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カーシェアリングとは?レンタカーとの違いやメリットを紹介
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「カーシェアリング」というサービスを利用したことはありますか?
車を借りるというと、一般的にはレンタカーのイメージがありますが、使い方によってはカーシェアリングの方が、レンタカーよりもお得に車を借りられる場合もありますよ。
今回は、カーシェアリングについて詳しく紹介していきます。
レンタカーとの違いや、それぞれのメリット・デメリットについてもまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
※以下でご説明するのは、各サービスの概要です。実際のサービス内容は利用する会社によって異なるため、事前にお調べいただけますようお願いいたします。
カーシェアリングとは?
公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団による2021年3月の調査では、わが国のカーシェアリング車両ステーション数は19,346 カ所(前年比1.2%増)、車両台数は43,460台(同7.9%増)、会員数は2,245,156人(同9.7%増)と、増加しています。会員数は220 万人を超えました。
(公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団 2021年7月1日「わが国のカーシェアリング車両台数と会員数の推移」より)
カーシェアリングとは、個人で車を所有せず、企業が所有する車を複数人が共同で使用する(シェアする)サービスです。
カーシェアリングを利用するには、事前にカーシェアリング会社の会員登録を行います。
また、多くのシェアサービスでは、月額費用を支払う必要があります。
借りる流れとしては、車に乗る予定ができたら、スマホアプリなどで利用時間の予約をします。
ステーション(コインパーキング)に停まっている車の鍵を開けて車を借り、返却時間までに同じパーキングに返却します。
予約が空いていれば、途中で時間の延長も可能ですよ。
車を使い終わったら、基本的な車内の清掃などは利用者がその都度行う場合が多いです。
また、レンタカーも同じように車を借りるサービスですが、利用料金はその都度の契約内容で決まったり、借りる時間も短時間から数カ月単位で決めることができたりと、カーシェアリングとはまた違った形式となります。
カーシェアリングもレンタカーも、どちらも駐車場代や車検、税金など維持費がかからないので、自家用車を持っていない人や、旅行先などで一時的に車が必要なときに使うなど、需要が高まっているサービスです。
カーシェアリングとレンタカーの違いをチェック!
カーシェアリングとレンタカーの特徴を比較してみましょう。
カーシェアリングの特徴
カーシェアリングは、初期費用や月額料金の支払いが必要という点が大きな特徴です。
レンタカーのように店舗での手続きは不要で、使いたい車が空いていれば、24時間いつでもすぐに借りることができます。
分単位で借りることができるため、ちょっとした買い物など、日常使いとしても利用しやすいですよ。
車の返却時には、レンタカーのようにガソリンを満タンにする必要はありません。
もし給油が必要な場合には、カーシェアリング会社の専用のカードで支払って給油を行うため、追加で料金が発生することはありません。
一定時間をすぎると距離料金が加算されるものもあるので、その点は注意が必要です。
なお、カーシェアリングはステーションに置いてある車を利用者同士で共有して使っているため、多くの場合、清掃などは使用後に利用者自身で行うことになります。
ほとんどのカーシェアではペットの同乗は不可となっているため、ペットを飼っている方は注意が必要です。
週に何度か短時間だけ利用する、週末だけ買い物に行くなどといった場合には、レンタカーよりもお得になることも。
対面の手続きもなく、必要な時に気軽に使うことができるのが、カーシェアリングの魅力ですね。
レンタカーの特徴
レンタカーでは会員登録は不要で、事前に予約をし、借りる当日に店舗で手続きを行います。
借りられる期間は時間単位から、数日・数カ月と幅広く、車種や利用する日数によって利用料金が決まります。
