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省エネな床暖房はどれ?効果的な使い方や最新の床暖房
こんにちは!
北国の暮らしをエネルギーでサポートする北ガスのTagTagです!
足元からじんわり暖めてくれる床暖房。
今回はそんな床暖房の省エネ性についてのお話です。
省エネ性が高い床暖房の種類や節電につながる使い方、床暖房の最新の省エネ機能などについてもご紹介します。
床暖房は省エネに繋がる?種類はどれが一番省エネ?
温水式と電気式、ランニングコストは温水式が安い
「床暖房は日中に使用するか夜間に使用するか、周囲の温度環境、オン/オフの回数などによってランニングコストは違ってきます。一般的な傾向としては、温水式は、設置費用は電気式と比べると割高でランニングコストは安く、電気式は、設置費用は安く抑えられますがランニングコストは温水式と比べるとやや割高です」
※住宅・不動産購入をサポートする情報サイト「SUUMO(スーモ)」
床下から足元や部屋をじんわりと暖める床暖房。
床暖房は大きく分けて「温水式」と「電気ヒーター式」の2種類があります。
種類別に1ヶ月のランニングコストもご紹介しますね。
※すべて10畳間、1日8時間連続使用の数値。電気代は室温20℃を30℃に、電力料金目安単価27円/kWhで計算。商品や条件によってコストは異なります。
数値はパナソニックのホームページ、タイナビSwitchを参照しています。
温水式
熱源機で作った温水を床暖房パネルに循環させて床を暖めるしくみです。
燃料はガス、電気、灯油などさまざま。燃料の種類によって特徴やコストは異なります。
・ガスを熱源とするガス温水式床暖房
給湯暖房一体型のエコジョーズなど給湯・暖房が一台でまかなえる機器も増え、温水式の床暖房が増えつつあります。
ガス温水式は立ち上がりが強く、素早く部屋を暖めることができます。
1ヶ月のランニングコスト約4,590円が目安。
・ヒートポンプ式床暖房
空気中の熱量を使ってお湯を作るヒートポンプ式の床暖房も登場。
熱源は電気ですが、電気ヒーター式の床暖房と比べ電力量が抑えられるので、ランニングコストも抑えられるのが大きなメリットです。
1ヶ月のランニングコスト約3,900円が目安。
電気ヒーター式
床下に通した熱線など発熱体を電気で温める方式の床暖房。
熱源機が不要で、最初の設備設置のコストは温水式のものよりも安く済むケースが多いです。
ただし立ち上がりに時間がかかるのがデメリット。
1ヶ月のランニングコスト約6,800円~約7,300円が目安。
部屋の大きさや使い方、熱源などによってもコストは異なりますが、ランニングコストは一般的に温水式床暖房の方が抑えられる傾向があります。
エコジョーズやエコキュートなどと上手に組み合わせて使うとさらに省エネ効果がアップします。
省エネになる床暖房の使い方を伝授!
床暖房は光熱費が高いイメージ……。
省エネ効果を高めながら快適に暮らす、床暖房の使い方をご紹介します。
床暖房の立ち上がりはエアコンと併用する
床暖房はスイッチを入れて寒い部屋を適温にするまでに、温度を高くして一気に暖めようとしても時間がかかり、効率が悪く光熱費もかさみます。
最初はエアコンも併用して一気に部屋を暖めてしまいましょう。
必要な部分のみ運転
内部でパネルが分かれているなど、部分的に暖められる機能がついているものも増えています。
必要な部分のみの運転に切り替え、場所によって切って暖かい場所に移動して過ごすなど工夫すると、光熱費を抑えることができます。
外出や就寝前のスイッチオフは30分前倒し
床暖房はスイッチを切った後もしばらくは暖かさが続きます。
この特徴を利用して、外出や就寝でのスイッチオフを30分前倒ししましょう。
光熱費はかからず、余熱で十分暖かさを感じることができます。
最新床暖房やコージェネレーションシステムの併用で省エネ!
最新床暖房についている嬉しい省エネ機能や、省エネ効果の高くなる組み合わせをご紹介します。
自動省エネ機能
部屋が設定温度まで暖まったら自動的に弱運転に切り替わって節電します。
無駄な消費電力をカット!
自動タイマー機能
寝る際に切って自分が朝起きる時間にタイマーをセットすれば、自動的に運転の開始時間をコントロールできて省エネに!
コレモとの組み合わせ
コレモで発電する際に発生する熱を有効活用してお湯を温め、床暖房に使用。
天然ガスを使って電気を作り出すコレモと、給湯器エコジョーズと組み合わせて使うことでさらに省エネに!
床暖房で快適な暮らし。省エネ効果を高める種類や工夫もチェック
部屋を足元からじんわり暖める床暖房。床暖房の種類によって特徴やコストは様々です。
省エネ効果を高める工夫も知っておきましょう!
・床暖房の種類は大きく分けて温水式とヒーター式の2種類。
・床暖房を使用する際には、立ち上がり時のエアコンとの併用、スイッチオフ前は余熱を利用するなどの省エネポイントがあります。
・最新の床暖房には設定温度になると自動で弱運転になる省エネモードや、自動タイマー機能も搭載。コレモとの組み合わせも光熱費節約に効果的です。