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カーテンの洗濯機での洗い方を紹介!干し方のポイントも
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UVカットや目隠し、冷暖房の効率アップなど、さまざまな役割があるカーテン。
しかし、このカーテンを1度も洗ったことがないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、カーテンは自宅の洗濯機でも洗うことができるんです。
今回は、洗濯機でカーテンを洗う手順や、洗濯時のポイントなどをご紹介します。
カーテンは洗濯機で洗える?洗濯の頻度も紹介
カーテンは年末の大掃除の時にしか洗わない……という方も多いですが、お洗濯するならしっかり洗えてよく乾く、春〜夏に洗濯するのがおすすめ。カーテンがキレイになると、お部屋がパッと明るくなりますよ!
カーテンの洗濯方法は素材にもよりますが、基本的に自宅の洗濯機で洗濯が可能です。
カーテンには室内のほこり・カビ・たばこのヤニ・生活臭・ペットの毛、室外の排気ガスや花粉などが付き、見た目以上に汚れています。
さらに、寒い日は外気との温度差で窓が結露し、カーテンが濡れてカビてしまうことも。
定期的にカーテンを洗うことで「部屋の雰囲気が明るくなる」「カーテンが長持ちする」「におい・カビ・アレルギーなどの予防になる」といったメリットが得られます。
カーテンの洗濯頻度はレースカーテンなら年に2〜3回、厚手のカーテンなら年に1回が目安です。
「大通りに面した場所に住んでいる」「室内で喫煙している」など、カーテンが汚れやすい環境であればこまめに洗濯しましょう。
洗濯する時期は洗濯物が乾きやすい春〜夏がおすすめです。
花粉症対策には花粉が飛び始める2月後半から、ピークとなる4月頃までに洗濯しておくと、カーテンに花粉が付きにくくなりますよ。
季節の変わり目や年末の大掃除など、洗濯する時期を決めておけば「最後にカーテンを洗ったのはいつだったかわからない…」と困ることもなくなります。
カーテンの洗濯機での洗い方を解説!
カーテンを洗濯機で洗う手順と、洗濯する際の注意点についてご紹介します。
カーテンを洗濯機で洗う方法
カーテンを洗濯機で洗う手順は、以下のとおりです。
1.カーテンを外し、洗濯機に入れる
2.洗剤を入れて洗濯機を回す
3.脱水する
それぞれの手順について、詳しく解説します。
①カーテンを外し、洗濯機に入れる
洗濯機に入れる前に、カーテンに付いた大まかなほこりを掃除機などで取ります。
次にカーテンレールからカーテンを外し、フックを取り外します。
フックが外せない場合は、フックが露出しないようにタオルなどでくるんでひもで縛ってください。
洗濯時のダメージを防ぐために、カーテンは洗濯ネットに入れて洗うのがおすすめです。
カーテンのプリーツに沿うように縦にじゃばらに折り、洗濯ネットに入る大きさになるよう横にもじゃばらに折ります。
カーテンの裾や上部のギャザーなど汚れが溜まりやすい部分や、気になる汚れがある部分が外側になるように入れると汚れが落ちやすくなりますよ。
②洗剤を入れて洗濯機を回す
素材に合わせた洗剤・コースを選んで洗濯機を回します。
洗剤は、デリケートな素材のカーテンではおしゃれ着用、その他は中性がおすすめ。
洗剤の量はラベルに表記されている量を入れます。
手洗いマークが付いているカーテンや、繊細な生地・装飾の付いたカーテンは、「手洗いコース」「ドライコース」「おしゃれ着コース」などで洗ってください。
柔軟剤には静電気防止効果があるので、一緒に使用することでほこりや花粉などが付きにくくなりますよ。
柔軟剤によっては抗菌・防臭効果のあるものもありますので、目的に合わせて選んでみてくださいね。
