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ダウンジャケットの洗い方は?自宅で洗えるか確認する方法をご紹介
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暖かくなってくると、冬に着ていたダウンジャケットの出番も少なくなってきます。
ダウンジャケットをしまいこむ前に、ダウンジャケットの汚れを落としておきたいですよね。
ダウンジャケットはクリーニングに出さなければいけないと思っている方も多いですが、実は自宅で洗うことができるものもあるんです。
今回は、ダウンジャケットの自宅での洗い方について紹介していきます。
自宅で洗えるかの確認方法や、注意点などについても詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ダウンジャケットを自宅で洗えるか確認する方法をご紹介
《物価高騰でクリーニングに出すのをためらう方は約5割。自宅でケアしたいと感じる方は約6割》
まず、昨今の物価高騰による衣類ケアへの影響を調査。今年に入ってからの相次ぐ物価高騰により、クリーニングに出すのをためらうことが増えたと感じるかを聞いたところ、「とても思う」「やや思う」と回答したのは52.6%となりました。また、物価高騰により、これまではクリーニングに出していた衣類を自宅でケアしたいと感じるのは、62.2%にものぼっています。
〈中略〉
また、ダウンジャケットを自宅で洗濯したことがあるかについては、「自宅で洗濯できると知らなかった」「洗濯したことがない」は67.5%となりました。
《衣類の洗濯表示、理解していないのは過半数以上。洗濯前にいつも確認するのはわずか約2割!》
洗濯方法が分からない、という声が多くありましたが、衣類の洗濯表示を正しく理解しているか質問したところ、「全く理解していない」「あまり理解していない」は54.8%と、過半数以上を占める結果に。また、洗濯表示を洗濯前にいつも確認しているのは、わずか15.4%であることが分かりました。
(パナソニック株式会社 ホームページ 「物価高騰により、約6割が自宅での衣類ケア志向が上昇中!/一方、過半数以上が衣類の洗濯表示を理解していないと判明【冬物衣類を来シーズンまで長く・快適に維持するコツをご紹介】」より)
ダウンジャケットは自宅で洗えるものがあることを知っていますか?
自宅で洗うとクリーニング代を抑えることができるので、節約にもつながります。
ダウンジャケットが自宅で洗えるかを確認するために、洗濯表示や素材表示をチェックしてみましょう。
中には、自宅では洗えないダウンジャケットもあるので、表示の内容をしっかり確認することが大切です。
洗濯表示では、「洗濯機マーク」と「手洗いマーク」があれば、自宅での洗濯が可能です。
「手洗い不可」のマークがある場合は、自宅での洗濯は難しいため、クリーニングに出すようにしましょう。
また、素材の表示では、素材がナイロンやポリエステル、コットンなどの場合だと、洗濯機マークや手洗いマークがついている場合が多いです。
洗濯できないものとしては、ウールやシルク、レザーなどの素材があります。
自宅での洗濯で素材が縮んでしまったり痛めてしまう可能性があるので、こちらもクリーニングに出した方が良いでしょう。
ダウンジャケットの洗い方は?自宅で洗う際のポイント
手洗いの場合と洗濯機で洗う場合の、それぞれの洗う手順やポイントを紹介します。
ダウンジャケットを手洗いする方法
手洗いの場合、しっかりと汚れを確認しながら洗うことができます。
また、洗濯機に比べて優しい力で洗えるので、洗濯によるダメージが気になる方は手洗いがおすすめです。
1.形を整える
フードが取り外しできる場合は取り外し、形を整えます。
襟や袖など部分的にひどい汚れがある場合は、
洗剤をつけたスポンジやタオルで叩き、汚れを落としておきましょう。
2.ぬるま湯に洗剤を溶いて優しく押し洗いをする
浴槽や洗濯槽などにぬるま湯をためて、中性洗剤で押し洗いをします。
ダウンやニットが洗える専用の洗剤やおしゃれ着用の洗剤がおすすめです。
羽毛は浮いてきやすいので、手で押さえて沈ませながら洗います。
3.しっかりすすいでから脱水をする
水を2〜3回かえてしっかりすすぎをしてから、脱水をします。
洗濯機を使わない場合は、絶対に絞らずに、大きなバスタオルでダウンジャケットを挟むようにして、何度かタオルを換えながら水気を取っていきます。
水気が取れたら、ある程度水分が抜けるまで、タオルの上などで平置きして乾燥させます。
4.陰干しでしっかり乾かす
ある程度水分が抜けたら、ハンガーを使って、室内干しや陰干しでしっかり乾かしましょう。
風通しを良くして、中の羽毛までしっかり乾くようにするのがポイントです。
水気が多い状態でハンガーを使ってしまうと、重さで型崩れの原因となってしまうので、脱水はしっかりしてくださいね。
ダウンジャケットを洗濯機で洗う方法
洗濯機の「手洗いモード」や「ドライモード」を使えば、洗濯機でも手軽にダウンジャケットを洗うことができます。
1.洗濯ネットに入れて洗濯槽のぬるま湯に押し込む
ダウンジャケットの形を整えて折りたたみ、洗濯ネットへ入れます。
洗濯槽に全体が浸る量のぬるま湯、洗剤を入れて洗剤水を作っておきましょう。
羽毛は浮きやすいので、洗濯を開始する前に何度か押し込んで、水の中へ沈めるようにすると浮いてきづらくなります。
