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自動車でエコドライブ!その効果や運転のポイントまで詳しく解説
こんにちは!
北国の暮らしをエネルギーでサポートする北ガスのTagTagです!
二酸化炭素排出による地球温暖化が世界規模で問題となっています。
日本では自動車からのCO2排出量を削減するため、エコドライブの取り組みを推奨しています。
今回は「エコドライブ」の意味や効果、運転時のポイントなどをご紹介します。
自動車のエコドライブとは?まずはその説明から!
エコドライブとは
簡単に言いますと、環境に配慮した自動車の使用のことです。具体的にはやさしい発進を心がけたり、無駄なアイドリングをやめるなどして、燃料の節約に努め、地球温暖化に大きな影響を与える二酸化炭素の排出量を減らす運転の事を指します。
車を運転することで排出される排気ガスは、地球温暖化や大気汚染などの原因となり、世界的にも問題となっています。
エコドライブとは、環境に配慮した運転をすることで、燃料の節約や二酸化炭素の排出量の削減を目指す取り組みです。
国土交通省の調査によると、2017年度における日本の二酸化炭素排出量は11億9,000万トン。
そのうちの約8.9%が旅客自動車からの排出量となっています。
自動車からの二酸化炭素排出量を削減すべく、政府は平成15年に『エコドライブ10のすすめ』を策定し、その後も内容の見直しを経ながらエコドライブの普及、促進を進めています。
エコドライブによる、環境・自動車ともに良い効果とは?
エコドライブの取り組みによって期待できる良い効果は、ズバリこちらの3点です!
- 二酸化炭素排出量削減による環境保護効果
- 燃費アップによる節約効果
- 無理のない安全運転による事故防止効果
エコドライブでは運転方法や運転時の工夫によって燃費の向上を目指します。
同じ距離を走るために必要となる燃料が減れば、その分二酸化炭素の排出量が減り、環境保全の効果があります。
また、少ない燃料で走行することができればガソリン代も削減!
エコドライブは地球にもお財布にも優しい取り組みと言えますね。
運転方法の工夫などは後ほど詳しく説明しますが、「急発進・急ブレーキを避ける」「一定の速度で走行しゆっくり減速する」といった走行を推奨しており、安全運転による事故防止効果も期待できます。
自動車でエコドライブを!運転ポイントを解説

平成15年に取りまとめられた『エコドライブ10のすすめ』でも紹介されている、エコドライブの運転ポイントをご紹介します。
急発進、急加速、急ブレーキをしない
発進時は最初の5秒で時速20kmを目安としたふんわりアクセル「eスタート」を心がけましょう。
走行中にアクセル・ブレーキをたくさん踏んで加速・減速を繰り返すのも燃料の無駄遣い。
十分な車間距離をとって一定速度で走行し、停止時にも早めにアクセルから足を離してエンジンブレーキを上手に使うようにしましょう。
[燃費改善の目安]
・eスタートで10%程度改善
・走行中の加速・減速を減らして市街地では2%程度、郊外では6%程度改善
・エンジンブレーキを活用して2%程度改善
ムダなエアコンの使用やアイドリングに注意
エアコンの使用は燃費の低下の一因に。
暖房のみ必要な場合はエアコン(A/C)スイッチはオフでも問題ありません。
待ち合わせや荷物の積み下ろしの際にはアイドリングストップが推奨されています。
車の点検整備を定期的に行う
タイヤの空気圧不足は燃費低下の原因になります。
エンジンオイルやオイルフィルターの定期的な交換も燃費改善に効果あり。
タイヤの空気圧チェックから、定期的な点検整備を習慣化しましょう。
不要な荷物をおろして車を軽くする
車のトランクが物置代わりになっていませんか?
荷物の重さは車の燃費に大きく影響します。
スキーキャリアなどの外装品も空気抵抗を生み燃費低下に繋がります。
使わない時は外しておきましょう。
自動車の運転時には地球に優しいエコドライブを心がけよう
エコドライブは地球環境に配慮した自動車運転の取り組み。
日本でも『エコドライブ10のすすめ』などを策定し、取り組みを進めています。
・日本の二酸化炭素排出量全体の約8.9%が旅客自動車から排出される二酸化炭素です。二酸化炭素の排出を抑える運転方法や運転の工夫「エコドライブ」の取り組みが進められています。
・エコドライブは燃費向上を目指す取り組み。二酸化炭素の排出量を減らして環境を守ると同時に、ガソリン代の節約にもなります。また急発進、急加速、急ブレーキをしないことで安全運転となり、事故防止にもつながります。
・平成15年に策定された『エコドライブ10のすすめ』では運転方法や点検など、エコドライブの方法が紹介されています。急発進、急加速、急ブレーキをしない、ムダなエアコン使用やアイドリングはストップ、定期的な点検などが推奨されています。