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食育の重要性
こんにちは!
北国の暮らしをエネルギーでサポートする北ガスのTagTagです!
「食育」という言葉をご存知ですか?
食は、さまざまなことに気づかせてくれる学びの場です。
現在をいきいきと生き、生涯にわたって心もからだも健康で、質の高い生活を送るために、「食べること」を少し考えてみませんか?
自然のなかで育った食べものは、収穫され、加工され、食料品店やスーパーマーケットなどの店頭に並びます。私たちは、店頭にたくさん並んでいる食べ物のなかから、選び、調理して、食べています。
自然のなかで育まれた食べ物は、私たちのからだのなかまで、生きる力にまでつながっています。 そして、それは次の世代へもつながっています。
それぞれのライフステージで大切にしたい食育の取組があります。
乳幼児期 : 食べる意欲の基礎をつくり、 食の体験を広げる
学童・思春期 : 食の体験を深め、自分らしい食生活を実現する
成人期 : 健全な食生活を実践し、 次世代へ伝える
高齢期 : 食を通じた豊かな生活の実現、 次世代へ食文化や食に関する知識や経験を伝える
内閣府と共生社会政策で発行している「食育ガイド」には、それぞれの世代ごとに実践してほしい具体的な取り組みが示されていますので、ぜひ参考にしてみてください!
(参考 食育ガイド/内閣府、共生社会政策 http://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/9929094/www8.cao.go.jp/syokuiku/data/guide/)
今回は「食」と「エネルギー」の観点から、お子さまに対する食育の重要性をお伝えいたします。
生きていくためにかかせない「食」と「エネルギー」
食とエネルギーが台所で結びついて生まれるのが炎の調理です。
炎の調理には、現代社会が抱える食やエネルギー・環境問題の解決につながる要素が多く含まれています。
「買い物・調理・食事・片付け」という一連の食の体験を通して、環境にやさしい食生活を送ることができる力と、おいしさがわかる豊かな感性を育むことができます。
各パートごとに、「五感の育成」と「食の自立」の観点から、身に付けられる力をご紹介いたします!
買い物編
生産・収穫・運搬時のエネルギー消費量が少なく、新鮮でおいしい食材を選ぶことができる。
【五感の育成】
●鮮度や食べごろを判断するとき、視覚や嗅覚、触覚を使う。
【環境に配慮した食の自立】
●旬の食材、国産または地元でとれた食材など、エネルギー消費量の少ないものを選ぶ。
●過剰包装されたものを選ばないなど、ごみの少ない買い物を心がける。
調理編
エネルギーと水の節約、食材をむだにしない工夫と、五感を働かせながら段どりよく、安全においしい料理を作ることができる。
【五感の育成】
●音、におい、色の変化など調理は五感を刺激すると同時に、加熱の加減や味つけなど、調理時は五感を使って判断する。
【環境に配慮した食の自立】
●水を節約する洗い方、野菜を丸ごと使い調理くずが少ない切り方を工夫する。
●環境にやさしいガスを熱源に選択し安全に調理する。
●正しい火力や同時調理で、省エネと時短を心がける。
食事編
盛りつけなどを工夫し、五感を使って味わい、感じたことを言葉で表現する。食べ残しなどの廃棄を増やさない。
【五感の育成】
●味だけでなく、見た目や食べているときの音、におい、食感など、五感すべてでおいしさを感じる。
●五感で感じたことを言葉にして伝える。
【環境に配慮した食の自立】
●食べられる量を考えて盛りつけ、食べ残さない。
片づけ編
節水と水を汚さない洗い方、省エネになる生ごみの捨て方ができる。
【環境に配慮した食の自立】
●洗う前に、調理器具や食器類の汚れを拭き取り、油汚れをそのまま排水口に流さない。
●生ごみは乾いた状態で捨て、焼却エネルギーを減らす。
このように、「食」を通して、食べものをおいしく食べることだけでなく、環境に優しい調理の仕方など、「エネルギー」についても意識できるようになります。
北海道ガスの「北ガスクッキングスクール」でも、小学校3~6年生のお子さま向けのコースを開催しています。
レッスンでは「食育」や「火育」も交えながら、小さい時からガス機器に触れることでお子さまの「食と自立」「五感の育成」をお手伝いします。
料理を通して、「生きる力」を養っていきましょう!
【参考】炎の食情報サイト エコ・クッキング/東京ガス http://home.tokyo-gas.co.jp/shoku/shokuiku_eco/index.html
※エコ・クッキングは東京ガスの登録商標です。