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エコとはどんな意味?家庭でできるエコ活動を総まとめ!
こんにちは!
北国の暮らしをエネルギーでサポートする北ガスのTagTagです!
今まで、TagTagではエコや省エネについてのご紹介を何度もしてきました。
では「エコ」とはそもそもどんな意味なのでしょうか。
今回は「エコ」についての基本のお話。
「エコ」の本来の意味や、今「エコ」が必要な理由、家庭でもできるエコ活動についてお話します。
これまでの記事の総集編にもなっていますので、復習がてらにぜひご確認ください!
そもそも「エコ」とはどんな意味?
「「エコ」という言葉は、「ecology」エコロジー (生態学・自然環境)という英単語の略称と言われており、現在では「環境にやさしい」という意味で使われることが多くなっています。」
「エコ」とは生態学・自然環境を意味する「エコロジー(ecology)」という英語の略称です。
生物と地球はどんな相互関係を持っているのか、人間の生産活動や生活が地球環境にどのような影響を及ぼすのかということを研究する学問から始まり、現在では「地球環境にやさしい」「公害を出さない」「体に良い」といった意味にまで広がってきています。
また一方では、経済を意味する「エコノミー(economy)」の「エコ」とも言われるようになってきています。
経済と環境はつながっています。
今まで人間は生活の安定や利便性を求めて経済発展を続けてきました。
工業や化学が進んだことにより、有害物質の排出や資源の枯渇などが大きな問題になったという側面もあります。
「エコ」の取り組みは地球環境と資源を守るため
「IPCC第5次評価報告書によると2100年の世界地上平均気温は、現在(1986-2005年)と比較して0.3~4.8℃上がると予測されています。」
日本をはじめとする先進国の著しい経済発展の裏では、石油や石炭、天然ガスなどを燃やしてたくさんのエネルギーを消費することによりたくさんの二酸化炭素を排出してきました。
二酸化炭素排出量の増加は、地球温暖化が進むの原因の一つと言われています。
平均気温が0.3~4.8度上がると言われても、その影響を想像しづらいかもしれません。
しかし温暖化が進むと下記のような影響があります。
・氷河が溶けて海面が上昇、島や沿岸部の水没
・生態系が崩れることによる生き物への影響
・気候が変わることによる植生の分布の変化、一部の絶滅
・降雨パターンが大きく変わることによる、干ばつと大雨との二極化
・異常気象が増えることによる、農業への影響
・熱波による健康被害
地球温暖化は環境や気候、生態系などに取り返しのつかない影響を与える可能性があるのです。
この様な影響をできるだけ少なくし、地球環境を守っていくためには地球規模での「エコ」の取り組みが必要なのです。
また石油や石炭、天然ガスなどエネルギー資源には限りがあります。
現在同様の使い方を続けていると、石油は約50年、天然ガスは約60年で枯渇すると言われています。
エネルギーを効率良く使うなど、太陽光などの再生可能エネルギーに切り替えていく「省エネルギー(省エネ)」の取り組みもエネルギー資源の確保と地球温暖化防止の意義を持つ「エコ」の一環です。
地球温暖化については、こちらの記事でもご紹介しています。
家庭でできるエコとは?省エネ活動をぜひ実践してみよう!

エコや省エネは一人ひとりのちょっとしたことから取り組むことができます。
一人の取り組みは小さくても、それぞれの家庭や地域全体で取り組むことによって大きな成果につながります。
■ゴミの分別と削減
日本の年間ゴミ総排出量は、2015年度の統計で4,398万トン。
なんと東京ドーム約118杯!
一人一日当たりおよそ1キロのゴミを排出していることになります。
※環境省 「一般廃棄物の排出および処理状況等について」より
【ゴミを減らすために家庭でできること】
・リサイクル可能なものとゴミをしっかり分別する
・買い物の際、レジ袋ではなくエコバックを持参する
・簡易包装を心がける
・詰め替え用商品を活用する
・本当に気に入ったものを厳選して購入し、長く使う
ゴミの量を削減できれば、ごみ焼却時に排出される二酸化炭素を削減することができます。
■家電製品の使い方を工夫して省エネ
ライフスタイルの変化や家庭で利用される家電製品の増加により、昔と比べ一家庭当たりのエネルギー消費量が増えています。
家庭での家電製品の使い方を見直すことで、エネルギー消費量を抑えて二酸化炭素の排出量を削減することができます。
同時に電気代も節約できますよ!
・エアコンの暖房設定温度を21℃から20℃に、冷房設定温度を27℃から28℃に変更(1日9時間使用)
二酸化炭素の排出量を年間49kg削減
電気代を年間約2,250円節約
・白熱電球(54w)をLEDランプ(9w)に交換する
二酸化炭素の排出量を年間52.8kg削減
電気代を年間約2,430円節約
省エネ効果の高い「LED照明」についてはこちらもご覧ください。
■エコドライブで燃費アップ!
マナーを守った安全運転はエコドライブに通じます。
急発進、急加速、急ブレーキ、空ぶかしなどを控えて地球とお財布にやさしい運転を心がけましょう。
・最初の5秒で時速20キロまで加速するふんわりアクセル「eスタート」で燃費向上
二酸化炭素の排出量を年間194kg削減
ガソリン代を年間約10,030円節約
・停車時はエンジンを切る「アイドリングストップ」
二酸化炭素の排出量を年間40.2kg削減
ガソリン代を年間約2,080円節約
環境にも家計にも優しいエコドライブについてはこちらもご覧ください。
自動車で省エネ!買い替えずに省エネする方法と低燃費車について
その他、家庭でできる様々なエコの取り組みについてはこちらもご覧ください。
エコ活動に取り組んで地球環境を守りましょう
地球の環境保全とエネルギー資源の節約のためにも一人ひとりが意識を持ってエコの取り組みを行うことが大切です。
限りある資源と地球環境を大切に、持続可能社会を目指しましょう!
・「エコ」とは生態学・自然環境を意味する「エコロジー(ecology)」の略語で、現在では「環境にやさしい」といった意味で使われています。また近年では、経済を意味する「エコノミー(economy)」の「エコ」とも言われるようになり、経済と環境は密接に関わりのある一つの問題として捉えられています。
・国々の著しい経済発展に伴い、環境汚染や地球温暖化が問題となっています。化石燃料などを使用すると排出される二酸化炭素は地球温暖化の大きな原因と言われています。エコや省エネの取り組みを通じて二酸化炭素の排出量を削減するのと同時に、限りある資源を大切にしていくことが必要です。
・エコや省エネは一人ひとりのちょっとした部分から取り組んでいくことができます。まずはゴミの分別や家庭でできる簡単な節電などから始めてみましょう!一人の取り組みは小さくても、家庭全体、全世帯で取り組むことによって大きな成果につながります。