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ガス代が高い…!急に高くなった原因や節約方法をチェック
北国の暮らしをエネルギーでサポートする北ガスのTagTagです!
冬を迎える度に気になるガス代ですが、急に高くなったと感じることはありませんか?
暖房を使い出したなど明確な理由があると安心ですが、もしかしたら別の思わぬ原因があるかもしれません。
今回はガス代が高くなる原因とチェックポイント、そしてガス代を節約できる方法をご紹介します!
ガス代が急に高くなる原因は?チェックするポイントとは
電気やガスの検針票には、使用期間と使用量が記載されています。それらを記録し、分析することで、ご自分の家庭のエネルギー使用について、傾向を把握することができます。
前年同月の使用量が記載されている場合は、比較することで、増加しているのか減少しているのかわかります。
まずチェック方法ですが、ガス代は毎月の検針票で確認できます。
前の月と比べて高いと感じることがあっても、昨年の同じ月と比べると同じくらいだったということもあるので、検針票をよく確認してみましょう。
北海道ガスのガス検針票にも前年の同じ月の使用量が掲載されていますよ。
「当月ご使用量」欄の「参考」前年同月のご使用量を確認してみてください。
また、過去の使用量との比較に最も便利なのが会員サイトの利用です!
ご契約のガス会社で会員サイトのサービスがあれば、検針票がなくてもWEB上で過去の使用量を確認することができ便利です。
北ガスマイページ「TagTag(タグタグ)」では、前月や前年同月だけではなく、過去2年分の使用量をいつでも振り返ることができます。
北海道ガスをご利用のお客さまはぜひ「TagTag」をご活用ください。
★北ガスマイページTagTag(タグタグ)新規会員登録はこちらから
ガス代が高くなった場合はここをチエック!
前月や前年同月と比較してガス代が高くなってしまったら、何が原因か気になりますよね。
考えられる原因として、いくつかチェックポイントを確認していきましょう。
気温や水温が下がった
寒くなる時期もその年によって様々ですよね。
気温が下がるとその分水温も下がり、設定温度まで温めるためにガスをより多く使用することになります。
地域によっては10月上旬頃から雪が降る地域もありますので、昨年と比べて寒くなる時期が早くないかチェックしてみましょう。
ガス機器を買い替えた、新たに購入した
一般家庭用の給湯器の寿命は10年とされています。
今までより能力が高い機器に買い替えた場合はガスの使用量が増える場合があります。
また、衣類乾燥機やファンヒーターなどを増設した場合も当然使用量には変化がありますね。
プロパンガスの使用をしている
ガスには個別のガス会社が取り扱う「プロパンガス(LPガス)」と、導管でガスを供給する「都市ガス」の2種類があります。
都市ガスはガス管を通して供給されますが、プロパンガスはガス会社が家庭にボンベ等を使って個別配送します。
各ガス会社で自由に料金が決められるため、プロパンガスは配送コストの兼ね合いもあり、都市ガスと比較すると価格は高く設定される傾向があります。
実際のガス料金は各社異なるため、ご自身の契約先の会社の料金表とを確認してみてください。
すぐには調べられない場合は、以下の北海道地区の金額も参考になります。
プロパンガスの場合(北海道の平均値)
基本料金 | 5㎥ | 10㎥ | 20㎥ | 50㎥ |
2,143円 | 6,259円 | 10,137円 | 17,394円 | 38,523円 |
(参考:石油情報センター「一般小売価格 LP(プロパン)ガス 確報(偶数月調査)2021年8月」)
都市ガスの場合(札幌・小樽・千歳・函館・北見 ガス種:13A地区)
※原料費調整額を除く
基本料金 | 5㎥ | 10㎥ | 20㎥ | 50㎥ |
946.00円 | 1,003円 | 2,006円 | 3,335円 | 8,340円 |
ガス料金の単価やプランが値上がりした
ガス代が高くなることへ心当たりがない場合は、単価の値上がりや、料金プランの内容が変わっているかもしれません。
気になる場合はガス会社へ問い合わせてみましょう。
世帯人数が増えたことでライフスタイルが変わった
家族の人数が増えたことで、お風呂に入るタイミングがずれて追い焚きの頻度が増えたり、洗い物の量が多くなったりなど、ライフスタイルが変わることもガス代が高くなる原因となります。
生活自体を変えるのは難しいかもしれませんが、家族全員が節約への意識を持つことが大切ですね。
ガス代が急に高いと感じたら、こうすると節約できる!