2.手洗いやドライモードで洗濯をする
洗濯機の「手洗いモード」や「ドライモード」で洗いましょう。
「おしゃれ着洗い」といった名前の洗濯機もあります。
3.脱水をする
30秒〜1分以内で脱水をします。
脱水時間が長くなると中の羽毛が偏ってしまうため、脱水時間はなるべく短くしておきましょう。
どうしても足りない場合は、30秒ごとに止めてほぐすのを2〜3回行うと、羽毛の偏りを防ぐことができます。
4.形を整えてダウンの偏りをなくして陰干しをする
脱水が終了したら、中の羽毛をほぐすように形を整え、風通しの良い場所で陰干しをしましょう。
ダウンジャケットを自宅で洗って失敗しないためには?注意点を確認
ダウンジャケットを自宅で洗うと、失敗することもあるかもしれません。
ここでは、失敗例と対処法を紹介しますので、自宅で洗う際の参考にしてみてくださいね。
【失敗例】羽毛が偏る、ぺちゃんこになる
一度乾いてしまうと中のダウンの偏りは戻らないので、濡れているときに均一になるようにほぐして整えておくのがポイントです。
乾いてから失敗に気づいた場合は、もう一度濡らして脱水をし、整えてから乾かすとふんわりとキレイに仕上がります。
また、乾きかけのときに、上下に振ったり、手で叩いたりすることで、ダウンジャケットがふわふわになりますよ。
干すときには、ハンガー選びも大切。
アームが長く太めのものを選ぶと、風が通りやすく乾きやすくなります。
【失敗例】シミができる
洗い残しなどの汚れがシミになってしまうことも。
シミができてしまった場合は、もう一度洗い直しをして、すすぎをしっかりするとキレイに落ちる場合もあります。
どうしても落ちないシミになってしまった場合は、クリーニングに出すことも検討してみましょう。
【失敗例】臭いが残る
臭いが残ってしまったら、ダウンの防臭処理が不十分であることが考えられます。
洗う時間を長めにして洗い直しをすると、臭いが気にならなくなる場合があります。
また、中の羽毛がしっかりと乾ききっておらず、生乾き臭がしている可能性も。
生乾き臭は一度ついてしまうとなかなか取れないので、乾かす際は風通しを良くして十分に乾燥させましょう。
【失敗例】乾燥機にかけて型崩れをしてしまった
ダウンジャケットは乾燥機にかけられるものと、そうでないものがあります。
乾燥機にかけられないものを乾燥機にかけてしまうと、型崩れや羽毛の飛び出しなどが起こってしまうため、気をつけましょう。
乾燥機にかけられるものは、洗濯表示で「タンブル乾燥処理ができる」と表示されています。
乾燥をする際は、生地を傷めないようファスナーやボタンは閉じておき、「弱(低温)」で乾燥させるようにしましょう。
ダウンジャケットをクリーニングに出す際にかかる費用の相場
ダウンジャケットを自宅で洗うのが大変な場合や、どうしても取れないシミや汚れがあるときは、クリーニングがおすすめです。
また、高級ブランドなど、価格の高いダウンジャケットもクリーニングが良いでしょう。
高級ダウンジャケットを専門に扱うクリーニング業者もありますよ。
ブランド物や高級素材を使用しているダウンは、羽毛の膨らみ具合も普通のダウンジャケットに比べて大きくなるのが特徴です。
高級ダウンとして出すことで専門的な技術によって、より本来の膨らみに近い仕上がりとなりますよ。
ここからは、ダウンジャケットをクリーニングに出す費用の相場をチェックしていきましょう。
【クリーニングの相場】
・ダウンジャケット 2,000〜3,000円
・ダウンベスト 1,500〜2,000円
・ダウンコート 2,500〜4,000円
・高級ダウン 8,000〜10,000円
【オプションの相場】
・シミ抜き 1,000〜2000円
・防臭 1,000円前後
・撥水加工 550〜1,500円
・防虫 550〜1,500円
・防カビ 1,000〜2,000円
汚れや傷みがひどく処分を検討している場合は「札幌市の服の捨て方は?リサイクルの方法も紹介」で、詳しい処分の方法を紹介していますので、ぜひあわせて読んでみてください!
ダウンジャケットは洗い方を知れば自宅で洗えるものもある
ダウンジャケットは、洗濯表示や素材表示をもとに、自宅で洗うことができるものがあります。
洗い方に気をつけながら手洗いや洗濯機洗いをすることで、クリーニング代を節約することもできますね。
・ダウンジャケットは、洗濯機マークと手洗いマークがあれば、自宅での洗濯は可能です。素材はナイロン、ポリエステルコットンなどに多くあります。
また、ウールやシルクレザーなどが使われていたり、手洗い不可のマークがある場合、クリーニングに出しましょう。
・ダウンジャケットの洗い方、手洗いの場合の手順は、形を整える、ぬるま湯に洗剤を溶いて優しく押し洗いをする、すすいで脱水をする、陰干しで乾かす。
洗濯機の場合の手順は、洗濯ネットに入れて洗剤を溶いたぬるま湯に押し込む、手洗いモードかドライモードで洗濯をする、脱水は1分以内で行う、形を整えて陰干しをする。
・自宅洗いで失敗を防ぐには、羽毛が偏らないようにほぐして整え、乾かしている途中でも上下に振ったり叩いたりすることでキレイに仕上がりやすくなります。
洗い残しがあるとシミになりやすいので、すすぎはしっかりと行いましょう。
・ダウンジャケットのクリーニング費用の相場は、通常のダウンジャケットで2,000〜3,000円、ダウンコートだと2,500〜4,000円、高級ダウンの場合は、8,000〜10,000円くらいとなります。