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電球をLEDにしたら電気代はどれほどおトク?メリットデメリットも!
こんにちは!
北国の暮らしをエネルギーでサポートする北ガスのTagTagです!
消費電力が少なく、電気代を節約することができるLED照明。
家庭でもLED照明を取り入れる方が増えています。
今回はLED照明とその他の電球との電気代を比較!
白熱電球や蛍光灯、ダウンライトなどと比べて、LED照明の電気代はどう違うかを見てみましょう。
あわせて、LED照明のメリットデメリットもご紹介しますね。
LED電球は電気代がどれくらいおトク?白熱電球や蛍光灯と比較!
一般電球や蛍光ランプを使った照明から LED照明への交換により、今までどおりの生活をしながら、無理なく電気使用量を減らせます
消費電力が少なく、電気代の節約が叶うLED照明。
一般的に使われることの多い白熱電球や蛍光灯と比較すると、電気代はどれほどおトクになるのでしょうか。
実際にどのくらい差が出るのか、計算してみましょう。
白熱電球とLEDライトの比較
同等の明るさの白熱電球とLEDライトを比較します。
白熱電球(パナソニック LW100V36W 40W形):消費電力は36W。
LED電球(パナソニック LDA6L-H-E17/BH/S_3):消費電力は6.4W。
1日8時間点灯、1カ月30日、1年間の電気代を比較(27円/kWh)
■白熱電球 1年間の電気代約2,799円
0.036(kWh)×8×30×12×27=2,799.36
■LED電球 1年間の電気代約498円
0.0064(kWh)×8×30×12×27=497.664
白熱電球1つをLED電球に変更すると、1年間で約2,300円の電気代節約となります。
2個、3個と交換した場合はその影響も大きいですね。
蛍光灯とLEDライトの比較
12畳用のシーリングライトで、蛍光灯とLEDライトを比較します。
蛍光灯(HotaluX 12LKZ423SG):消費電力87W
LED照明(HotaluX HLDZ12208):消費電力41W
1日8時間点灯、1カ月30日、1年間の電気代を比較(27円/kWh)
■蛍光灯 1年間の電気代約6,765円
0.087(kWh)×8×30×12×27=6765.12
■LED照明 1年間の電気代約3,188円
0.041(kWh)×8×30×12×27=3188.16
例えばリビングのシーリングライトを蛍光灯からLED照明に変更すると、1年間で約3,600円の電気代節約となります。
LED電球の電気代については、こちらでもさまざまな視点から解説していますので、ぜひご覧ください!
LED電球の電気代以外のメリットデメリットも紹介
LED電球は消費電力・電気代以外にもメリットがいっぱい!
長寿命で長い期間使用できるので、交換の手間が少ないです。
同じ明るさの白熱電球と比べると、白熱電球の寿命は約1,000時間なのに対し、LED電球は約40,000時間。40倍も長持ちします。
点灯の繰り返しによる消耗もLED電球の方が少ないです。
天井など高い部分の照明は交換するのも大変なので、長寿命は嬉しいですよね。
・熱を発しないので火事ややけどなどの危険が少ない
・紫外線を発しないので虫が集まってこない
・写真や絵、壁紙の色あせがしにくい
などのメリットもあります。
電球そのものも衝撃などに強く、壊れにくいです。
一方、LED電球は購入価格が高いのがデメリットです。
最近では少しずつ価格も下がってきていますが、普通の白熱電球や蛍光灯と比べるとまだまだ高額ではあります。
ただし、電気代が安く寿命が長いので、日々の光熱費と買い替えコストを考えると、初期費用を差し引いてもコスト面ではLED電球が優秀です。
また「同じW数表記の電球を選んだのに、 LED電球に変えたら暗くなったように感じる」というケースもあります。
全方向に光が広がる白熱電球や蛍光灯に対して、 LED電球は全方向に光が広がる「全般配光形」と主に真下に向かって光が広がる「準全般配光形」があるためです。
商品の表記をよく確認し、設置場所やソケットの向きに合わせて選びましょう。
LED電球の選び方についてはこちらでも詳しくご紹介していますよ!
絶対電球はLED!とは限らない?LED以外でも良い場合とは
長く点灯し続ける場所ほどLED電球のメリットが活かされるので、ケースバイケースで考えましょう。「何が何でもLED電球にしなければいけない」わけではありません。
消費電力が少なく、耐久時間が長いLEDは節電や節約に効果的ですが、使う場所や使い方によっては無理にLED照明にしなくても良いケースもあります。
例えばトイレの照明や玄関の足元照明など、点灯時間が少ない場所ではLED照明による「電気代節約」のメリットを受けづらいですね。
こういった場所の場合は、購入価格が高いLED照明に無理に変えなくても良いでしょう。
また、LEDライトは高温多湿に弱い性質があるので、浴室内の照明には使用しない方が無難です。
キッチンのガスコンロの真上の照明で使う場合にも、必ず換気扇をしっかり回しながら点灯するようにしましょう。
LED電球に交換して照明の電気代を節約!
照明は家庭の消費電力の中でも大きな割合を占めるものの一つ。
従来の電球を消費電力の少ないLED電球に交換するだけで、自然と電気代の節約ができます。
「 LED電球は高い」と思っている方もいるかもしれませんが、電気代が安く寿命が長いので、日々の光熱費と買い替えコストを考えると、初期費用を差し引いても優秀です。
ぜひ検討してみましょう。
・白熱電球をLEDへ交換すると年間で1年間で約2,300円の電気代の節約、リビングのシーリングライトを蛍光灯からLEDへ交換すると1年間で約3,600円の電気代の節約となります。
・LED照明はその他の電球と比べて寿命が長く、交換の手間や買い替えコストを削減することができます。熱を発しないので安全、紫外線を発しないので虫が集まらず、写真や壁が日焼けしづらいなどのメリットもあります。
・LED照明は白熱電球や蛍光灯と光の広がり方が異なる場合があるので、製品情報をよく確認してから購入すると良いです。購入費用は他の電球より高額ですが、毎月の電気代や買い替えコストを考えるとLEDの方が低コストと言えます。
・節約という意味では点灯時間が長い方が恩恵が大きいため、トイレや玄関の足元照明など点灯時間が短い場所では、LEDの電気代節約効果を受けづらい場合もあります。また LED 照明は高温多湿に弱いため、 浴室内での使用には向きません。
・電気代の節約なら北ガスの電気への切り替えも検討してみてはいかがでしょうか。電気のプラン見直しを検討するなら、Webで最短3分で手続きできる「北ガスの電気」がおすすめ!