また、カーシェアリングのように走行距離に対する追加料金はありませんが、年末年始やゴールデンウィークなどは、ハイシーズン料金が適用になる場合があります。
長時間もしくは数カ月などの長期間になる場合は、レンタカーの方がカーシェアリングより割安になることも。
さらに、目的に合わせてワンボックスや軽自動車など好みの車種を選ぶことができ、乗り捨てサービスを利用できる場合もあります。
ただし、カーシェアリングと違って、レンタカー返却時はガソリンを満タンにする必要があるので、別途ガソリン代が必要となります。
「引越しで大きい車が必要」など使いたい車種が決まっていたり、旅行や出張先で使うために長時間車を借りる場合には、レンタカーがおすすめですよ。
カーシェアリングとレンタカーのメリット・デメリット

カーシェアリングとレンタカーのメリット・デメリットをまとめたので、確認してみましょう。
カーシェアリングのメリット
・店舗での手続きが不要
・空いていれば24時間いつでも借りることができる
・分単位から借りられるので、日常の買い物など短時間の場合はレンタカーよりも安くなることがある
・返却時にガソリンを給油をしなくても良いので、ガソリン代など利用料金以外の費用はかからない
・直前でもキャンセルできる
・免責補償も利用料金に含まれている
・ハイシーズン料金がなく、常に一定の料金設定となっている
カーシェアリングのデメリット
・初期費用と月額料金がかかるため、あまり使わない人には割高になってしまう
・車の台数が限られているため、使いたい時に借りられないこともある
・シェアする車は決まっているため、その都度車種を選べない
・距離料金がかかる場合がある
・清掃は利用者が行わなければならない場合がある
・乗り捨てサービスはなく、借りた場所へ返す必要がある
・ペットの同乗は不可
レンタカーのメリット
・月額料金は不要で、利用時のみ料金が発生する
・目的に合わせて車種を選ぶことができる
・乗り捨てサービスがある
・距離料金はなく、時間や日数によって料金が決まるため、長期間借りる場合はカーシェアリングと比べて安くなることがある
・ペットは規定サイズのゲージ内であれば同乗可能なことが多い(追加料金がかかる場合もあり)
レンタカーのデメリット
・店舗まで手続きをしに行かなければならない
・返却時はガソリンを給油をし、満タンにして返すため、利用料金以外にガソリン代がかかる
・直前でキャンセルする場合はキャンセル料がかかる
・免責補償はオプションで加入するか、免責補償が含まれたプランを選ぶ必要がある
・ハイシーズ料金が適用になる期間がある
カーシェアリングとレンタカーの違いを知って、上手に活用しよう
カーシェアリングとは、企業が所有する車を複数人が共同で使用するサービスです。
カーシェアリングは初期費用と月額料金が必要ですが、レンタカー・カーシェアとも駐車場代や車検代、税金などの維持費がかからずに車を使うことができるため、需要が高まっています。
車が必要な場合は、目的に合わせてどちらも上手く生活に取り入れられると良いですね。
・カーシェアリングはアプリや専用サイトで予約し、車が空いていれば対面不要で時間を問わず借りることができます。
返却時の給油は不要で、多くの場合、清掃は利用者が行います。
週に何度か短時間のみなど日常的に利用する場合は、カーシェアリングの方がレンタカーよりもお得に使えます。
・カーシェアリングとレンタカーには、利用時に異なる点がいくつかあります。
レンタカーは、予定に合わせて車種を選び事前に予約をします。
料金は車種や日数によりますが、ハイシーズン料金が適用となる期間もあります。
借りる際は当日に店舗で対面の手続きをする必要があり、免責補償などはオプションまたは含まれているプランを選んで加入する必要があります。
・カーシェアリングのメリットは、空いていれば24時間いつでも借りることができる、分単位で借りることができる、返却時の給油が不要、ハイシーズンはなく年間を通して一定の料金設定であること。
デメリットは、月額制なのであまり使わない場合は割高になる、使いたい時に他の人が使っていると使えない場合がある、ペットの同乗は不可であることなどが挙げられます。
・レンタカーのメリットは、目的に合わせて車種を選ぶことができる、乗り捨てサービスがある、長期間借りる場合はレンタカーの方が安くなる場合がある、条件によってペットの同乗も可能である点。
デメリットは、店舗での手続きが必要、返却時に給油が必要なため利用料金以外に費用がかかる、ハイシーズン料金になる期間がある点などがあります。