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部屋を暖める方法を徹底解説!省エネで光熱費を抑えるコツもご紹介!

北国の暮らしをエネルギーでサポートする北ガスのTagTagです!

 

寒さが厳しい北海道では暖房器具が欠かせませんが、使い過ぎると電気代・ガス代などの光熱費が気になってしまいますよね。

 

しかし、暖房器具とそれ以外のアイテムを上手く組み合わせれば、省エネしながら効率良く部屋を暖められるんです!

 

今回は、光熱費を抑えながら部屋を暖める方法をご紹介します。

部屋が寒い原因は?

部屋を暖めても足下が寒いのは、窓の断熱性能の低さが原因。

冷えた窓によって冷やされた空気が、下降気流となって足下をスースーと冷やすから。

いわゆるコールドドラフト現象です。

部屋が寒くなる原因は主に「窓」「壁の素材・断熱材の有無」「暖房器具の稼働効率の低下」の3種類。

それぞれの原因についてご紹介します。

 

①窓

室内の暖気の約6割は窓から出ていくといわれています。

 

特に築年数の古い物件は断熱性が低い「単板ガラス」を窓ガラスに使用していることが多く、部屋が暖まりにくいです。

 

また、窓のサッシもアルミ製だと熱伝導率が高く、部屋の暖気が外の冷気で冷やされてしまいます。

 

窓とサッシの断熱性が低いと、冷たくなった室内の空気が床に下降する「コールドドラフト現象」が起き、足元が冷えてしまいます。

 

②壁の素材・断熱材の有無

築年数が古い家は、断熱材が劣化している、もしくは断熱材が使われていない可能性があります。

 

断熱材が劣化すると部屋から暖気が外へ逃げ、外の冷気が室内に入り、部屋の温度を下げてしまいます。

 

また、コンクリートは暖まりにくい性質があるため、コンクリート打ちっぱなしの住宅は一度冷えると暖房器具を使っても暖まりにくい部屋が多いです。

 

③暖房器具の稼働効率の低下

エアコンなどの暖房器具は、室内の空気を吸い込んで暖め、室温を高くしています。

 

空気を吸い込む際、空気中に含まれる埃や汚れはフィルターに吸着し、蓄積していきます。

 

フィルターの汚れが増えると空気が通りづらくなり、暖房の稼働効率が落ちて部屋が暖まりにくくなってしまいます。

部屋を暖める方法をご紹介!

エアコンやストーブなどの暖房器具を使う以外にも、部屋を暖める方法があります。

いくつかご紹介しますので、ぜひご家庭に合った方法を取り入れてみてくださいね。

 

窓にカーテンを付ける

外の冷気を遮断し、部屋の暖気を逃さないためには、窓にカーテンを付けるのが効果的です。

 

寒さ対策でカーテンを選ぶ際は、生地が厚いカーテンや、断熱・遮熱・遮光タイプのカーテンがおすすめ。

 

サイズは横幅を窓より20㎝ほど長くし、ドレープカーテンの両端をレースカーテン側に引っかける「リターン仕様」にするとより外からの冷気を防げます。

 

丈も少し長めにすると、下から冷気が侵入するのを防げます。

カーテンは1枚だけでなく、ドレープカーテンとレースカーテンの二重にすると空気の層ができ、暖気が室内に留まりやすくなりますよ。

 

さらに、カーテンレールの隙間をカバーする「カーテンボックス」も取り入れると暖気が逃げにくくなります。

 

窓枠に隙間テープを貼る

窓と窓枠から侵入する冷気を遮断するには、隙間テープがおすすめ。

ホームセンターや100円ショップで購入できるので、すぐに取り入れられますよ。

 

窓・壁に断熱シートを貼る

冷たい外気で室内の空気を冷やさないために、窓や壁に断熱シートを貼るのも効果的です。

 

サッシがアルミ製の場合は、サッシ用の断熱シートもあわせて貼ると良いでしょう。

 

簡易窓を窓の内側に取り付けて二重窓にすると、より暖気が逃げにくくなりますよ。

 

※賃貸住宅の場合は、管理者に許可を得てから行なってください。

 

床にラグやカーペットを敷く

冷気は下に溜まりやすいため、床が冷たくなりがちです。

足元を冷やさないためにも、床にはラグやカーペットを敷きましょう。

 

ラグやカーペットの下にアルミシートやコルクマットを敷くと暖気が逃げにくく、保温性が高まります。

 

