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お米の保存にベストな方法をご紹介! 美味しく保存するための注意点も

こんにちは!
北国の暮らしをエネルギーでサポートする北ガスのTagTagです!

 

主食として毎日食べるお米。
お米は常に家にあると思うのですが、お米の正しい保存方法を知っていますか?

 

お米は正しい保存をしないと味や鮮度が落ちてしまうのはもちろん、虫やカビの原因になってしまうこともあるんです。

 

今回はお米を美味しく食べるために、最適な保存場所や保存方法、保存時の注意点などについてご紹介しますね!

お米の正しい保存場所は「冷暗所」!保存に向かない場所もチェック

お米は生鮮食品です。お米も鮮度が命!

お米の保存は、温度が低く、湿度が少なく、直射日光が当たらない暗い場所!

(湿度70%前後、温度15℃以下)

お米の専門店「ライスピア米蔵」ホームページより

なんとなくお米は保存食だと思っていませんか?
実は、お米は生鮮食品なんです!
正しい保存をしていないと、お米の鮮度や味が落ちたり虫やカビの発生につながったりしてしまいます。

 

お米の保存で気を付けたいのは、温度と湿度です。
直射日光を避けた湿度が低く涼しい場所(10~15℃程度)、つまり「冷暗所」で保存しましょう。

 

冷暗所として、もっともおすすめの保存場所は冷蔵庫です。

 

冷蔵庫なら日光も当たりませんし、湿度も温度も低く保たれています。
冷蔵庫で保存する場合は冷気の吹き出し口の近くや冷凍庫は避けて、冷蔵室や野菜室などで密封された容器に入れて保存しましょう。
冷蔵庫での保存が難しい場合は、食品庫や棚などでの常温保存も可能です。
直射日光を避け、温度と湿度を低く保てる場所、風通しの良い場所で保存してください。

 

逆にお米の保存に向かない場所は水回りです。
キッチンのシンク下に保存している人も多いと思いますが、水がかかったり湿気がついたりしてお米にカビが生える原因になってしまいます。
電子レンジや冷蔵庫、炊飯器などの電化製品の近くに保存するのも、温度が上がりやすいためおすすめできません。

密閉できる保存容器でお米を長持ちさせよう

鮮度と美味しさを保ちながら保存するには、保存容器も大切です。
お米は空気に触れた部分から酸化して鮮度が失われていってしまいますので、密閉できる容器で保存するのがおすすめです。

 

お米を買ってきた後、袋のまま保存していませんか?
お米の袋は通気性を確保するための小さな穴が開いていることがあり、そこから空気が入って酸化につながる可能性があります。
酸化が進むと味が悪くなったり、独特の古米臭が発生するなど、お米の鮮度を保てません。
美味しいお米を食べるためにも、保存におすすめな容器をご紹介します!

 

パッキンの付いた保存容器

パッキン付きの蓋がある保存容器は、しっかり密閉できるのでおすすめ。
100円ショップなどでも種類豊富に販売されています。

米びつ

昔ながらの米びつも保存容器の一つ。
桐やヒノキなど天然木材を使った米びつは、密閉性は高くないですが調湿効果や防虫効果があり、お米の保存に向いています。
自動計量機能など便利な機能付きの米びつもあります。

 

ペットボトル

キャップを閉めて、しっかり密閉することができます。
透明なので在庫管理もしやすいですし、立てても寝かせても保管が可能。
冷蔵庫のドアポケットに収まるサイズで扱いやすいです。

 

ジッパー付きビニール袋

こちらも密閉可能な容器です。
たくさんの量は入らないので、1人暮らしや、1度に購入する量が少ない家庭向きです。
保存容器は透明なものを使うと中身が見え、在庫管理がしやすいです。
また、古いお米を新しいお米につぎ足すのはNGです。
1回ずつすべて使い切り、空の容器をきれいに洗ってしっかり乾かしてから新しいお米を入れるようにしましょう。
特に容器の隅に汚れがたまりやすいので注意してください。

 

ペットボトルやジッパー付きビニール袋なら使い捨てや交換もしやすく衛生的ですね!

お米の保存でここに注意すると、もっと美味しく長く保てる!

繰り返しますが、お米は生鮮食品です。
温度と湿度に気を付けて保存し、できるだけ早く食べきることが重要!
精米されたお米の保存期間は、春・秋なら1ヵ月程度、冬なら2ヵ月程度、夏場や梅雨時期など湿度の高い時期は2~3週間程度が目安です。

 

玄米や一部を精米した「分づき米」は、胚芽やぬかが残っている分、精米されたお米よりも保存期間が短くなるので注意してください。

 

お米の保存で一番気にしてほしいのは湿度です。
お米に水がかかるのはもちろん、湿度が高いとお米が水分を吸い、カビが生えてしまうおそれがあります。
通気性の良い場所へ保存する、乾燥材をいれるなどの湿度対策は忘れずに。
先ほど紹介した桐の米びつも通気性が良く、おすすめですよ。

 

さらに、お米は水分を吸い取ると同時に匂いも吸いとります。
お米の近くに香水や洗剤、灯油など匂いの強いものを一緒に保管していると、米がそれらの匂いを吸ってしまうので注意しましょう。

 

また、防虫対策も忘れずに!
保存場所の温度や湿度などの条件によっては、お米に虫がわいてしまう可能性もあります。
冷蔵庫での保存ができない場合は、米びつの中に防虫剤を入れておくと虫がわくのを防げます。
鷹の爪やニンニク、ローリエの葉なども同様の効果を期待できますよ。

お米を正しく保存して美味しく保とう!

お米は生鮮食品です。
正しい保存方法で鮮度と美味しさを保ちましょう。

 

・お米の保存に一番向いている場所は冷蔵庫です。常温保存をする場合は直射日光を避け、温度は15℃以下、湿度が低く風通しの良い場所で保存しましょう。湿度のあるシンク下や、温度が上下する電化製品のそばでの保存はおすすめできません。

 

・お米は密閉できる容器での保存がおすすめです。パッキン付きの蓋がある保存容器やペットボトルジッパー付きビニール袋など。桐やヒノキの米びつは密閉性は低いですが、調湿効果や防虫効果があります。保存容器はこまめに洗って清潔を心がけましょう。

 

・お米は生鮮食品なのでできるだけ早く食べきりましょう。湿度と風通しに気を付けてカビをはやさないように注意してください。保存条件によっては虫がわく恐れもあるので、防虫剤のほか鷹の爪やニンニク、ローリエの葉などを米びつに入れて防虫対策をしておきましょう。

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