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ロボット掃除機と一般の掃除機の電気代を比較!ランニングコストも
北国の暮らしをエネルギーでサポートする北ガスのTagTagです!
自動でお掃除をしてくれる便利なロボット掃除機。
「ロボット掃除機を検討しているけど電気代がかかりそう」と思っている方はいませんか?
実は、ロボット掃除機は意外に省エネなんです。
今回は、ロボット掃除機と一般の掃除機の電気代を比較します!
それぞれの電気代やランニングコスト、ロボット掃除機のコスト以外のメリットなどを把握して、ぜひ検討の材料にしてみてください。
ロボット掃除機と一般の掃除機の電気代を比較してみよう
便利なロボット掃除機、実は消費電力も少ないんです!
さっそく、ロボット掃除機と一般的な掃除機の消費電力を比較してみましょう。
ロボット掃除機の電気代は?
ロボット掃除機は充電によるバッテリー駆動のため、充電時間から掃除にかかる電気代を考えてみます。
ロボット掃除機の充電にかかる消費電力はおよそ30W。
毎日1時間の駆動に対し、3時間充電すると掃除機をかけるのにかかる消費電力はおよそ2.4円です。
(30/1,000kWh×3時間×27円=約2.4円 ※1kWh27円で計算しています)
また、ロボット掃除機は駆動・充電以外の時間は待機電力がかかっています。
待機電力はおよそ4W。
駆動1時間、充電3時間とすると、1日20時間でかかる待機電力は約2.1円です。
(4/1,000kWh×20時間×27円=約2.1円)
上記を合わせるとロボット掃除機で1日にかかる電気代は約4.5円!
とっても少ないことがわかりますね。
1年間だと4.5円×365日で、約1,642円となります。
一般的な掃除機の電気代は?
一方、従来の一般的な掃除機の消費電力は(掃除機の種類や機種にもよりますが)おおむね1,000W程度といわれています。
実は掃除機は、消費電力が大きな家電なんです。
ちなみにエアコンの消費電力は約500W、液晶テレビの消費電力は約50Wと言われています。
1日1回、15分程度掃除機をかけるとすると、消費電力はおよそ6.75円です。
(1kWh×0.25時間×27円=6.75円)
1年間だと6.75円×365日で、約2,463円となります。
ロボット掃除機と一般的な掃除機の電気代を比較すると、ロボット掃除機の方が安いという結果になりました。
ロボット掃除機vs一般の掃除機、ランニングコストも比較!
電気代以外のランニングコストについても比較してみましょう。
ロボット掃除機はバッテリーで動く充電式のため、消耗に合わせてバッテリーの交換が必要です。
バッテリーの価格は10,000~15,000円程度で、3~5年に1度程度のスパンで交換が必要となるでしょう。
また、フィルターやブラシなどは消耗品のため、こちらも定期的に交換が必要です。
消耗品は2~3点セットで5,000円程で販売されています。
一般的な掃除機では、紙パック式の掃除機では紙パックの交換が必要です。
純正の紙パックは、性能にもよりますが3~5枚入りで500~2,000円程度で、交換は月に1回程度でしょうか。
100円ショップや電機屋さんで、全メーカー対応のものも販売していますが、純正以外の規格が合わない紙パックを使うと掃除機内が汚れたり、ゴミが目詰まりしたりなど故障の原因になる可能性があります。
サイクロン式の掃除機では紙パックは使っていませんが、フィルターの交換が必要になることもあります。
ロボット掃除機の特徴やメリット・デメリットも知って検討しよう
ロボット掃除機のメリットは、なんといっても掃除にかける時間と手間を大きく削減できること!
面倒な掃除機かけもボタンひとつで自動的に完了です。
一般的な掃除機よりも時間がかかることが多いですが、タイマー機能を使えば外出している間に終わらせてしまうこともできます。
平日の昼間は仕事で外出していてなかなか掃除機がかけられない……という方にも便利ですね。
ロボット掃除機を使うには床の上に物がない状態にしておく必要があるため、「床を散らかさないようにしておこう」と、常に整理整頓をする習慣が身に付くでしょう。
また、Wi-Fiを接続してスマートフォンやスマートスピーカーで操作ができる機種も続々登場し、さらに便利に進化しています。
デメリットは本体の大きさ以下の細かい場所へ入っていけないこと。
たとえばテーブルや椅子の足がたくさんあるダイニングセットの下などを、キレイに掃除するのは苦手です。
毛足が長いカーペットや絨毯を巻き込んでしまうので、避けた方がよい機種もあります。
また、ロボット掃除機は壁にぶつかりながら進路変更をして進んでいきます。
クッション性があり壁への衝撃は最小限になるよう設計されていますが、万が一傷ついたり倒れたりしたら困るものは避けておいた方がよいでしょう。
ロボット掃除機と一般的な掃除機の電気代を比較して検討!
ロボット掃除機は電気代が高そうというイメージがありますが、実はそんなことはありません。
ロボット掃除機と一般的な掃除機の電気代を比較したり、メリットやデメリットを知ってぜひ検討してみましょう。
・ロボット掃除機の充電でかかる電力は30W程度。
充電と待機電力を合わせても1日の消費電力は約4.5円程度で、1年で約1,642円です。
一般的な掃除機の消費電力は1,000W程度が多いので、1日15分掃除機をかけるとすると約6.75円。
1年間だと約2,463円となり、電気代はロボット掃除機の方が安いといえるでしょう。
・電気代のほかのランニングコストとしては、ロボット掃除機の場合は数年に一度バッテリーの交換が必要で、フィルターやブラシなども消耗品です。
一般的な掃除機の場合は紙パックの交換が必要。
サイクロン方式の場合は紙パックはありませんが、フィルター交換が必要になることもあります。
・ロボット掃除機は、掃除にかける手間や時間を大きく削減できることがメリットです。
タイマー機能を活用すれば外出中に掃除を終わらせておくこともできるので、忙しい方にもおすすめです。
ただし本体より狭い場所の掃除が苦手なこと、ロボット掃除機がとぶつかると困るものは避けておく必要があることに注意しましょう。