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札幌市の電子レンジの捨て方を解説!資源化できる可能性も
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家電を捨てる際は、ごみとして処分できるのか気になりますよね。
電子レンジは小型家電なので、自治体によっては大型ごみや燃えないごみで出せます。
今回は、札幌市での電子レンジの捨て方や、ごみとして捨てる以外の方法もご紹介します。
札幌市の電子レンジの捨て方は?
札幌市で電子レンジを捨てる場合、指定ごみ袋に入るサイズなら「燃やせないごみ」、それ以上のサイズは「大型ごみ」に分けられます。
それぞれの捨て方についてご紹介します。
電子レンジを燃えないごみとして捨てる方法
札幌市では燃えないごみの収集は4週に1回です。
必ず指定ごみ袋(有料)に入れ、収集日の朝8時30分までにごみステーションに出してください。
収集日は地区ごとに異なりますので、収集日カレンダーで確認してくださいね。
電子レンジを大型ごみとして捨てる方法
札幌市では大型ごみを捨てる方法は2つあります。
・戸別有料収集…大型ごみ処理手数料を払って家まで収集に来てもらう方法
・自己搬入…自分で市の処理施設にごみを持ち込む方法
それぞれ具体的な手順をご紹介します。
戸別有料収集の場合
戸別有料収集の手順は以下のとおりです。
①大型ごみ収集の申し込みをする
インターネット・電話・FAXで大型ごみ収集センターに申し込みます。
インターネットの場合、申し込みページからメールアドレスを送信し、その後送られたメールのURLから以下の入力を行います。
・氏名、電話番号、住所、住居形態
・ごみを出す場所
・出す大型ごみの品目
・大型ごみを出す日
入力後、大型ごみ処理手数料の金額が表示されます。
支払方法は電子決済か、大型ごみ処理手数料シールの購入のどちらかを選択してください。
大型ごみ処理手数料シールは、札幌市内のスーパー、コンビニエンスストア、ドラッグストア、ホームセンターなどで購入可能です。
電話・FAXの場合は、大型ごみ収集センターにインターネット同様の項目を伝えた後、大型ごみ処理手数料シールを購入してください。
一度に申し込みできる大型ごみは1回10個までです。
大型ごみの収集申し込みは、収集希望日の2週間前から受付ができます。
区ごとに収集の曜日や申し込み期限の曜日が異なりますので、申し込む際は札幌市のホームページを確認してくださいね。
各連絡先は以下のとおりです。
・電話:011-281-8153(9時~16時30分、日曜日・12月29日~1月3日以外は受付可能)
・FAX:011-281-4622
※介護を必要とする方などのごみ出しを支援する、さわやか収集(札幌市要介護者等ごみ排出支援事業)については、インターネットで受付しておりません。
大型ごみ収集センターにお電話でお申し込みください。
※札幌市廃棄物の減量及び処理に関する条例第47条に基づく、大型ごみ処理手数料の減免については、インターネットで受付しておりません。
大型ごみ収集センターにお電話でお申し込みください。
②大型ごみを出す
メール・電話・FAXで伝えられた4ケタの受付番号を記入した「大型ごみ処理手数料シール」を大型ごみの見やすいところに貼ります。
電子決済の場合はシールは不要ですので、紙に受付番号を記入し、シールと同様に貼ってください。
(紙の大きさの目安は80mm×85mm~A4サイズくらいまで)
大型ごみが複数ある場合は、それぞれの大型ごみに貼ります。
収集日当日の朝8時30分までに、玄関前など入力した場所に出してください。
原則、収集時の立ち会いは不要です。
自己搬入の場合
電子レンジの場合、札幌市内の破砕工場に自分で直接持ち込んで捨てることが可能です。
焼却手数料は200円/10kgで、破砕工場は3カ所あります。
・発寒破砕工場:札幌市西区発寒15条14丁目2-30 電話:011-667-5311
・篠路破砕工場:札幌市北区篠路町福移153 電話:011-791-2516
・駒岡破砕工場:札幌市南区真駒内602 電話:011-582-9733
受入時間は9時〜16時で、日曜日と1月1日〜3日以外は受け入れ可能です。
