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「電気代が高い!」「請求がおかしい?」原因は?電気代を抑える方法も
北の暮らしをエネルギーでサポートする北ガスのTagTagです!
「今月の電気代、高い気がする…」「請求金額がおかしいかも?」など、電気代が急に高くなって焦った経験はありませんか?
電気代が高い原因は、電気の利用方法が変わったことが原因の場合が多いです。
今回は、電気代の目安や電気代が高くなる原因として考えられる点などを解説します。
電気代を抑えるためにどんなことができるのか、一緒に考えてみましょう。
まずは電気代の仕組みや相場をチェック!
電気料金は主に「基本料金」「電力量料金(燃料費調整額含む)」「再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)」の3つで構成されています。
まず「電気の使用量に関わらず、契約していると必ずかかる料金」として基本料金があります。
基本料金は、契約電流(A)、契約容量(kVA)または契約電力(kW)により金額が決まります。
基本料金にプラスして、使用した電気量に応じてかかる「電力量料金」と「再エネ割賦金」を足した金額が、毎月の電気代になります。
この2つについても、説明しましょう。
- 電力量料金(従量料金)
電力量料金単価×使用電力量で算定します。そこから、燃料費調整額を燃料費の変動に応じて加減の計算をします。
- 燃料費調整額
燃料調達にかかる為替レートや原油価格の変動を、速やかに電気料金に反映させた料金で、月により変動します。
- 再生可能エネルギー発電促進賦課金
「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」に基づき、再生可能エネルギーを用いて発電した電気について、その買い取りに要した費用を電気ご利用の全てのお客さまから賦課金として電気のご使用量の応じご負担いただくものです。
再エネ賦課金の単価は電力会社に関わらず全国統一です。
「電気代が高い」「請求がおかしい」なら、こんな原因があるかも!
急に電気代が高いと感じたら、多くの場合は電気の使い過ぎが原因です。
こんな心当たりはありませんか?
・電化製品を新しく購入、または高い能力のものに変更した
・在宅勤務になって昼間に自宅にいる時間が増えた
・エアコンを1日中つけていた
・季節が変わるタイミング(特に秋から冬、春から夏へ変わる時)
・家族が増えるなど、使う人数が変わった
・大型連休の月で、検針までの使用日数が多くなった
電力をたくさん使う家電が増えたり、ライフスタイルが変わって電化製品の使用時間が増えたりしていないでしょうか。
また、前章で説明した通り電力量料金単価は月により変化するため、使用量が同じでも電気代の上がり下がりは発生します。
心当たりが全くないのに請求が著しく高いと感じる場合は、稀ではありますが電力メーターの故障や漏電、盗電などのトラブルの可能性も考えられます。その場合はご契約の電力会社に連絡をしてください。
そのようなトラブルなく電気を安心してお使いいただけるよう、法令に基づき4年に1回、国に登録された調査期間の調査員がご家庭に訪問し、電気設備の調査・点検を無料で行っています。
電気代が高いならここを見直し!金額を抑える方法とは

電気代が高いと感じるなら、電気の使い方や料金プランを見直して節約に取り組んでみましょう。
こんな方法がありますよ。
電化製品の使い方を見直す
まずは日々の生活で電気の使い方を見直しましょう。
電化製品の中で、とくに電力消費量が大きいのは冷蔵庫、照明、テレビです。
たとえば冷蔵庫には物を詰め込みすぎない、開け閉めの回数・時間を減らす、照明はこまめに消灯する、テレビは明るさや音量を下げるようにすると消費電力を抑えることができますよ。
LED電球や最新家電に買い替える
最新の家電は省エネ性能が高く、消費電力量が少ないものが多いです。
たとえばLED電球の消費電力は、白熱電球の1/10程度といわれています。
冷蔵庫やテレビなどの大型家電に関しても、最新モデルに買い替えることで消費電力を大きく抑えることが可能です。
節電については「電気代を安くしたい!効果的な節約方法や見直しポイントとは?」もご参考ください!
電力会社の見直しをする
2016年の電力自由化によって、たくさんの電力供給会社から契約先を選べるようになりました。
電力会社ごとにさまざまな料金プランを打ち出しています。
携帯電話やガス料金など他サービスとのセット割引やポイント付与など、選択肢が豊富に!
新電力会社との契約を検討してみるのも、電気代を抑える方法のひとつですよ。
ただし、新電力にしたからといって必ずしも電気代が下がるとは限りません。電気代のシミュレーションを行いながらよく検討して決定してください。
新電力のメリット・デメリットや選ぶコツについては「電気の自由化で電気代をおトクにするには?選ぶコツを伝授!」もご参考にしてください!
電気代が高い! 請求がおかしい? と感じる原因を知って対策を!
電気代が高い!と感じる場合、原因の多くは電気の使い過ぎです。
便利な家電や電化製品が増え、家庭での電力消費量は増えています。
電気の使い方や料金プランを見直したり、新電力を検討したりして電気代を抑える工夫をしましょう。
・電気代は「基本料金」+「電力量料金」+「再エネ賦課金」で構成されます。
・ 「電気代が高い」と感じるケースで、多くの場合は使いすぎが原因。
家電の買い増しのほか、在宅勤務でおうち時間が増えたり、子どもが成長して自分の部屋やゲーム機を持ったりと、ライフスタイルが変わってはいませんか?
心当たりが全くないのに請求がおかしい場合は、トラブルの可能性も考えてみましょう。
・電気代を抑えるために、電気の使い方や料金プランの見直しをするのもひとつの方法です。
最新家電は省エネ性能も高いので、これを機に買い替えるのも良いでしょう。
電力自由化によって電力供給会社も自由に選べるようになっているので、自分に合った電力会社や料金プランを検討してみてくださいね。