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自動車購入時にもらえる!省エネ補助金を活用しよう
こんにちは!
北国の暮らしをエネルギーでサポートする北ガスのTagTagです!
国を挙げて消費エネルギー削減に取り組むべく、省エネの取り組みに対する補助金がたくさん登場しています。
今回はその中でもクリーンエネルギー自動車の購入に対する補助金についてご紹介!
対応車種や申請の仕方をご説明します。
CEV補助金とは次世代自動車購入に対する補助金
CEV補助金の正式名称は「クリーンエネルギー自動車導入事業費補助金」。
近年注目が高まっているクリーンエネルギーを利用したエコカー購入やリースに対して交付される国からの補助金です。
日本国内の二酸化炭素排出量のおよそ2割は運輸部門が占めています。
エネルギー消費効率の高い次世代自動車は環境性能に優れ、エネルギー消費量や二酸化炭素排出量削減の観点からも大きな期待が寄せられています。
各自動車メーカーもこぞって開発・参入を予定しており、国際競争も激化しています。
一方、現時点では導入コストが高いという課題もあり、CEV補助金制度によってガソリン車との費用負担の差を少しでも解消し、クリーンエネルギー自動車の導入を促そうとしています。
また、次世代自動車の利用環境を整えるための「燃料電池自動車用水素供給設備 設置補助事業(水素供給設備補助金)」「電気自動車・プラグインハイブリッド自動車の充電インフラ整備事業費補助金(充電インフラ補助金)」など、水素ステーション整備や充電スポットに対する補助金も同時に進められています。
CEV補助金の対象の車は4種類!自分も受けられる?

CEV補助金の対象となるクリーンエネルギー自動車は4種類です。
それぞれの特徴を紹介します。
■燃料電池自動車(FCV)
水素と空気中の酸素を使って電気を作る「燃料電池」を搭載した車です。
燃料電池で作った電気でモーターを動かして走行します。
ガソリンを使用しないので走行中の二酸化炭素の排出がなく、排出されるのは水だけです。
燃料となる水素は様々な原料から作ることができ、エネルギー源の多質化に貢献しています。
トヨタ「MIRAI」、ホンダ「CLRITY FUEL CELL」など
■電気自動車(EV)
車のバッテリーへ外部電源から充電をし、電動モーターを動力として走行します。
ガソリンを使用しないので、走行時に二酸化炭素を排出しないのが最大の特徴です。
日産「リーフ」、三菱「i-MiEV」など
■プラグインハイブリッド車(PHVまたはPHEV)
電気自動車とハイブリッド自動車の長所を合わせ持った車です。
充電した電気で走りつつ、電力が切れてもそのままハイブリッド車として走行することもできます。
電気とガソリンをうまく併用することで、充電切れの心配もなく二酸化炭素排出量の削減を行うことができます。
トヨタ「プリウスPHV」、三菱「アウトランダーPHV」など
■クリーンディーゼル車(CDV)
ガソリンよりも価格が安く、燃料効率の良い軽油を燃料として走る車です。
ガソリン車と比べて約30%も燃費が向上!
二酸化炭素をはじめ、窒素加工物や粒子状物質などの排出量も少なくなりました。
(参考:クリーンディーゼル普及促進協議会 http://www.cleandiesel.gr.jp/about_cleandiesel/cleandieselcar-appeal.html)
マツダ「CX-3」、トヨタ「ランドクルーザープラド」など
補助金額は車種・グレードごとに異なります。
具体的な車種や金額については一般社団法人次世代自動車振興センターホームページ内「補助対象車両一覧(平成29年9月25日現在)」でご確認ください。
補助金の申請方法は?
対象の自動車を購入後は、一般財団法人次世代自動車振興センター(NeV)へ申請をして補助金を受け取ります。
【補助金申請から交付の流れ】
①対象車両を購入し、登録・届け出
②補助金交付申請書類の提出
③審査
④補助金交付決定通知
⑤銀行振り込みにて補助金交付
※リース会社が車両を新規導入した場合、リース会社が購入時に申請したうえで、使用者が支払うリース契約代金から補助金相当分の値下げをすることが原則となります。
※クレジット決済で自動車を購入した場合は「クレジット契約等補助金充当報告書」を提出→補助金を受理→補助金をクレジットの返済に充当→完済後「クレジット契約等完済報告書」を提出する、という手順が追加になります。
また、補助金の申請にあたり以下の3点に注意しましょう。
・補助金の申請には年度ごとに申請受付期間や対象車両の初度登録期間が定められているので、忘れずに確認の上で申請しましょう。
・補助金を受けた場合、対象車両を一定期間(3年または4年)保有することが義務づけられています。
・定められた期間内にやむを得ず車両を手放す場合は、手放す前に当該センターへの届け出と補助金の一部返納が必要になります。
クリーンエネルギーを使った次世代自動車購入には補助金が申請できます!
環境保全や消費エネルギー削減の観点から、クリーンエネルギーを利用した次世代自動車への注目が高まっています。
省エネで環境に優しい「次世代自動車」の購入をぜひ検討してみてください!
・燃料電池自動車や電気自動車、クリーンディーゼル車などクリーンエネルギーで走る次世代自動車の購入に対して、CEV補助金を申請することができます。
・次世代自動車はクリーンエネルギーを燃料とし、ガソリン車と比べて燃料効率が良く、二酸化炭素を排出しない(もしくは大幅に削減)環境性能に優れた自動車です。
・対象の自動車を購入後、必要書類を揃え一般財団法人次世代自動車振興センターへ申請することによって補助金が交付されます。年度ごとに受付期間が決まっているので注意しましょう。
【参考】一般社団法人 次世代自動車振興センター http://www.cev-pc.or.jp/