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トイレの電気代を節約する方法は?温水洗浄便座のメリットもチェック
北国の暮らしをエネルギーでサポートする北ガスのTagTagです!
皆さんのご家庭では「温水洗浄便座」を使っていますか?
便利な温水洗浄便座ですが、使い心地が良い反面、電気代が気になりますよね。
今回は、温水洗浄便座のトイレの節約方法と温水洗浄便座のメリットについてご紹介します。
トイレの電気代を節約する方法を詳しくチェック
「拭くから洗う」へトイレの生活文化を変えるための試みは、最適なおしり洗浄の位置も、快適な温度も何もわからない状態から始まり、多くの課題を乗り越えてウォシュレットは世に生み出されました。
発売当初は「おしりだって、洗ってほしい。」というキャッチコピーが新鮮でしたが、今では当たり前の生活習慣として根付き、多くの公共施設、オフィスなどにも採用が進み、あらゆる場所で温水洗浄便座の快適さを享受できるようになりました。
今や当たり前のように普及している温水洗浄便座。
内閣府ホームページ「消費動向調査 令和3年3月実施調査結果」によると、温水洗浄便座のトイレの普及率は80.3%と言われています。
これだけ多くの家庭が毎日使うものなので、少しでも電気代が節約できる方法があると嬉しいですよね。
さっそく、温水洗浄便座におけるトイレの電気代を節約する方法をご紹介していきましょう。
便座の蓋を閉める
便座の蓋が開いていると、暖房機能によって温められた熱が保温されず、常に温め続けることになってしまいます。
些細なことかもしれませんが、使った後は蓋を閉めることで(1kWh27円とした場合)開けっ放しに比べて年間の消費電力が34.9kWh、約940円も節約できるとされています。
ぜひ家族で協力して実践したいポイントですね。
設定温度を見直す・長期間使用しないときは電源を切る
便座は温かいと気持ちよく座ることができますが、あまり意識をしていないと温度が高すぎている場合もあります。
設定温度を冷たいと感じない程度に下げるだけでも違います。
春夏など暖かい時期や、長期間使用しないときは電源を切ってしまうのもおすすめです。
ちなみに電気便座の設定温度を低くすることで、年間の消費電力は26.4kWh、電気代にして約710円節約できますよ。
便座カバーを取り付ける
電気便座を使用している人の中には、便座カバーを付けていないという人もいますよね。
便座カバーを取り付けると保温力が上がり、温めるための電気量が少なくて済むので、節電につながりますよ。
省エネタイプのトイレに買い替える
温水洗浄便座の中には、電気便座や温水を保温する時間を制限する「節電機能やタイマーの機能」が付いているものも多くあります。
使う時間が限られている場合は、買い換えるというのも手でしょう。
古いタイプの温水洗浄便座より、最新の製品の方が省エネ機能が進んでおり、節電効果が高いタイプが多いです。
物によっては最新のものにすると、電気代が半分以下になるという試算もあります。
また、温水洗浄便座には貯湯式と瞬間式と言われる2つのタイプがあり、貯湯式は常にお湯を保温して貯めている状態のため、電気代が余計にかかってしまいます。
一方、瞬間式は電源が入ってから瞬間的に温めることができ、使用していない間の待機電力が抑えられるため、電気代も少なく済みます。
瞬間式の方が本体価格は高くなってしまう場合もありますが、長い目で見るとランニングコストが抑えられるのでお得です。
【参考】2021年家庭の省エネハンドブック「ちょっとの工夫で家計も地球も笑顔に」/東京都環境局地球環境エネルギー部地域エネルギー課
温水洗浄便座のトイレのメリットも確認!
温水洗浄便座のトイレのメリットについても見ていきましょう。
トイレットペーパーを使用する量が減る
温水洗浄便座を使うことで、用を足した後にきれいにするために何度もトイレットペーパーで拭く必要がなくなります。
たくさん拭かなくて良い分、トイレットペーパーの使用量が減り、紙資源の節約にもなりますね。
トイレットペーパーの詰まりによるトラブルも減らせますよ。
排泄後の清潔を保つことができる
感染症予防の観点から見ると、便に手を近づけることがリスクであるという考え方もあります。
先に洗浄することによってそのリスクを回避しやすくなるので、衛生的にも温水洗浄便座を使った方が清潔を保つことができます。
いつでも温かくて快適
寒い季節は特に、座るとヒヤッとする便座であるだけで、トイレの時間が快適ではなくなってしまいますよね。
いつでも温かく使えるトイレの方が快適度が上がります。
トイレの節約は温水洗浄便座の温度管理がポイント!
温水洗浄便座のトイレの使い方を工夫することで、電気代の節約をすることができます。
普段の生活で少し気をつけたり、設定を変えたりなど、簡単に取り入れられるものが多いのでぜひ家庭でも取り入れてみてくださいね。
・トイレで簡単に節約できるポイントは、便座の蓋を閉めることや便座カバーを取り付けることです。
古い製品を使用している場合は、省エネ機能が充実した新しいトイレに買い替えるのもおすすめです。
・設定温度を見直すことも大切。座ってヒヤッとしない程度に下げてみましょう。
春夏の暖かい時期や長期間使わないときにも、暖房機能の電源を切ると節約になります。
・温水洗浄便座のメリットは、洗浄機能を使うことでトイレットペーパーの使用量が減ること。また、清潔を保てることです。
便座の暖房機能を使うと、寒い季節でもトイレを快適に使うことができるのも嬉しいメリットですね。
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