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北海道で春が旬の野菜とは?出回る時期や旬を味わう方法も紹介
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少しずつ暖かくなり春が近づくと、スーパーで売られている野菜を見て春を感じることもありますよね。
今回は北海道で春が旬の野菜をご紹介。
出回る時期や旬を味わうメリットも合わせて解説していきます。
春の味を代表するものばかりですので、ぜひこちらを読んで北海道の春が旬の野菜を取り入れてみてくださいね!
旬の野菜を楽しもう!北海道の春野菜の魅力とは?
春が旬の野菜というと、一般的には春キャベツ、春人参、新じゃがいも、新玉ねぎ、たけのこ、アスパラガス、セロリ、菜の花、そら豆、さやえんどう、春ごぼうなどが挙げられます。
また、山菜ではふきのとう・うどなども春に旬を迎える野菜です。
北海道の春は、はじめはまだ雪が残っていますが、季節が進むにつれ気温も上昇してきます。
低気圧や北からの寒気の影響で気候が変化しやすく、寒暖の差も激しくなりやすい季節です。
北海道の春野菜は、この北海道ならではの寒暖差によって甘みがグッと増すのが特徴!
春キャベツ、レタス、白かぶ、アスパラガスなどがありますよ。
なお、北海道には春に旬を迎える果物も多数あります!
詳しくは「北海道で春が旬の果物とは?出回る時期や旬を味わうメリットも知ろう」でご紹介していますので、ぜひチェックしてくださいね。
春が旬の北海道の野菜は?出回る時期もチェック
旬の野菜は、栄養価が高く旨味が強いのが特徴です。
また、流通する数が増えることで安く手に入るのも嬉しいポイントですね。
北海道で楽しめる春が旬の野菜をいくつかご紹介していきます。
春キャベツ(旬の時期:3月〜5月)
巻きがゆるく柔らかめな葉が特徴の春キャベツ。
柔らかい食感を活かして、サラダなど生食で食べるのがおすすめです。
ビタミンU(キャベジン)が含まれており、胃潰瘍などの胃腸障害の予防・改善効果が期待できます。
芯や外葉にもビタミンCやβカロテンが多く含まれているので、きれいな葉であればなるべく捨てずに食べたいですね。
春レタス(旬の時期:4月〜5月)
春レタスは甘みと、シャキシャキとしたみずみずしい食感が特徴です。
北海道の冬の寒さの影響で甘みが強くなりますよ。
レタスの栄養はβカロテン、ビタミンC、ビタミンB 群、カリウム、カルシウムなどがあります。
サラダはもちろん、炒め物に入れてもみずみずしい食感を楽しむことができますよ。
白かぶ(旬の時期:4月〜6月)
生でも柔らかくておいしい白かぶは、旬の時期には葉つきの状態で売られていることもあります。
かぶの葉は緑黄色野菜に分類され、βカロテンが野菜の中でも特に豊富です。
ガン予防や視力維持に効果があるといわれています。
白かぶ自体にはビタミンCや消化酵素が豊富で、美肌効果や胃腸の調子を整える効果が期待できますよ。
お漬物やサラダなどの生食の方が、消化酵素の作用を活かせるのでおすすめです。
アスパラガス(旬の時期:4月〜6月)
さわやかな甘みとシャキッとした歯ごたえが特徴のアスパラガスは、贈り物に選ぶ人も多くいます。
出始めのものはより甘みが強いといわれていますよ。
おいしいアスパラを選ぶポイントは、色が濃く、光沢があり、穂先がしまっているもの!
栄養素はβカロテンやビタミンC、ビタミンE、ビタミンB群が豊富です。
また、アスパラガスから発見されたアスパラギン酸によって、疲労回復などの効果が期待できます。
アスパラガスはそのまま焼く、茹でる、炒める、天ぷらにするなど、色々な調理法でおいしく味わえますよ。
行者ニンニク(旬の時期:4月〜5月)
涼しい気候でしか育たないとされている行者ニンニク。アイヌネギという呼び方もされますね。
ニンニクのような香りに、ニラやネギのような食感が特徴です。
育つには5年以上かかり、収穫期は長くても2週間程度ととても希少な山菜です。
強い香りの成分である硫化アリルには殺菌力があり、ビタミンB1を吸収しやすくする効果もあります。
天ぷらや炒め物、パスタの具材など幅広い調理法で食べられます。
ふきのとう(旬の時期:3月〜4月)
春の山菜で有名なふきのとうは、むくみの改善や高血圧予防効果が期待できるカリウムが豊富です。
ビタミンK、ビタミンB群、葉酸などのビタミン類も多く含まれていますよ。
他にもポリフェノールの一種であるアルカロイドとケンフェノールは、抗酸化作用や抗アレルギー効果があります。
食物繊維も豊富で、体に良い栄養素がたくさん含まれています。
有名な調理方法は天ぷらですが、味噌和えや佃煮、グラタンやパスタなど、様々な料理に合いますよ。
苦味が苦手な場合は、下処理として塩を加えたお湯で茹で、冷水にさらしておくとアク抜きができます。
千島笹(姫竹、根曲がり竹)(旬の時期:5月〜6月)
姫竹や根曲がり竹などと呼ばれる千島笹の若竹は、北海道で多く採れるたけのこです。
独特な香りがありますが、アクはないので素焼きでもおいしくいただけます。
食物繊維が豊富で腸内環境を整え、コレステロール値を下げる働きが期待できます。
ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンK、カリウム、カルシウムも豊富で、体に嬉しい栄養素がたくさん含まれているのも嬉しいですね。
北海道の春が旬の野菜、おいしい秘訣は寒暖差にあり!
暖かくなるにつれ、北海道の気候ならではの春野菜が次々と出回るようになってきます。
お買い物の際はぜひ春が旬の野菜に注目して、北海道の春を味わってみてくださいね!
・北海道の春は寒暖差が大きいのが特徴。
その寒暖差を利用して野菜が甘く育つのも、北海道の春の野菜がおいしい理由の1つです。旬の野菜は普段よりも安く手に入るものが多くあるので、ぜひ食卓に取り入れてみてください。
・北海道で採れる春の野菜には、春キャベツ、レタス、白かぶ、アスパラガス、行者ニンニク、ふきのとう、千島笹などがあります。
どれも栄養価が高く、甘みや味の濃さを楽しめるのも旬の時期ならではの魅力です。