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省エネリフォームは窓も対象!補助金対象になる改修とは?
こんにちは!
北国の暮らしをエネルギーでサポートする北ガスのTagTagです!
住宅の省エネリフォームには国や市町村から補助金が出るんです!
今回は住宅の省エネリフォームの中でも「窓」のリフォームに注目。
窓ガラスの交換や内窓の取り付けといった断熱リフォームは省エネリフォームに対する補助金の対象です。
どんな窓リフォームで補助金が申請できるのかご紹介します!
「札幌市住宅エコリフォーム補助制度」が対象になる窓リフォーム
札幌市内の戸建て住宅や集合集宅で、バリアフリーリフォームや省エネリフォームを行った際に補助金をもらえる制度です。
その省エネリフォームの対象として、内窓の取り付けや、内窓・外窓の交換といった窓の断熱リフォームが含まれます。
居室の窓を全てリフォームし、そのリフォームによって札幌市が定める断熱性能基準を満たすことが必要です。(既に基準を満たしている窓は除外可能)
札幌市内に主たる営業所があるリフォーム会社へ依頼することも条件となります。
■対象となる窓リフォームの内容
・内窓の新設または交換
・外窓の取り付け
※窓ガラスの交換のみは対象外です。
■補助金額
30万円(税抜き)以上のリフォームが対象となり、補助金額30,000円以上から申請が可能です。
断熱改修を行った窓の大きさにより7,000~18,000円(1ヵ所につき)。
その他の対象リフォームの補助金額と合わせて上限50万円、または総工事費(税抜き)の10%以内の金額が補助されます。
■申請方法
住宅の居住者・所有者が、補助金交付申請書や対象リフォームの費用見積などを札幌市へ提出し、補助金の申請を行います。
補助金交付の決定がなされた後、リフォーム工事を開始し、工事完了後は札幌市へ完了報告書を提出します。
補助金確定通知書が交付され、通知書に基づいて札幌市へ請求を行うことによって補助金が交付されます。
※平成29年度の申請受付は終了しています。
札幌市住宅エコリフォーム補助制度http://www.city.sapporo.jp/toshi/jutaku/03reform/eco/eco.html
窓のエコリフォームに対する補助金制度は函館市や旭川市でも実施されています。
・函館市住宅リフォーム補助制度
https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2019071000022/
・旭川市住宅改修補助制度
http://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/kurashi/401/ho01/ho001/d053154.html
※どちらも平成29年度の申請受付は終了しています。
その他の自治体でも窓の省エネリフォームに対する補助金制度がある場合があります。
お住まいの市町村の制度をぜひチェックしてみましょう!
地方公共団体における住宅リフォームに関わる支援制度検索サイトhttp://www.j-reform.com/reform-support/
「高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事」の補助が対象となる窓リフォーム
指定された省エネ性能が高い製品を使用した窓の省エネリフォームに対し、補助金が支給されます。
原則として、任意の窓のみの省エネリフォームではなく、1住居全ての窓に対して断熱改修工事を行った場合が対象となります。
一戸建て、集合住宅のどちらも対象となりますが、一戸建ての場合は窓の断熱改修工事と同時に、天井、床、壁のどれかの断熱改修工事も行うことが必要です。
また、省エネリフォームの結果が地域ごとに求められる断熱性能値を満たしていることも条件となります。
■対象となる窓リフォームの内容
・窓ガラスのを指定の断熱ガラスへ交換する
・内窓の取り付け
・カバー工法でのサッシの取り付け
■補助金額
集合住宅では1戸あたり15万円、戸建住宅では120万円が上限として補助。
補助率はどちらも対象工事や建材費用の1/3以内。
■申請方法
戸建て住宅・集合住宅の所有者(所有予定者)、賃貸住宅の所有者、買取再販業者が、リフォームの実施契約書、費用見積など必要書類を事業の執行団体である一般社団法人環境共創イニシアチブへ提出。
補助金の交付決定後にリフォーム会社と契約、工事を開始し、工事完了後には実績報告書などを提出します。
現地調査などで工事の内容が確認されれば直接補助金が支払われます。
事業者登録されているリフォーム会社へ依頼すること、リフォーム契約締結前に申請・決定通知書をもらう必要があります。
※平成29年度の申請は終了しています。
広範囲の省エネリフォームを行った場合は税金が安くなるかも?
窓のリフォームを含む広範囲の省エネリフォームを行った場合、固定資産税や所得税が一定期間減税される「省エネリフォーム促進税制」の対象になる可能性があります。
■固定資産税の減税
50万円以上の一定の省エネリフォーム工事を行った場合、工事の翌年度の固定資産税が1/3軽減されます。
申請方法:改修工事完了後3ケ月以内に増改築等工事証明書など必要書類等を揃え、市区町村に申告する
■所得税の控除
1)自己資金で支払った場合
50万円以上の一定の省エネリフォームを行った場合、工事費用(上限250万円)の10%をその年分の所得税額から控除します。
2)リフォームローンを利用した場合
50万円以上の一定の省エネリフォームを行った場合、工事費用(上限250万円)における年末時のローン残高の1%を5年間に渡り控除します。
申請方法:増改築等証明書など必要書類を揃え、所轄税務署にて確定申告を行う
他にも平成29年度には、耐震リフォームや省エネリフォームを行った際にもらえる「住宅ストック循環支援事業補助金」という補助金もありました。
来年度の予定はまだ発表されていませんが、興味がある方はチェックしてみるのも良いかもしれません。
補助金や減税を上手に使って窓をお得に省エネリフォーム!
窓の断熱改修などの省エネリフォームでも補助金がもらえる場合があります!
費用の補助や税金の控除などを上手に受けながら、お得に省エネリフォームをしましょう♪
・「住宅ストック循環支援事業補助金」「自治体ごとの補助制度」「高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事業」など、一定の要件を満たす窓の省エネリフォームは補助金を受けることができます。
・事業者登録済みのリフォーム会社への工事依頼と、工事着工(または契約)前に申請をすることが必要です。
・一定の要件を満たす省エネリフォームを行った場合、所得税の控除や固定資産税の軽減を受けられる「省エネリフォーム促進税制」の対象となることがあります。