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子ども部屋の配置場所はどう決める? 広さやレイアウトも紹介
こんにちは!
北国の暮らしをエネルギーでサポートする北ガスのTagTagです!
家を建てる際に「子どもが小さいうちはどこで遊ばせよう」「勉強はどこでするのがいいかな」「兄弟で分けたほうがいいのかな」など、子ども部屋についてはとっても悩みますよね。
今回は、子ども部屋は家のどの場所につくるべきかについてお話します。
子ども部屋に適した広さやレイアウトについても、あわせて解説しますね。
子ども部屋の配置場所は、年齢や用途別に考えるのがおすすめ!
子ども部屋は家族のコミュニケーションがとりやすい場所に配置することが重要
子ども部屋を家のどの場所につくるか。
これは、子どもの年齢や部屋の用途によって異なります。
子どもが小さいうちの子ども部屋は、子どもの遊び場や荷物を管理する場所になることが多いです。
その場合、必ずしも個室である必要はありません。
ポイントは、子どもの顔が見える場所です。
リビングにつながる部屋やリビングの一角を子どものスペースとすると良いでしょう。
その場合は、床に段差を設けたスキップフロアや腰高程度の間仕切りでゆるくスペースを区切ると扱いやすいです。
小学校に入ると勉強場所が必要になってきます。
特に高学年以上になると、友達と遊べる個室がほしいと希望が出てくる年頃。
個室を用意しようと思った場合に、配置場所のポイントとして下記の3つが挙られます。
・玄関から子ども部屋に行くまでに、リビングを経由する場所
・玄関から子ども部屋に行くまでに、親の寝室の前を通っていく場所
・リビングやキッチンからの気配が届く場所
こちらも、親が子どもの気配を感じられるというのが大きなポイントです。
思春期ともなると自室にこもりがちになる子どもも少なくありません。
玄関から親の目が届かない状態で行き来できてしまう子ども部屋は、子どもがいつ帰ってきたのか、いつ出かけたのかが分かりづらくなってしまいます。
家族間のコミュニケーションを円滑にし、子どもの様子を理解しておくためにも、上記のポイントを意識して子ども部屋の場所を考えると良いでしょう。
子ども部屋の広さは4.5~8畳程度が一般的
子ども部屋の広さは4.5~8畳程度が一般的です。
勉強机とベッドを置いて、勉強・睡眠・荷物の管理をすべて1部屋で完結させようと考えると、最低でも4.5畳以上の広さは必要になります。
子どもの成長にしたがって荷物はどんどん増えていきますので、長い目で見て大きめのクローゼットなどの収納スペースも用意できると良いですね。
広めの子ども部屋を用意して最初は兄弟2人で使い、成長に合わせて2つに区切って使うのも1つの方法です。
仲の良い同性の兄弟なら、完全に2つに分けずに間仕切り程度の仕切りでも良いかもしれません。
広さ別の子ども部屋のレイアウト例や広く見せるアイデア
子ども部屋は、場所の次にレイアウトも大切!
勉強机や収納、寝具の配置次第で快適に広く使うことができます。
広さ別のレイアウト例や、広く見せるためのアイデアをご紹介します。
4.5畳の場合
学習机、ベッド、収納棚などを置くと、ほぼいっぱいになる広さです。
広く使うにはこんな方法がありますよ。
・ロフトを作ったり、ベッド下を利用したりして、空間を縦に広く使う
・ベッドではなく布団にする。就寝時以外は布団を片付けて広く使う
6畳の場合
子ども部屋の平均的な広さです。
学習机とベッドを入れてもスペースに余裕があります。
机とベッドを隣り合った壁に面して置くか、向かい合った壁に面して置くかの2つのレイアウトパターンがあります。
前者は家具のない床としてまとまったスペースを確保でき、後者は部屋の奥まで何も置いていない一直線のスペースがあるため視野が開けて見えます。
8畳以上を兄弟2人で使う場合
机を並べて置いてスペースを完全に共有するほか、机やベッドなどを間仕切り代わりにして、ゆるやかにスペースを区切る方法があります。
スペースを区切るレイアウト例
・机を向かい合わせに置く
・2段ベッドを部屋の真ん中に置いて間仕切りにする
・可動式の収納やクローゼットを間仕切りにする
広く見せるレイアウトのアイデア
部屋を広く見せる方法としては、こんなアイデアがありますよ。
・背の低い家具を置く
・クローゼットなど収納スペースを大きくつくる
・壁や家具を明るい色にする、色をそろえる
子どもの成長に合わせてアレンジしやすい間取りやデザインにしておくと、将来的に長く使いやすいでしょう。
子ども部屋は家族の気配が感じられる場所に配置しよう!
子ども部屋は、お互いの気配が感じられる場所に配置するのがおすすめです。
限られたスペースでも子どもの成長を考えながら、上手に工夫をして配置したいものですね。
・子どもが小さいうちはリビング続きの部屋やリビングの一角に、成長した後も玄関からリビングを通る場所につくるのがおすすめ。子どもの顔を見ることができる、気配を感じられる場所にするのがポイントです。親子のちょうどよい距離を保ちながら成長を見守ることができます。
・子ども部屋の広さは4.5~8畳程度が一般的。年齢や用途によっては必ずしも個室である必要はありません。狭い部屋でも収納を大きくつくる、ロフトベッドや布団にする、インテリアを明るい色で統一するなどの工夫で広く見せることができますよ。子どもの成長に合わせてアレンジしやすい間取りにしておくのがポイントです。