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炊飯器の臭い取り方法をご紹介!お手入れのコツもチェック
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日頃、お米を炊いていてなんとなく炊飯器が臭うな…と気になることはありませんか?
他にも、炊き込みご飯などをしたあとに、なかなか臭いが取れないのが気になると感じたことがある人は少なくありませんよね。
今回は、炊飯器の臭い取りの方法について紹介します。
パーツごとのお手入れ方法も合わせて解説しますのでチェックしてみてくださいね!
炊飯器が臭う理由は?
炊飯後のお手入れが不十分で残った汚れに雑菌が繁殖しニオイの原因になります。
雑菌はお米の主成分であるデンプンが大好物。
まずは使うたびに内釜だけでなく、内ふたやパッキンなどをきれいに洗い、しっかり乾燥させることを心がけましょう。
炊飯器の臭いの主な原因は、炊飯器につく汚れや雑菌。
炊飯器が汚れる原因や雑菌が繁殖しやすい例を紹介しますので、当てはまるものがあるかチェックしてみてくださいね。
お米のでんぷんによる汚れ
臭いの原因となるのは、主に汚れとされています。
炊飯器の場合は、主にでんぷんと水蒸気が混ざって蒸気口などのパーツについてしまいます。
この汚れが乾燥し、放置することでカビが繁殖してしまいます。
お手入れが行き届いていないとカビの繁殖によって臭いがしている場合もあります。
長時間保温する
炊飯器の中は高温多湿になりやすく、雑菌が繁殖しやすい環境です。
炊いたごはんを保温状態で長時間入れっぱなしにすることも、炊飯器が臭う理由として考えられます。
長時間の浸水
タイマー機能を使って、前日から浸水をするなど、お米を炊く前の浸水時間が長すぎることでお米の発酵が始まり、炊飯器に発酵臭がついてしまう場合もあります。
夏場は20分から30分、冬場は60分から90分、春・秋は45分が浸水時間の目安です。
お米以外の食材の臭い
炊き込みご飯や炊飯器でお米以外の調理をすることでも、食材の油分や性質によって臭いの原因になります。
炊飯器の臭い取りには掃除が大切!方法を解説
炊飯器についてしまった臭いを取り除くには、細かなパーツまでしっかり掃除することが大切!
炊飯器の掃除方法をパーツごとに紹介します。
内釜と内蓋
使用するたび毎回洗う必要があります。
柔らかいスポンジと台所用中性洗剤で洗いましょう。
硬すぎるスポンジやメラミンスポンジなどは、フッ素加工がされている内釜には傷が付きやすいので注意が必要です。
パッキン部分のぬめりなど、なかなか落ちにくい汚れはぬるま湯につけてから洗うのもおすすめです。
炊き込みご飯のあとなど、どうしても臭いが取れないときは、クエン酸を使う方法もあります。
水を7〜8割まで入れた炊飯器にクエン酸20gを入れてお手入れコースや早炊きコースを選んで炊飯ボタンを押します。
クエン酸が使えない炊飯器の場合は、クエン酸の代わりにレモン1つ分を輪切りにして代用することもできますよ。
終了したら、冷めるまで待ってからお湯を捨てて、内釜や内蓋などを水洗いしましょう。
他にも同じ要領で、小さじ1杯の重曹や濃度1%の塩水で行う方法もあります。
クエン酸は野菜やきのこ類からのアルカリ性の臭い、重曹は魚やバターなどの酸性の臭いに効果的ですよ。
洗い終わりは、水気をしっかり拭き取るか乾燥させておきましょう。
外釜・蒸気口
外釜や蒸気口は固く絞った布巾で拭きあげます。
細かいところは綿棒などを使うのもおすすめです。
炊飯器本体
汚れが少ない場合は固く絞った布巾で拭くだけでOK!
汚れがひどいときは、中性洗剤を布巾に染み込ませて拭きあげます。
その後、固く絞った布巾で水拭きをしておきましょう。
炊飯器底のファン
見逃しやすい炊飯器底のファンのお掃除。
炊飯器の底面をみるとファンが付いているのがわかります。
ほこりや油汚れが溜まっているので、綿棒や新しい歯ブラシ、布巾を巻きつけた竹串などで拭き取ると汚れが落ちやすいです。
炊飯器に臭いをつけないためのお手入れのコツも確認

炊飯器に臭いをつけないためには、日々のお手入れも大切です。
お手入れのポイントを2つ紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
炊き上がったら長時間放置しない
炊き上がったお米はそのままにしておくと雑菌が繁殖しやすく、臭いの原因になる場合もあります。
特に炊き込みごはんの場合は具材の臭いが残りやすく、落ちにくくなってしまいます。
炊き上がったらなるべくすぐ食べるようにし、残った分は冷凍保存など炊飯器に残さず保存をするのがおすすめです。
長時間保温をせず冷蔵庫や冷凍庫で保存し、食べるときに解凍するほうが電気代も抑えられます!
詳しくは、炊飯器で省エネ!簡単にできる節電方法をご紹介!でも紹介していますのでぜひあわせて読んでみてくださいね!
使い終わったらすぐ洗う
炊飯器を使用したあとは、なるべくすぐ内釜などを洗うのが臭いが残らないコツです。
洗い終わったらしっかり乾燥させることで、雑菌の繁殖も防ぐことができます。
炊飯器の臭い取りはクエン酸や重曹!日々のお手入れも大切
炊飯器が臭う理由は、汚れや長時間の浸水・保温、他の食材の臭いが残ってしまうことなどが挙げられます。
臭いの性質によって、クエン酸や重曹などを使ったり、炊飯器のパーツのお手入れをすることで臭いを取り除くことができます。
・炊飯器が臭う理由には、蒸気口などのでんぷん汚れ、長時間水につけておくことでの発酵臭、炊き込みご飯などの食材の臭いが残るなどのケースがあります。
・炊飯器の臭い取りには、パーツごとの掃除が大切です。
内釜や内蓋、外釜や蒸気口、炊飯器裏のファンなどこまめにお手入れをしましょう。
・臭いによっては、クエン酸や重曹などを使用すると効果的に臭いを取り除くことができます。
・炊飯器に臭いをつけないためには、炊き上がったら長時間放置しないこと、使い終わったらすぐ洗うことが大切です。
洗い終わったらしっかり乾燥させて、雑菌の繁殖を防ぎましょう。