HOME > TagTagエコライフのすすめ > エコ料理 > 冷凍肉や冷凍魚の解凍を時短で!おいしく早く戻す方法
冷凍肉や冷凍魚の解凍を時短で!おいしく早く戻す方法
こんにちは!
北国の暮らしをエネルギーでサポートする北ガスのTagTagです!
冷凍の肉や魚を調理するとき、冷蔵庫で自然解凍すると時間がかかってしまいます。
だからといって電子レンジで加熱すると、加熱ムラができてしまうことも。
今回は冷凍食材をできるだけ時短で、そしておいしく解凍するワザをご紹介します。
時短で上手に解凍して、便利においしく調理しましょう!
肉や魚を時短でおいしく解凍する方法4選
冷凍した肉や魚をおいしく解凍するポイントは、低い温度でゆっくり解凍すること。
低温で時間をかけて解凍し、食材の水分「ドリップ」をできるだけ出さないことがポイントです。
しかし「すぐに解凍して調理したい!」というときもありますよね。
そんなときにおすすめな、冷凍の肉や魚を時短で解凍する方法をご紹介します。
流水解凍
冷凍肉・魚を保存袋に入れたままボウルに入れ、水道の蛇口から水を流しかける解凍方法です。
食材が濡れないように密封することと、水を入れたペットボトルなどで上から重しをして、食材全体に水がかかるようにすることがポイント。
100gにつき5~7分程度が目安です。
解凍のスピードをアップさせたい場合は、35~40℃程度のぬるま湯を使う方法もありますよ。
湯せん解凍
水を張ったフライパンに保存袋のまま冷凍食材を入れて加熱し、湯せんで解凍する方法です。
強火で3~4分ほど加熱したあとは、余熱で1分ほど様子を見ましょう。
食材の大きさや形状によっては、火が通り過ぎてしまう場合もあるので注意してください。
電子レンジの弱モード解凍
電子レンジで加熱する場合は、100~200Wの弱モード、または解凍モードで解凍しましょう。
お皿の上にキッチンペーパーを敷いて食材を乗せ、1分ずつひっくり返しながら様子を見つつ加熱するのがポイントです。
アルミ鍋底解凍
1cm以下の薄さで冷凍したひき肉や薄切り肉を、アルミの熱伝導率の高さを利用して解凍する方法です。
フライパンや底がアルミの鍋を2つ用意し、なべ底で食材を挟みます。
上の鍋には30~35℃のぬるま湯を入れ、4~5分程度かけて解凍します。
均等に解凍するために、途中で一度肉をひっくり返すのがコツです。
時短解凍をする際はここに気をつけよう!
時短で解凍をすると、食材の水分「ドリップ」が出てきてしまいます。
このドリップを少しでも出さないように低温で解凍することで、食材のおいしさを保ちながら解凍できます。
ドリップを完全に出さずに解凍するのは難しいので、出てきたドリップはキッチンペーパーなどでしっかり拭き取りましょう。
ドリップをそのままにしていると料理が水っぽくなったり、臭みが出たりしてしまいます。
おいしく調理するためには、ていねいな下処理が大切です。
気温の高い夏場は「常温解凍でも時短で解凍できそう」と思うかもしれませんが、常温解凍はあまりおすすめできません。
冷凍の食材と室温との温度差が大きいほどドリップが出やすく、細菌の繁殖も活発になるため食中毒の危険があります。
時間に余裕があるなら冷蔵庫で解凍し、時短解凍をしたいのなら流水解凍などの方法を試してみてくださいね。
また、解凍した肉や魚などの食材は、その日のうちに調理をして食べきるようにしましょう。
一度解凍したものを、再度冷凍するのは基本的にNGです。
冷凍・解凍を繰り返すと食材の風味や水分が損なわれてしまいますし、食中毒の危険もあるので避けたほうが良いですね。
冷凍食材を時短でおいしく解凍しよう!
冷凍した肉や魚をおいしく解凍するには、低い温度でゆっくり解凍することが大切。
すぐに調理したいときの時短解凍の方法も覚えておきましょう。
・時短でおいしく解凍するには、流水解凍、湯せん解凍、電子レンジの弱モード、鍋底解凍などの方法があります。
食材の種類や量、形状に合わせて様子を見ながら少しずつ解凍しましょう。
・解凍したときに出てくる水分「ドリップ」は拭き取ってから調理を。
常温解凍はドリップが出やすく、夏場は食中毒の危険もあるのでおすすめできません。
解凍した食材は、その日のうちに調理をして食べきってくださいね。