普段からガス代が高いと感じていたら、使い方を見直して節約をしてみましょう。
家族の人数が多くても、少しの工夫でガスの使用量を減らすことができます。
ガス代を手軽に節約できる方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
お湯の温度を低めに設定する
寒くなると温度の高いお湯を使うことが多くなってきますが、やはりガス代は高くなります。
ガス代が気になるときは、無理のない範囲で設定温度を下げてみましょう。
食器を洗う時や普段の手洗いなどでも、温度を低めに設定しておくとお湯が温まりすぎるのを防げますよ。
お風呂の浴槽にこまめに蓋をしたり、保温シートを使う
家族の人数が増えたりライフスタイルが変わると、追い焚きの回数が増えてガス料金が上がってしまうことも。
1回でも追い焚きの回数を減らすために、お湯が冷めないように保温することが大切です。
家族がなるべくバラバラの時間の入浴にならないよう、時間を合わせることも工夫の1つと言えますね。
節水シャワーヘッドを使う
シャワーでのお湯の使用量が減ることで、ガス代の節約にもなります。
水道の節約になるのも嬉しいポイントですね。
キッチンの蛇口につけられるタイプもありますので、合わせて節水もしたい方にはおすすめです。
「節水シャワーヘッドの仕組みを解説!選ぶポイントも」もぜひご参考ください。
食洗機を使う
実は手洗いよりも食洗機でまとめて洗浄をする方が、お湯の量が少なく節約になります。
食洗機は持っているけどあまり使っていない方、食洗機の購入を検討している方は、ガス代・水道代の節約になるのでぜひ取り入れてみましょう。
食洗機がない家庭では、食器を洗うときの水は流しっぱなしにはせず、洗い桶などに溜めて洗うと節約になりますよ。
「手洗いと食洗機、節約にはどっちが効果的?安くするコツとは」も参考にしてくださいね。
調理方法を工夫する
ガスコンロを使っている家庭では、調理の際にもガスを使用することになります。
煮込み料理や蒸し料理など、長時間火にかけると当然ガスの使用量も増えてしまいます。
ガス代のことを考えると、長時間火をつけっぱなしにするものは回数を減らすなど、火を使う時間は短くしたほうが良さそうですね。
電子レンジで下ごしらえを済ませたり、圧力鍋を使うと、火にかける時間も短くできて節約につながります。
「コンロのガス代と電子レンジの電気代はどっちがおトク?」も参考に、上手に使い分けてみてください。
ガス代が高いと感じる原因を知って、ガスの使い方を見直そう!
ガス代が急に高くなったときは、ライフスタイルの変化や無意識のうちに高くなる原因を見過ごしている場合が考えられます。
まずは気候の変化や契約条件などを確認しましょう。
節約をする際は、お風呂やキッチンでの温度設定、お湯の節約などを心がけてみてくださいね。
・水温や気温の変化、新しいガス設備の購入によりガス代は変化します。
また、プロパンガスは都市ガスよりも価格が高くなる傾向があります。
・結婚や出産などで家族が増えたり、家族のライフスタイルが変わると、お風呂の追い焚きが増えるなどガスの使用量に影響がある場合も。
水温を無理のない範囲で下げたり、浴槽の蓋や保温シートで追い焚きの回数を減らしましょう。
・食洗機を活用する、煮る・蒸すなどの長時間火をつけっぱなしにする調理方法は回数を減らす、電子レンジで下ごしらえをする、圧力鍋を活用するなどの対策をとると、ガス代の節約になります。
作り置きをしておくのも、毎回のガス代を節約できますよ。
家族が多いとなかなか難しい場面もあるかもしれませんが、ガス代が高くなる原因を知って、ガス代を安く抑えるための節約方法をぜひ取り入れてみましょう。