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番外編:省エネと地球温暖化について知ろう!

こんにちは!

北国の暮らしをエネルギーでサポートする北ガスのTagTagです!

 

今回は番外編。省エネと地球温暖化についてです。

省エネとは、石油や石炭、天然ガスなど、限りあるエネルギー資源がなくなってしまうことを防ぐため、エネルギーを効率よく使うことをいいます。

 

まずは、エネルギー使用の実態を見てみましょう。

エネルギーの消費量が増えています

2012年度の日本のエネルギー消費は、1990年度と比較して3.3%の増加、1973年度と比較すると、約25%増加しています。

なかでも増加が大きいのが家庭やオフィスなどの民生部門。

それには、わたしたちのライフスタイルの変化が大きな影響を与えています。

電気製品や自家用車が増加

電気製品が普及し、さらに大型化・多機能化しています。

また、鉄道やバスなどよりもエネルギー消費の大きい自家用車の利用が増えています。

電気製品や自家用車は便利な生活を実現してくれる半面、その増加はエネルギーを大量に消費し、地球温暖化などの環境破壊にもつながります。

 

なぜ省エネが必要なの?

省エネルギーは、エネルギー安定供給確保と地球温暖化防止の両面の意義をもっています。

エネルギー安定供給確保については、エネルギー資源のほとんどを輸入に頼っている日本にとっていつも大きな課題の1つです。

 

加えて、地球環境保全(Environmental Protection)のためにも、温暖化問題を解決へと導くために、温室効果ガスの排出量を削減するためにも省エネが必要とされています。

そのために、低コストでエネルギーの供給を実現すること、経済効率性(Economic Efficiency)を目指し、これらを、安全性(Safty)を前提とした上で最大限の取組を行うことが重要ですが、1人1人が省エネの意識をもって取り組むことが省エネ効果となって現れてきます。

 

エネルギーの安定供給確保

世界のエネルギー需要量が激増しています。これは、中国やインドを始めとする非OECD加盟国が原因とされ、20年後には、1.3倍に達すると見込まれています。

 

一方、エネルギーの供給量は世界の供給可能量(可採年数)を現在の消費量をベースに試算すると、石油は53年、天然ガスは56年で底をつくとされています。天然ガスだと、シェールガスや炭層メタンガス(CBM)といった非在来型天然ガスの開発が進展していますが、資源には限りがあることには変わりありません。

温室効果ガスの増大

エネルギーの大半は、石油や石炭などの化石燃料を燃焼することによって得られていますが、その時、燃焼と共に大気中にCO2つまり二酸化炭素(温室効果ガス)が排出されます。

エネルギーを大量消費すると、このCO2濃度が上昇し、地球が宇宙に放出するはずの熱が大気中に封じ込められる温室効果が進み、地球が温暖化してきています。

私たちの生活にも重大な影響

このまま地球温暖化が進むと、地球規模での気温上昇や海面上昇などにより、食料供給や居住環境などに重大な影響を及ぼす恐れがあると予測されています。

 

●気候変動

平均気温の上昇は、夏の熱中症の患者増加の原因となるでしょう。また、極端に少雨の年と多雨の年が出現し、水問題は干ばつと洪水の二極化になっていくと言われています。時間雨量100ミリ以上の豪雨の回数が増加していることも確認されています。

 

●海水温の上昇

海水の温度上昇も確認されており、これにより強大な台風が発生しやすくなると言われています。強大な台風は豪雨や強風はもちろん、高潮による危険地帯の増加も懸念されています。海岸沿岸地域では海面上昇による砂浜の減少に加えて高潮のリスクも高まります。

 

●伝染病の拡大

2014年8月、ヒトスジシマ蚊の媒介によるデング熱の症例が約70年ぶりに日本で報告されました。ヒトスジシマ蚊は、近年、温暖化によってその生息域が広がっています。日本でも、生息域が次第に北上していることが確認されており、2010年の調査では、青森県内で初めてその生息が確認されました。2035年には本州の北端まで、2100年には北海道まで拡大すると予測されています。

 

その他、地球規模で見ると、海面が上昇して数多くの島々が海に沈みます。特に、マーシャル諸島や低地の多いバングラデシュでは大きな被害がでます。また、温暖化は異常気象を招き、地球上の各地で水の循環が影響を受けます。この結果、洪水が多発する地域がある一方、渇水や干ばつに見舞われる地域も出てきます。

日本では、これまで食べてきた美味しいお米がとれなくなり、病害虫の懸念も増大します。高温や多雨はウンシュウミカンをはじめとした日本の果実栽培にも品質低下を招きます。
こうした気候変動は世界的な農産物の収穫にも大きな影響を与え、国際相場が大きく変動します。とりわけ食糧の輸入依存度の高い日本への影響が心配です。

参考:全国地球温暖化防止活動推進センター http://www.jccca.org/

 

1人1人が省エネすると大きな効果が得られます

地球温暖化にストップをかけるためには、一人ひとりが問題意識を持ち、省エネを実行することが大切です。

一人では省エネ効果が少ないように見えますが、全世帯で省エネすれば、大きな成果が得られます。

 

例えば、夏と冬の冷暖房の設定温度を1℃変えるだけでこんなに省エネ!

(夏は27℃から28℃に、冬は21℃から20℃に)

これらの行動を全世帯が行うと・・・

●消費電力 約129億kWhの削減

●CO2削減量 約735万トン = 杉の木の吸収量に換算すると約5.25億本分

 

〇総世帯数:5,595万世帯(出典:住民基本台帳に基づく人口・人口動態及び世帯数(平成26年1月1日時点)) 〇エアコン普及率:275.8%(出典:消費動向調査(全国、月次)、平成26年3月実施調査結果) 〇杉の木換算(年間吸収量):平均数14kg/本(「地球温暖化防止のための緑の吸収源対策」環境省/林野庁) 〇冷房の設定温度を一度上げた場合の省エネ30.24kWh/年、暖房の設定温度を一度下げた場合の省エネ53.08kWh/年(使用時間:9時間/日で試算した場合)(一般財団法人 省エネルギーセンターの実測値を使用)

なぜ省エネを進めなければならないか、理由がわかれば行動にも起こしやすくなりますよね。

「今」のためだけでなく、自分の子供や孫の代・・・のことを考えて、省エネに取り組んでみましょう!

【参考】家庭の徹底ガイド 春夏秋冬/経済産業省 資源エネルギー庁

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