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野菜の常温保存のコツをご紹介!向いていない野菜も確認
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みなさんは、野菜を買ってきたらどのように保存をしていますか?
とりあえずなんでも冷蔵庫に入れている、という人も多いのではないでしょうか。
実は、野菜には常温保存をしたほうが、おいしさも鮮度も長持ちするものもあるんです!
今回は、野菜の常温保存についてのご紹介です。
簡単な準備で始められますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
野菜の常温保存のコツを押さえて長持ちさせよう
常温とは、JIS規格では、20℃±15℃、食品衛生法では添加物の通則の中で、15℃〜25℃とされています。
ここでは、野菜を保存することを考え、20℃前後と捉えると安心して常温保存を活用することができるでしょう。
また、常温保存をするにあたって、ここでは2つのポイントを紹介していきます。
ポイント①直射日光が当たらない場所に置く
直射日光が当たる場所では温度が上がりすぎてしまいます。
野菜の常温保存にはできるだけ新聞紙に包んでの保管がおすすめです。
さらに紙袋や段ボールなど光を通さない場所に保管しておくと、隙間から光が入るのも防ぐことができるので安心ですね。
ポイント②風通しの良い冷暗所に置く
風通しが悪いと、温度だけではなく湿度も上がってしまいます。
野菜を買ったときに入っているビニール袋は風を通さないので、別の紙袋などに移して保管しておくのもポイントです。
紙袋以外にも、ネットやザル、カゴなど通気性が良いのでおすすめですよ。
常温保存に向いている野菜は?
常温保存に向いているのは、芋類や根菜類です。
簡単な準備で常温保存ができるので、ぜひできそうな野菜から始めてみてくださいね。
ただし、常温保存に向いているといっても、高温多湿な環境では常温保存は難しいため注意が必要。
気温が30℃前後となる夏場はいずれも冷蔵庫での保存をおすすめします。
それでは、常温保存に向いている野菜をチェックしてみましょう。
たまねぎ
たまねぎは、ネットに入れて吊るして保存します。
吊るすのが難しい場合は、たまねぎを1つずつ新聞紙に包んでカゴや段ボールに入れる方法でも保存することができますよ。
段ボールに入れる際やネットで保存する際には、1つ入れるごとに結び目を作るなど、たまねぎ同士が触れ合わないようにするのが長持ちするポイントです。
新たまねぎは水分が多いので常温には向きません。
必ず冷蔵庫で保存してくださいね。
じゃがいも
じゃがいもは新聞紙を敷いた段ボールに入れます。
段ボールの蓋は開けたまま、上に新聞紙を軽くかけておくと通気性を維持することができます。
ごぼう
ごぼうは泥を落とさないのがポイント。
新聞紙で包んで保存します。
かぼちゃ
かぼちゃはカットせず丸ごと保存します。
カットしたものは傷みやすいため、ラップをして冷蔵保存しましょう。
さつまいも
さつまいもは、1本ずつキッチンペーパーで包んでから更に新聞紙で包みます。
まとめてポリ袋などで保管ができます。
常温保存に向いていない野菜もチェック!
常温保存に向いていない野菜を常温保存してしまうと、食材を傷めてしまう原因になってしまうことも。
ここでは常温保存に向いていない野菜もチェックしていきましょう。
葉物野菜
ほうれん草や小松菜などの葉物野菜は、葉の部分から水分が蒸発しやすいため、常温保存だと傷みが早まってしまいます。
できるだけ萎れてしまわないよう、冷蔵保存をしましょう。
きのこ類
湿気など水分があると傷みやすいので、常温保存には向かない野菜です。
きのこ類は冷凍すると旨みや栄養価がアップするので、乾いた状態でラップに包んでから、冷凍保存がおすすめです。
水分をきちんと取ってバラバラにした状態で冷凍すると、使いたい分だけ取り出せて便利です。
もやし
もやしは水分が多く傷みやすいため、冷蔵保存でもなるべく早く食べたほうがおいしく食べられる野菜です。
常温保存はすぐ鮮度が落ちてしまうので向いていません。
夏野菜
トマトやピーマン、ナスなどは、冬場以外は常温保存をするには難しいですが、冷蔵庫だと温度が低すぎてトマトの甘みが弱くなったり、ナスの種が黒くなったりと低温障害が起きやすくなってしまいます。
こういった野菜は、キッチンペーパーで包んで保存袋に入れてから冷蔵庫へ入れることで冷やしすぎを防ぐことができますよ。
使いかけの野菜
たまねぎやかぼちゃなどは、カットしてしまったら、ラップやビニール袋に入れて冷蔵保存しましょう。
このほかに、冷凍に向いている野菜については「野菜は冷凍すると便利に使える!冷凍のメリットや解凍時の注意点も紹介」で詳しく紹介していますので、あわせて読んでみてくださいね!
野菜は常温保存も活用しておいしく長持ちさせよう
常温保存に向いている野菜は、いつもは冷蔵保存していたものを常温保存にすることで、おいしく長持ちさせられる場合もあります。
常温保存に向いていない野菜には注意が必要ですが、ぜひ常温保存を賢く活用してみてくださいね!
・常温保存のコツは、温度湿度の上昇や傷みを防ぐため、直射日光が当たらず、風通しの良い冷暗所におくことが大切です。
新聞紙や紙袋、ネットやザル、かごなどを利用して通気性を保ちながら保存するようにしましょう。
・常温保存に向いているのは、たまねぎ、じゃがいも、ごぼう、かぼちゃ、さつまいもなどです。
それぞれ新聞紙で包んだり、段ボールに入れたりするなど、その野菜に合った保存方法で保存をしましょう。
・常温保存に向いていないのは、葉物野菜、きのこ類、もやし。
どれも水分が多く常温保存だと傷みやすくなってしまうため、冷蔵保存がおすすめですよ。