詳細は札幌市のホームページでご確認くださいね。
札幌市では電子レンジを資源にできるケースも
札幌市では、小型家電リサイクル法に基づき、ご家庭で不用になった家電製品と付属品(コード類、リモコン、アダプタなど)を無料で回収し、家電製品に含まれている金、銀、レアメタル等の有用金属をリサイクルしています。
札幌市では、家電製品に含まれている金、銀、レアメタル等の有用金属をリサイクルするため、小型家電の回収も行なっています。
小型家電回収ボックスでの無料回収と、国の認定を受けた民間事業者による回収がありますので、それぞれご紹介します。
小型家電回収ボックスでの無料回収
札幌市内には小型家電回収ボックスが6カ所あります。
回収できる条件や手順をご紹介します。
回収可能な家電
回収ボックスが受け入れ可能な家電の条件は以下のとおりです。
・家庭で不要になった小型家電(事業所から出るものは対象外)
・30㎝四方の投入口を通る大きさ
・回収しない品目に該当しないもの
横や斜めにして投入口を通る大きさであれば回収可能です。
壊れたものや付属品(コード類、リモコン、アダプタなど)、電池で動くもの(時計やゲーム機など)、パソコン本体(ノート型、デスクトップ型、モニター一体型)も回収できます。
回収しない品目
回収ボックスで回収しない家電の条件は以下のとおりです。
・家電4品目(テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機、エアコン)
・加熱式たばこ・電子たばこ
・モバイルバッテリー
・電動鼻水吸引器
・温水洗浄機付便座
・木製の家電製品(木製スピーカー、木製の時計など)
・布製の家電製品(電気毛布、電気カーペットなど)
・フロン含有製品(フロンを使用する除湿機、冷風機、冷水器、空気清浄機など)
・家電リサイクル法対象外のテレビ(有機ELテレビ、ポータブル液晶テレビ、プロジェクションテレビ、車載用液晶テレビなど)
・パソコン用モニター(ブラウン管モニター、薄型液晶モニターなど全てのパソコン用モニター)
・電池・バッテリー(内蔵されて取り外せない場合は、そのまま持ち込みが可能)
その他にも蛍光管や電球、CDなどのディスク類、インクカートリッジ、ごみや汚れ、液体などは取り除いてから持ち込んでください。
携帯電話やパソコン類は個人情報を削除しておきましょう。
持ち込む際は、ビニール袋や箱に入れずに、そのまま施設の職員に渡してください。
回収ボックスの場所や利用時間などは小型家電回収ボックス一覧を参考にしてくださいね。
国の認定を受けた民間事業者による回収
国の認定を受けた民間事業者による小型家電の回収は、「無料回収拠点」「家電量販店」「宅配便」の3種類があります。
無料回収拠点での回収
無料回収拠点は、「じゅんかんコンビニ24」と「リサイクルステーション」の2種類があります。
市の回収場所では回収できない、比較的大きい小型家電も回収可能ですので、詳細はホームページをご確認ください。
家電量販店での回収
札幌市内の一部家電量販店では、小型家電の回収を行なっています。
回収方法などの詳細は、各家電量販店のホームページをご確認ください。
宅配便での回収
リネットジャパンによる宅配便での小型家電・パソコンの回収が可能です。
宅配業者が希望の日時に回収してくれるので、持ち込む手間が省けます。
申し込み方法や料金などは、リネットジャパンのホームページをご確認ください。
札幌市で電子レンジを捨てる前にリユースも検討を
札幌市で電子レンジを捨てる方法はさまざま!
札幌市では電子レンジをごみとして捨てる方法だけでなく、資源としての回収やリユースなどを行なっています。
電子レンジの状態や、各家庭に合った処分の方法を選んでくださいね。
・札幌市で電子レンジを捨てる場合、燃えないごみか大型ごみとして出せます。
大型ごみは戸別有料収集と、自己搬入のどちらかで処分が可能です。
・札幌市では電子レンジなどの小型家電を資源として回収するサービスがあります。
市が回収する小型家電回収ボックスと、民間事業者による回収がありますので、目的に合った回収先を選ぶと良いでしょう。
・電子レンジを捨てる以外にリユース(再利用)という選択肢もあります。
札幌市と提携しているリユース業者やフリマサイトなどを利用してみましょう。