日光を取り入れる

天気の良い日中は、カーテンを開けて日光を取り入れることで部屋の空気が暖まります。

 

ただし、日が暮れても開けっ放しにしていると室内の空気が冷えてしまいますので、気温が下がってきたらカーテンを閉めるようにしてくださいね。

 

雨戸やシャッターを閉める

カーテンよりも断熱性が高い雨戸やシャッターを夜に閉めておけば、朝の冷え込みを和らげることができますよ。

 

玄関にカーテンを付ける

窓だけでなく玄関も空気が出入りしやすい場所です。

玄関に突っ張り棒やカーテンレールを設置し、カーテンを取り付けると暖気が逃げにくくなります。

光熱費を抑えて省エネに部屋を暖める方法もチェック!

冷たい空気は下に、暖かい空気は上にたまる性質がありますので、エアコンを使うときには、サーキュレーターや空気清浄機を併用し、上にたまった暖かい空気をかきまぜましょう。

エアコンの対角線上の離れた位置、もしくは給気口やすきま風の入る窓の前に置いてください。温度ムラをなくし、効率よく部屋を暖めることができます。

暖房器具を使い過ぎると光熱費が気になってしまうもの。

ここでは光熱費を抑えながら、効率良く部屋を暖める方法をご紹介します。

 

エアコンの使い方を工夫する

エアコンは部屋の広い範囲を暖められますが、同時に光熱費がかかるアイテムです。

 

エアコンを使う際は、以下のポイントを押さえると効率良く暖められますよ。

・風向きを下にして、天井近くにある暖かい空気を下に送る

・サーキュレーターや扇風機を、すきま風の入る窓の前や給気口、エアコンの対角線上の離れた位置に置き、暖気を室内に循環させる

・外気温との差が広がらないように、自動調節機能を活用する

・フィルターをこまめに掃除する

 

エアコンのフィルターが汚れていると効率良く部屋を暖められないため、2週間に1度は掃除をすることをおすすめします。

 

部屋の広さに合わせて暖房器具を使い分ける

部屋の広さによって適切な暖房器具は異なります。

 

洗面所などの狭いスペースには電気ストーブ、寝室にはオイルヒーターやファンヒーター、リビングにはエアコンといったように使い分けると効率良く暖められます。

 

暖房器具を組み合わせて暖める

エアコンとホットカーペット、オイルヒーターと電気ストーブのように、「部屋全体を暖める暖房器具」と「体を暖める暖房器具」を併用すると効率良く暖められます。

 

暖房器具以外にも加湿器や濡れタオルを使って部屋の湿度を上げたり、毛布や足温器などで足元を暖めたりすると体感温度がアップしますよ。

 

暖房器具の組み合わせ方については、下記のコラムもぜひご参考くださいね。

暖房の併用であったか省エネ!ベストな組み合わせは?

 

暖房器具を窓際に置く

部屋全体を暖めるなら、暖房器具は窓際に置くのがポイント。

 

窓から入る冷気の流入を防ぎ、暖気を循環させやすくなります。

 

暖める範囲を狭くする

部屋が広ければ暖める範囲が広くなり、時間と光熱費がかかってしまいます。

 

ドアや襖(ふすま)を閉めて、できるだけ暖める空間を狭めると省エネにつながりますよ。

 

ストレッチや温かい飲み物で体を温める

ストレッチで体を動かしたり、白湯など温かい飲み物を飲んだりすると体が温まります。

体が温まれば暖房器具を使わずにすみますし、体質改善にも効果が期待できます。

簡単に体を温める方法をご紹介!冷えにくい体質改善&エコな暮らしに」で体を温める方法をご紹介していますので、あわせてご覧くださいね!

部屋を暖める方法を組み合わせて光熱費の節約に!

部屋が寒くなる主な原因は、窓から暖気が外に流失してしまうこと。部屋を暖める方法は暖房器具以外にも色々あるので、この冬はぜひ取り入れてみてくださいね。

・部屋が寒くなる原因は主に「窓」「壁の素材・断熱材の有無」「暖房器具の稼働効率の低下」が考えられます。

 

・部屋を暖めるなら窓からの冷気を防ぐ方法が効果的です。厚手のカーテンや隙間テープ・断熱シートなどで窓からの冷気を防ぎ、床にカーペットやラグを敷くと足元が暖まります。天気の良い日中はカーテンを開けて日光を取り入れるのもおすすめです。

 

・暖房器具を併用するなど使い方を工夫することで、光熱費を抑えながら効率良く部屋を暖めることができます。

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