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クローゼットの服のカビ対策5つを紹介!カビの落とし方も知ろう
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湿気が多い季節で心配なのが、カビの発生ですよね。
今回は、クローゼットの服のカビ対策についてです!
大切な服にカビが発生する前に、ポイントを抑えてしっかり対策を行い、湿気の多い夏も安心して迎えましょう!
発生してしまったカビへの対処法についても解説していますので、こちらもチェックしてみてくださいね。
クローゼットの服にカビが生えてしまう原因は?
クローゼットの服のカビの発生にはいくつかの原因が考えられます。
ここでは原因の例を3つ紹介しますのでチェックしてみましょう。
①通気性が悪い
クローゼットを閉め切っていると空気がこもりやすく、カビが繁殖する原因となってしまいます。
また、衣類を隙間なく収納するのも通気性が悪くなる原因となります。
②湿度が高い
湿度が高いとカビが発生しやすくなります。
また、クリーニングに出した衣類にかかっているビニール袋をそのままにしておくと湿気がこもってしまうため、注意が必要です。
③ホコリや汚れが付着している
実は、カビはホコリも栄養として繁殖してしまうため、ホコリが溜まる環境はNG。
また、一度着た服は、汗や皮脂などの汚れの付着も考えられます。
この汗や皮脂の汚れもカビの繁殖を招いてしまいます。
クローゼットの服のカビ対策を5つ紹介!
一般にカビの発生しやすい資料の場合、温度25度のとき、相対湿度が70パーセントだとカビは数か月で繁殖し、75パーセントを越すとその速度は急激に早まり、90パーセントではわずか2日で目に見える程度まで繁殖するといわれている
文部科学省 「カビ対策マニュアル 実践編」より
クローゼットの服のカビは誰もが避けたい問題ですよね。
ここでは、カビ対策の方法を5つ紹介します。
湿気が多くなる時期は特にしっかり対策しておきましょう!
対策①クローゼットの掃除をする
クローゼットは特にホコリが溜まりやすい場所なので、こまめに掃除をすることが大切です。
掃除をすることで、カビの栄養分が減るため、カビ対策となりますよ。
掃除をする際は、消毒用エタノールを使ってクローゼット全体を拭いたり、壁に吹きかけたりすることで簡単にカビの発生・臭いを防ぐことができます。
拭きあげたあとは、1時間ほど扉を開けてしっかりと乾燥させることも大切です。
対策②除湿・換気をする
カビの発生の大きな原因は湿気です。
湿気がたまらないように、クローゼットを閉め切らないなど通気性をよくすることが大切です。
布団を収納する際は、寝ている間の湿気が溜まりやすいので、朝起きてから畳むまで少し時間を置いて、湿気をある程度逃しておきましょう。
また、定期的に布団乾燥機などで布団を乾燥させるのもカビ対策としておすすめです。
カビは湿度が60%を超えると繁殖しやすいといわれているため、どうしても湿度が高くなってしまう場合には、除湿剤や除湿機などを置くことで効果的にカビ対策が行えますよ。
対策③収納する衣類を多くしすぎない
衣類が多いとそれだけ通気性が悪くなってしまいます。
衣類を減らして通気性を良くすることでカビの発生を防ぎましょう。
対策④衣類の汚れを落としてから収納する
衣類に汚れが残っているとそこからカビが発生しやすくなります。
汗、皮脂の汚れだけでなく、食べ物の汚れなどもカビの栄養分となってしまうので、洗濯できるものは洗濯をしてしっかり乾かしてから収納しましょう。
自宅で洗濯ができないものは、クリーニングをしてからの収納がカビ対策にはおすすめです。
対策⑤洗濯槽の掃除をする
カビの発生源はクローゼットの中だけが原因とは限りません。
洗濯槽にカビが付いていると、そのカビが衣類に付着し繁殖することも考えられます。
定期的に洗濯槽も酸素系漂白剤や塩素系漂白剤を使って掃除を行いましょう。
クローゼットだけでなく、家の中の湿気対策については「家の湿気対策を万全に!発生源や影響を知って早めの対策を」で詳しく解説をしていますので、ぜひあわせてお読みください!
クローゼットの服がカビてしまったときの対処法
服がカビてしまった場合の対処法の例を紹介します。
自宅でできる対処法もあるのでチェックしてみてくださいね。
対処法:クリーニングに出す
カビが発生しているものは追加料金がかかる場合もありますが、自宅での対処が難しい場合は、クリーニングに出すこともできます。
ただし、カビの状況により依頼できるかどうかはお店の判断となるようなので、まずはクリーニング店に相談するようにしましょう。
対処法:カビ取り剤を使う
衣類用のカビ取りスプレーを使ってカビを除去することができます。
カビ取りのほか、カビ予防にも使えるので、1つ持っておくと役立ちそうですね。
対処法:酸素系漂白剤を使う
30〜50℃位のお湯に酸素系漂白剤を溶かして浸け置きすることでカビ取り効果もあります。
粉末タイプや液体タイプがありますので、使いやすいほうを選びましょう。
なお、塩素系漂白剤は、衣類で使用すると脱色してしまうため、使わないでください。
白カビの場合
見た目が綿毛のようなふわふわとした白カビは、衣類に繁殖しやすいカビです。
屋外でカビを払い落としてから、消毒用エタノールを吹きかけ、洗濯機に酸素系漂白剤を入れて洗濯をします。
洗濯をする際に30〜50℃のお湯を使うと効果的です。
黒カビの場合
濃い茶色にも見える黒カビは、見た目も悪く、一度付いてしまうとなかなか落ちない厄介なカビです。
液体タイプの酸素系漂白剤をカビに直接塗り込み、その後に酸素系漂白剤を溶いたお湯に浸け置くことで、カビが落ちやすくなります。
浸け置き時間はカビの発生の度合いによります。
最大2時間ほどをメドに、30分おきぐらいでカビが落ちているか見ながら行いましょう。
お湯を含ませたタオルで拭き取る
この方法の注意点は、制服やスーツなどのウール素材で、すぐにクリーニングに出せないときの応急処置となることです。
カビの部分を洋服ブラシで落とし、40℃くらいのお湯に浸け固く絞ったタオルでカビを叩きます。
カビが目立たなくなったら、ドライヤーでしっかり乾かします。
表面を拭き取るだけでは、カビの発生源は除去できていない可能性があるため、後日クリーニングに出すようにしましょう。
クローゼットの服のカビ対策は早めにしておこう!
クローゼットの服のカビは、高温多湿な環境でホコリや汚れが溜まっていると発生しやすくなります。
早めに対策をすることで、カビから大切な洋服を守り、湿気が多い日も快適に過ごすことができますよ。
・クローゼットの服にカビが生えてしまう原因には、通気性が悪く、湿度が高い、ホコリや汚れが付着していることが考えられます。
・カビの発生を防ぐには、クローゼットの掃除をこまめに行うこと、除湿・換気をすること、収納する衣類を多くしすぎないこと、汚れを落としてから収納すること、洗濯槽の掃除をすることが効果的です。
・服がカビてしまったときは、クリーニングに出す、カビ取り剤を使って除去する、酸素系漂白剤に浸け置きする方法があります。
制服やスーツなどの場合、応急処置としてお湯を含ませたタオルで拭き取るという方法もありますが、できれば早めにクリーニングに出すようにしましょう。