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無洗米と精白米どっちを選ぶ?味や価格、無洗米のメリットから考えよう
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研がずに炊ける無洗米を使ったことはありますか?
「研がないのは便利だけど、無洗米って美味しいの?」と、なんとなく避けてしまってる人もいるのでは。
実際のところ、無洗米と精白米(普通の白米)はどっちが美味しい? どっちがおすすめ?
今回はそんな疑問にお答えするべく、無洗米の特徴やメリットをご紹介します。
無洗米と精白米のどちらが自分に向いているか、考えてみましょう!
無洗米と精白米どっちが良い?まずは特徴や味、価格を比較
お米を研ぎ洗いしなくても、水を加えるだけで炊飯できるように工場で加工したお米を「無洗米」と言い、1991年に誕生しました。
一般的な精白米は、収穫したお米からもみがら、胚芽、ヌカを取りのぞいた状態のもの。
自宅では水で研いで、米の表面を覆う「肌ヌカ」を取りのぞいてからご飯を炊きます。
無洗米は、精米時にこの「肌ヌカ」も工場で取りのぞいてあり、研がずに炊ける便利なお米です。
「無洗米はなんだか味が落ちる気がする」そう思っている方は多いかもしれませんが、それは誤解です!
無洗米だからといって、精白米より味が落ちることはありません。
むしろ、自宅で米を研ぎすぎることによる「旨み層の流出」や「お米の欠け、割れ」を防ぐことができます。
家で研ぐよりも肌ヌカがきれいに取りのぞかれているので、お米の一粒ひとつぶまでしっかり吸水でき、お米の持つ美味しさを引き出してふっくらと炊き上げることができます。
無洗米のメリット・デメリットも詳しく!
無洗米の一番のメリットは、研がずに炊ける手軽さ!
毎日の家事が少しでも時間短縮できるのは嬉しいですよね。
水仕事が減って手荒れの防止にもなります。
また、お米を研がない分の水道代が節約に。
3合のお米を1日1回炊飯する場合、無洗米なら1年間に約1,657リットルも水を節約できると言われています。
とぎ汁が出ないので地球環境にも優しく、海や川を汚すこともありません。キャンプなどのアウトドアでお米を炊くときにも便利ですね。
肌ヌカはお米の酸化を早めるので、肌ヌカがきれいに取りのぞかれている無洗米は精白米より美味しさが長持ちするともいわれています。
一方、無洗米のデメリットは精白米より少しだけ価格が高いことでしょう。
精白米と比較して5%程度高い価格設定になっていることが多いです。
ただし、同じ5kgのお米を買った場合、無洗米は肌ヌカが取りのぞかれている分お米の正味量が多いです。
炊飯時に水を節約できることも含めると、トータルではむしろ経済的とも言えますね。
無洗米の美味しい炊き方も知っておこう
無洗米ならではの、美味しく炊くポイントがあります!
ぜひこの3つのポイントを知っておきましょう。
さっとすすぐ
無洗米は炊飯前に研ぐ必要はありません。
保存時の汚れやゴミなどが気になる方は、さっとすすげばOK!
そのときにはお米をよくかき混ぜて水と接触させることで、炊飯時の吸水性が高まります。
水加減は少し多め
無洗米は肌ヌカがない分、米の正味量が多いです。
精白米用の計量カップで無洗米を測ったなら、精白米よりも少し多めの水加減で炊くのが正解!
1カップにつき5ccの水を追加しましょう。
無洗米用の計量カップや水量メモリなども種類が増えています。
しっかり吸水させる
お米を研ぐ時間がない分、精白米よりも吸水時間が少なくなる可能性があります。
炊飯前にしっかり吸水させることで美味しさをアップ!
冬は1時間以上、夏は30分以上吸水させるのをおすすめします。
無洗米も精白米もどっちも美味しい! ぜひ無洗米も試してみて
研がずに炊ける便利な無洗米。
無洗米だからといって、美味しくないなんてことはありません!
便利な部分以外にもメリットいっぱいの無洗米を、ぜひ試してみましょう。
・無洗米は精米時に米の表面を覆う肌ヌカを取りのぞき、研がずに炊けるお米です。
研ぎすぎによる旨みの流出やお米の欠け・割れなどを防ぎ、一粒一粒がしっかり吸水してふっくら美味しく炊くことができます。
・無洗米は研がずに炊けるのが最大のメリット!
手間が省けるのはもちろん、水道代の節約にもなります。
肌ヌカがきれいに取りのぞかれているので、お米の劣化を少し抑えることもできます。
・無洗米は精白米よりも少し価格が高い傾向がありますが、お米の正味量が多いこと、水道代を節約できることを考えると、トータルではそう大きな差ではないでしょう。
・無洗米は水加減を少し多めにし、しっかり吸水させて炊くのがポイント!
お米の美味しさを引き出し、ふっくらおいしく炊くことができますよ!