洗濯機の機能については、下記のコラムもぜひご参考ください。
③脱水する
脱水の時間が長いとカーテンの生地が傷んだり、しわになったりする原因に。
脱水は手早く30秒ほどで終わらせるようにしましょう。
カーテンを洗濯する際の注意点
カーテンを洗濯する際は、以下のポイントに注意しましょう。
自宅での洗濯が可能か確認する
カーテンの素材によっては自宅で洗濯できないものもあります。
カーテンに付いている洗濯表示に「洗濯機」または「手洗い」のマークがあれば自宅での洗濯が可能です。
水洗い不可のマークが付いたカーテンや、綿・麻・レーヨン素材のカーテンは生地の色落ちや縮みなどの可能性があるため、クリーニングが望ましいでしょう。
古いカーテンは手洗いする
長年使用しているカーテンは生地が弱り、洗濯の際に破れてしまう可能性があるので手洗いがおすすめです。
手洗いする場合は、浴槽や洗面器、洗面所などに30度以下のぬるま湯をはり、洗濯機の場合と同じ洗剤を表記の量だけ入れ、カーテンを浸けます。
もみ洗いをするとしわになってしまうので、手の平を広げて、ギュッと布を押すようにして押し洗いをします。
湯の汚れがひどい場合は、二度洗いをしましょう。
ぬるま湯でよくすすぎ、洗濯機で30秒ほど脱水するか、手で水を押し出して脱水をしましょう。
汚れがひどい場合は予洗いする
カーテンを洗う頻度は年1〜3回が目安です。
それ以上の間隔が空いたカーテンは汚れが蓄積している可能性がありますので、濃い洗剤液につけ置きし、ある程度汚れを落としてから洗濯機に入れましょう。
カビやシミなどが付いている場合は、洗剤や石けんをブラシなどで叩いて染み込ませておくと落としやすくなりますよ。
嫌なにおいやしつこいカビには重曹が効果的です。
ぬるま湯1Lに大さじ4の割合で重曹を溶かし、10分ほどカーテンをつけ置きした後、やさしく押し洗いしてください。
カーテンの干し方
カーテンレールや窓は洗濯している間に掃除しておきましょう。
カーテンの脱水まで終わったら、すぐに取り出してカーテンを干します。
レースカーテンなど薄手のカーテンは、フックを付けてカーテンレールにかけて乾かします。
こうすることでカーテン自体の重さでしわが伸びて、自然と形が整えられて元のドレープに仕上がります。
干す際にカーテン全体を軽く下へ引っ張り、ドレープに沿って両手で軽く叩いてしわを伸ばすとよりきれいになりますよ。
水滴が垂れる場合は、床に新聞紙やタオルなどを敷いてくださいね。
ドレープカーテンなど厚手のカーテンは、水分を吸って重くなっています。
カーテンレールに干すと負担をかけてしまうので、物干し竿を2本使ってM字になるように干しましょう。
カーテンを干す際は、室内・屋外ともに直射日光が当たらない風通しの良い場所で干してください。
カーテンの生地が縮んだり、破れたりするおそれがあるので、乾燥機で乾かすのは控えましょう。
カーテンの洗濯機での洗い方は簡単!洗って清潔に保とう!
カーテンは素材にもよりますが、自宅の洗濯機で洗濯が可能です。
定期的にカーテンを洗って、お部屋をリフレッシュしませんか?
・カーテンには室内外のさまざまな汚れが付着しています。
年1〜3回を目安に定期的にカーテンを洗うと、清潔な状態が保てますよ。
カーテンを洗う季節は春〜夏がおすすめです。
・カーテンを洗う際はフックを外し、きれいに折りたたんで洗濯ネットに入れて洗いましょう。
素材に合わせた洗剤・洗濯コースを選ぶと安心です。
古いカーテンは生地が傷みやすいので、手洗いで洗うのがおすすめですよ。
汚れがひどい場合は予洗いしてから洗濯機で洗ってください。
・カーテンを干す際は、レースカーテンなど薄手のものはカーテンレールに、ドレープカーテンなど厚手のものは物干し竿を使って干します。
乾燥機はカーテンの生地を傷めるおそれがあるので控えてくださいね。