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揚げ物油を再利用!保存方法や保存期間、捨てる目安などをご紹介
こんにちは!
北国の暮らしをエネルギーでサポートする北ガスのTagTagです!
揚げ物でたくさんの油を使ったとき「このまま捨てるのはもったいないなぁ」と思いますよね。
揚げ物で使った油は、いくつかの注意点をクリアできれば再利用することができますよ♪
今回は油を再利用するための知恵をお伝えします!
油の再利用可能な回数や保存期間の目安、正しい保存方法、捨てどきの見極め方などをご紹介します。
揚げ物油を再利用!正しい保存方法とは?
揚げ物料理ではたくさんの油を使うので、一回の調理で油を捨てるのはもったいないと感じてしまいますよね。
揚げ物で使った油も、汚れが少なければ再利用できます!
ただし、安全に再利用するためには保存方法が重要です。
まずは冷めないうちに、網目の細かい網じゃくしなどで油に残った揚げカスを取りのぞきましょう。
やけどしない安全な温度まで油が冷めたら、こし器などを使って油をこし、さらに細かい揚げカスを取りのぞきます。
こし器がない場合はキッチンペーパーでも代用できますよ。
油が熱いうちに作業をするのはやけどの危険がありますが、完全に冷めてしまうと粘りがでて、こしにくくなってしまいます。
人肌くらいに冷めたタイミングで手早く行いましょう。
しっかりと揚げカスを取りのぞいたら保存容器に入れ、密封して冷暗所で保存します。
こし器と保存容器が一体になっているオイルポットを使うと便利ですが、自宅にある瓶やペットボトルでも保存可能です。
油の酸化を防ぐためにしっかりフタをして、容器が透明なら光に当たらないようアルミホイルを巻いてください。
再利用した油の使用回数や保存期間とは?
どのような調理方法をしたかによっても異なってきますが、再利用できる目安は2~4回といわれています。
(中略)
時間が経つと酸化が進むので、なるべく早く使い切るようにしましょう。
汚れや劣化が少ない油なら、2~4回ほどは再利用できるでしょう。
野菜を1度素揚げしただけの油、下味をつけた魚や唐揚げを揚げた油など、油の汚れ具合でも再利用できる回数は異なります。
使用済みの油は、1回目の利用から2~3週間のうちに使い切ってください。
この期間についても、油の汚れ具合や室温、保存状態によって変わります。
油の状態をチェックしながら「傷んできた」と思ったら、短い期間でも処分するようにしてくださいね。
時間が経つだけで酸化はどんどん進み、傷んでいきます。
「傷んできた」状態のチェック方法については次で詳しく説明しますね!
再利用した油を捨てる基準は?傷んだら正しく捨てよう!
複数回使った「疲れた油」のチェックポイントは、色、泡、煙、粘り、ニオイ!
油の汚れや劣化がひどくなったら、いさぎよく捨てましょう。
油にこんな変化があったら傷んできた証拠!要注意ですよ。
・色が濃く、褐色になる
・揚げ物をしたときに泡立ちが消えない
・油を熱したときに180℃ほどで煙が出る
・ドロドロと粘り気が強くなる
・嫌なにおいがする
こんな状態の油は酸化が進み、劣化している可能性が高いです。
劣化した油を調理に使うと、美味しく料理ができないのはもちろん、胸やけや不快感、食中毒などの危険もあります。
油の正しい捨て方も知ろう
油を捨てるときは、キッチンの排水口へそのまま流してしまってはいけません。
油を冷ましてから牛乳パックに入れ、しっかり封をして燃えるごみとして捨てるのが簡単な方法です。
市販の凝固剤なども便利ですね。
資源ごみとして回収している自治体もありますよ。
自治体ごとの油の廃棄方法を確認してみてくださいね。
油の捨て方について、詳しくはこちらでもご紹介しています。
揚げ油は再利用が可能! 正しい処理方法で安全に節約を
使った油は汚れていなければ再利用ができます。
正しい処理と保存をして安全に使用しましょう。
・揚げ油は汚れが少なければ再利用が可能です。
網じゃくしやこし器で揚げカスを取りのぞいてから保存容器に移し、冷暗所で保存しましょう。
・油の汚れ具合にもよりますが、揚げ油は2~4回ほど再利用できます。
使い始めてから2~3週間以内には使い切ってくださいね。
ただし油の状態を確認し、劣化が進んできたと思ったら処分するようにしましょう。
・劣化の進んだ油を見分けるポイントは、色、泡、煙、粘り気、においです。
劣化した油を使うと食中毒などの危険もあるので注意してください。
・油を捨てるときは、自治体ごとの油の廃棄方法を確認しましょう。
資源回収をしている地域もありますよ。
冷ましてから牛乳パックに入れて捨てると簡単です。