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きのこの冷凍保存方法を種類別に紹介!冷凍のポイントも
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炒め物や汁物など、いろいろな料理に使えるきのこ。
きのこは冷凍保存が可能なので、冷凍庫にストックしておくのがおすすめです。
実はきのこは冷凍保存することで、うまみがアップするんですよ!
今回はきのこを冷凍保存する際のポイントや、きのこの種類別に冷凍保存する手順をご紹介します!
きのこの保存方法は冷凍がおすすめ!理由やポイントを紹介
実は、きのこをおいしく保存するには、冷凍保存がおすすめ。
冷凍すると長持ちするだけでなく、酵素の働きによって、加熱後の香りやうまみが増すといわれているのです。
きのこの冷凍保存がおすすめな理由と、冷凍保存するときのポイントをご紹介します。
きのこの冷凍保存がおすすめな理由
きのこを冷凍保存するのがおすすめな理由は以下の2つです。
①うまみがアップする
きのこを冷凍すると、きのこに含まれる水分が膨張して細胞壁が破壊されます。
細胞壁が破壊されるとうまみ成分を作り出す酵素が働き、「グアニン酸」「グルタミン酸」「アスパラギン酸」などのアミノ酸が、生のきのこよりも約3倍増えるといわれています。
②冷蔵保存より長持ちする
きのこは水分が多く含まれているため傷みやすく、冷蔵保存だと種類によっては3日前後で食べられなくなってしまいます。
しかし、冷凍保存すれば1カ月程度は保存できるようになりますので、すぐに食べ切れない場合は冷凍することをおすすめします。
きのこを冷凍保存するときのポイント
きのこを冷凍保存する際は、3つのポイントを押さえておきましょう。
①水洗いしない
きのこは水気や湿気に弱い食材なので、基本的に水洗いはしません。
汚れが気になる場合は、軽く湿らせたキッチンペーパーで拭き取る程度にしましょう。
どうしても水洗いが必要な場合は、少量の水でさっと洗い、水気を十分に取ってください。
②生の状態で冷凍する
風味や味が落ちる原因になるので、きのこは加熱せず生の状態で冷凍するのがおすすめです。
また、冷凍したきのこはそのまま調理に使えますので、冷凍する前に食べやすい大きさにカットしておくと便利ですよ。
③短時間で冷凍する
冷凍までにかかる時間が短いほど、きのこのうまみが保たれます。
早く冷凍する方法には「冷凍庫の急速冷凍機能を活用する」「きのこ同士が重ならないように平らにして袋に入れる」「金属バットにのせて冷凍する」などがあります。
きのこ以外にも、冷凍しておくと便利な野菜がいろいろありますよ。
冷凍野菜については、下記のコラムもぜひご参考くださいね。
きのこの冷凍保存方法を種類別に解説!
きのこの冷凍保存方法を、以下の種類別にご紹介します!
1.しいたけ
2.しめじ
3.えのきだけ
4.エリンギ
5.まいたけ
6.なめこ
7.マッシュルーム
①しいたけ
しいたけは石づきがあれば切って、軸とかさを切り分けたら冷凍用保存袋に入れて冷凍します。
そのまま冷凍保存も可能ですが、スライスしておくと炒め物やスープにそのまま入れられるので、用途に合わせて切ってくださいね。
②しめじ
しめじは石づきを切り落とし、使いやすい大きさの子房に分けて冷凍用保存袋に入れて冷凍します。
③えのきだけ
えのきだけは根元を切り落とした後、使いやすいサイズに手でほぐして冷凍用保存袋に入れて冷凍します。
味噌汁に入れるなど細かく切って使いたいときは、先に切ってから冷凍するのがおすすめです。
④エリンギ
エリンギは半分の長さに切ってから縦に薄くスライスし、冷凍用保存袋に入れて冷凍します。
⑤まいたけ
まいたけは使いやすいサイズにカットするか、手でほぐした後、冷凍用保存袋に入れて冷凍します。
⑥なめこ
なめこは脱気パックの場合は袋ごと冷凍します。
袋に折り目をつけて冷凍すると、調理のときに小分けにして使えるので便利ですよ。
株で売られているなめこは、石づきを切り落として1本ずつほぐした後、冷凍用保存袋に入れて冷凍します。
⑦マッシュルーム
マッシュルームは軸がついたまま薄くスライスしたら、冷凍用保存袋に入れて冷凍します。
軸の切り口が変色している場合は切り落としてくださいね。
きのこは冷凍すれば、どの種類でも1カ月程度は保存が可能です。
種類ごとに分けて冷凍するだけでなく、好きなきのこを混ぜた「きのこミックス」を作って冷凍保存しておくのもおすすめです。
冷凍保存したきのこの使い方
冷凍保存したきのこは、自然解凍すると水分と一緒にうまみが流出してしまうため、使う直前に冷凍庫から出して凍ったまま調理に使いましょう。
基本的にはそのまま入れて使えますが、なめこは不純物が付着していることがあるため、さっと水洗いしてから使うのがおすすめです。
冷凍したきのこは、以下のようにいろいろなメニューに使えますよ。
・炒め物
・味噌汁・スープなどの汁物
・鍋
・炊き込みご飯
・ピザ・パスタ
・卵とじ
・あんかけ
しめじやえのき、エリンギなどは冷凍すると食感が少し変化するため、気になる方は食感が気になりにくいメニューに使うと良いでしょう。
きのこの冷凍保存方法を知って、おいしく便利に調理しよう
きのこは冷凍することでうまみがアップし、保存期間も長くなります。
きのこをたくさん買ったときは、ぜひ冷凍保存してみてくださいね。
・きのこは冷凍保存することでうまみがアップし、保存も1カ月程度可能になります。
きのこを冷凍する際は、水洗いせず生の状態で、なるべく短時間で冷凍するようにしてください。
・きのこの冷凍方法は、石づきがあれば切り落とし、スライスまたは株を小分けにしてから冷凍保存袋に入れます。
種類ごとだけでなく、いろいろなきのこを混ぜた「きのこミックス」を作っておくのもおすすめです。
・冷凍したきのこは自然解凍すると水分と一緒にうまみが流出してしまうため、調理の際は凍ったまま使うようにしましょう。
炒め物や汁物、ピザやパスタなど、いろいろな料理に使えますので、ぜひ冷凍きのこを活用してみてくださいね。