モニターなど全てのパソコン用モニター)
・電池・バッテリー(内蔵されていて取り外せない場合は、そのまま持ち込みが可能)
これらの品目を小型家電回収ボックスや無料回収拠点に置き去ることは、不法投棄となりますのでご注意ください。
回収できない製品は、指定ごみ袋に入る大きさの場合は、燃やせないごみの日にごみステーションに出します。
指定ごみ袋に入らない大きさの場合は、大型ごみとして処分してください。
ただし、フロン含有製品はサイズに関わらず大型ごみでの処分が必要です。
小型家電に入る電子レンジの捨て方については、下記のコラムもぜひご参考ください。
家電4品目の捨て方は?札幌市ではリサイクル法が適用される

「テレビ、冷蔵庫(冷凍庫含む)、洗濯機(衣類乾燥機含む)、エアコン」(家電4品目)は、家電リサイクル法により、販売店が引き取り、家電メーカーがリサイクルする仕組みになっており、市では、収集しません。
出典:札幌市公式ホームページ「テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンリサイクル」
家電4品目(テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機、エアコン)については、家電リサイクル法により、家電メーカーがリサイクルするため札幌市では収集していません。
ここでは、家電4品目のリサイクルの手順や、対象外の家電の処分方法をご紹介します。
※有機ELテレビは2024年(令和6年)4月1日より家電4品目に含まれ、家電リサイクル法の対象品目となっています。
※2025年3月時点での情報です。
家電4品目のリサイクル方法
家電4品目をリサイクルする方法は、以下のパターンで分けられます。
①製品を購入した店舗がわかる場合
購入した販売店に引き取りを依頼します。
販売店から家電リサイクル券が発行されますので、リサイクル料金と収集運搬料金を支払い、手続きを行ってください。
②新しい製品を購入する場合
購入する販売店に古い製品の引き取りを依頼します。
販売店から家電リサイクル券が発行されますので、リサイクル料金と収集運搬料金を支払い、手続きを行ってください。
③購入した店舗がわからない場合
「家電4品目を扱っている販売店」または「家電回収協力店」へ引き取りを依頼します。
収集時にリサイクル料金と収集運搬料金を支払い、家電リサイクル券を受け取ります。
販売店によっては、自分の店舗で販売した製品以外は引き取りを行なっていない場合があるので、事前に確認しておきましょう。
④指定取引場所に直接持ち込む場合
自分で、以下の指定引取場所に持ち込む方法もあります。
・ロジスティード北日本株式会社 発寒物流センター
・ロジスティード北日本株式会社 清田物流センター
・(株)鈴木商会札幌西事業所
・(株)鈴木商会新港南事業所
持ち込む前に処分する家電のメーカー名に加え、テレビなら画面のサイズ、冷蔵庫・冷凍庫なら内容積を確認します。
その後、事前に郵便局にある家電リサイクル券に必要事項を記入し、リサイクル料金と振込手数料を振り込んでください。
リサイクル料金は品目やサイズによって異なりますので、メーカーまたは家電製品協会家電リサイクル券センターへご確認ください。
家電4品目の対象外例と処分方法
家電4品目のうち、以下のような製品は対象外となります。
・業務用として製造・販売されたもの
・プロジェクションテレビ
・電源として電池を使用する液晶テレビ
・冷水器
・製氷機
・衣類乾燥機能の付いた布団乾燥機、除湿器、換気扇
・天井埋め込み型、壁埋め込み型のエアコン
・ウィンドファン
上記の製品は一例ですので、処分する家電が家電4品目の対象になるか判断ができない場合は、型名や型番を確認の上、各メーカーに問い合わせてください。
家電4品目の対象とならないもので、フロン類が使われている製品は大型ごみで処分します。
フロン類が使われていない製品は、大きさに応じて燃やせないごみか大型ごみで処分します。
サイズによっては、小型家電の無料回収の対象になる製品もありますよ。
家電は捨てるのではなく売ってリサイクルする方法も
札幌市では、まだ使える家電のリユース(再利用)を推進しています。
札幌市の連携事業者が運営するリユースサービス「ジモティー」「おいくら」の利用をはじめ、製造年から5~10年以内の家電であれば、リユースショップで買い取ってもらえる可能性があります。
そのほかにも、ネットオークションやフリマアプリの利用で、インターネットを通じて直接購入者を探すことができます。
地域のフリーマーケットに出品して、購入者を探しても良いですね。
リユースすることで、廃棄物の発生を減らし地球環境の保護にもつながります。
家電のほかにも家庭内のごみを減らす方法については、下記のコラムをご参考ください。
リサイクルされた家電はどうなる?
リサイクルで回収された家電製品からは、主に金属とプラスチックが資源として利用されています。
金属は家電をミキサーのような機械で粉砕した後、鉄・銅・アルミといった種類ごとに集められ、新しい素材として生まれ変わります。
プラスチックは洗浄後、劣化を補う処方をされた後、新品と同等の品質になる加工を施されて、再び家電の部品として使われます。
このように、使用済み家電製品から取り出された素材は、新しい製品の材料として活用されています。
持続可能な社会に向けて、リサイクルはとても重要な活動です。
下記のコラムではリサイクルをはじめ、持続可能な社会にするための日常生活で取り組める活動をご紹介しています。
札幌市での家電の捨て方は大きさや品目によって異なる!
札幌市での家電の捨て方は、大きさや品目によって方法が異なります。
地球環境保護のために、できる限りごみとしての処分でなく、回収やリユースできる方法を選択しましょう!
・札幌市での家電の処分は、製品の種類やサイズによって方法が異なります。
小型家電は市内6カ所の回収ボックスで回収するか、民間業者による回収があります。
回収できない小型家電は、燃やせないごみか大型ごみのいずれかで処分します。
・家電4品目(テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機、エアコン)は家電リサイクル法に基づく処分が必要です。
対象外の家電は、燃やせないごみか大型ごみとして処分するか、大きさによっては小型家電として回収ができます。
・まだ使える家電は、リユースショップやフリマアプリで売却するなど、できるだけごみとして処分しない方法を検討しましょう。
・リサイクルに出された家電は、主に金属とプラスチックに分けられて新たな製品へ生まれ変わります。